BGGの2025年ソロボドゲランキング 201位以降

BGGのソロボドゲランキング、「2025 People’s Choice Top Solo Games」の250位までのランキング発表と生データが公開されたので、こちらも見ていこうと思います。

(250位までの記事はこちらで、生データ公開の投稿はこちら


以下は201~250位。ここまでは通常フォーマットで発表されてます。


208位:The Lost Expedition(↓28)
雰囲気はいいんだけど、見栄え重視でちょっと遊びづらいところがあるのが若干の残念ポイント。
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215位:Mini Rogue(↓110)
まさかの110ランクダウン。PnPだと妥当なサイズ感が、リテールだとちょっと少なく感じてしまうところはあるかもしれない。
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230位:The Isle of Cats(↑9)
今年steamでデジタル版がリリースされました(日本語対応はなし)。
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233位:Pathfinder Adventure Card Game: Rise of the Runelords – Base Set(↓52)
「必ず出します」宣言から5年、日本語版はついに今年リリース断念宣言がされました。まあ分かってはいましたが……。
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238位:Architects of the West Kingdom(↓95)
これも95位ダウンと大幅な転落。「Works of Wonder」拡張を入れるとかなり良くなるらしい。
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246位:Unmatched Adventures: Tales to Amaze(↑77)
黄金バットでプレイできるゲーム。積んでるので遊んだら紹介します……。

248位:Gears of War: The Board Game(↓20)
古いゲームだし、IPものということで再販もされず入手性に難があるので、ランキング上昇はあまり期待できないかな……。
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ここまでがランキングで発表されたタイトル。以下は生データからの抜粋。BGGページへのリンクがないので同名の別ゲームの可能性があります。


258位:Dieson Crusoe(↑111)
ビデオパッケージに入ったSolo Game of the Monthシリーズ。積み中。

294位:Mr. Cabbagehead’s Garden(↑127)
キモカワガーデニングゲー。なぜかの躍進。
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295位:Unbroken(↓14)
激ムズダンジョン脱出サバイバル。KSトラブルがない世界線があったなら……。
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300位:Fallout(↓14)
イベントが半端なまま終わる仕様がやっぱり気になってしまう。
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371位:Deep Space D-6(↓133)
PnP発の宇宙船ディフェンスダイスプレイスメント。リメイク版よりこっちのほうがシンプルで遊びやすいかも。
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415位:S.T.A.L.K.E.R. The Board Game(↑555)
ようやうKS版(の一部)が届き始めた評価。とはいえ完全版にはなってないし、英語版以外はこれから、リテール版は出るのかな(出なさそうかも)?
積み中。

453位:One Deck Galaxy(↓34)
これについてもそろそろ正式版を評価すべきなのかもしれない。
プレビュー版紹介記事

478位:Oh My Goods!(↓167)
ソロルールのあるロングスデイル拡張は指定コンボの要求がきつすぎて辛かった……。
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486位:Thunderstone(↓131)
日本語版だと初代しか出てないけど、最新版は出さないのかなあ。
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520位:Ugly Gryphon Inn(↓46)
カードがかわいいPnPカードパズル。
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527位:SpaceShipped(↓188)
PnP版からリメイクされてちょこちょこ調整が入っている。

(WIP版紹介記事

602位:Black Angel(↓64)
宇宙船のAIになって遭遇する障害に対応するゲーム。得点の取り方が間接的で難しい。
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625位:Crystallo(↓175)
PnP発のファンタジーカード配置パズル。紆余曲折はあったものの、最終的にちゃんとリリースされてよかった。
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643位:Tiny Epic Defenders(↓57)
Tiny Epicシリーズは出すぎてて全然追えないけど、これは割とよかった。
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657位:Arkham Noir: Case #1 – The Witch Cult Murders(↓214)
シリーズまとめての集計。場所をとるのと、テーマ性が控えめなのは気になる。
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664位:Palm Laboratory(↑988)
Palm Islandの姉妹編。実質新作。
紹介は書いてませんが、旅行先でちょっと遊びました。

666位:Card Capture(↓34)
トランプでプレイするデッキ構築。これも一定数の愛好家がいる様子。
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685位:Atlantis Rising (Second Edition)(↑222)
コンポーネントが豪華なワカプレ。タイトルに反してアトランティスはどんどん沈んでいく。
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695位:Caverna: Cave vs Cave(↓128)
カヴェルナの対戦版付属のソロルール。コンポーネントは改良の余地ありという印象。
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707位:Pocket Landship(↓194)
PnP版はゲーム性があまり高くなかったのでイマイチ印象に残っていない。リテール版を評価すべきか……。
(PnP版紹介記事

723位:After Us(↑80)
ソロは激ムズのAfter Us。もうちょっとバランスを調整したバージョンが欲しい。
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731位:Maximum Apocalypse(↓411)
デジタル版もそろそろリリースされそうなMaximum Apocalypse。紹介記事は拡張版のもの。
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787位:Tiny Epic Zombies(↓277)
ゾンビテーマのTinyEpicシリーズ。コンポーネントが小さいことがちょっとゲーム感に悪影響を与えている印象はある。
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817位:XCOM: The Board Game(-)
ビデオゲームXCOMのボドゲバージョン。タブレットを併用するのは当時感(2015年)があるが、言語依存度が上がってしまう(そして訳しにくい)のは日本語話者としてはちょっと辛い。

1002位:Desolate(↓475)
白黒アートのPnPダンジョンクロール。悪くはないけど、エナジーセルが貴重すぎて選択の意味が下がってしまっている気はする。
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1024位:Death Valley(↓310)
美しい国立公園の景色の写真を撮影していくPnPカードゲーム。エモ気なテーマに反してルールは意外と攻撃的。
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1079位:KeyForge: Call of the Archons(↑179)
元々MTGのような対戦カードゲームだったのを、コロナ期にPnPのコンポーネントを追加してソロで遊べるように「Adventures」として公式からルールが公開されたという変わった経緯がある。
Adventuresの紹介記事

1091位:Elevenses for One(↑95)
イングリッシュティータイムをテーマにしたカードゲーム。運ゲーを軽さでカバーしている印象。
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1135位:Snowbirds(↑209)
渡り鳥テーマのPnPカードゲーム。ちょっとテーブルを広く取るのが難点。
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1142位:Dice Settlers(↑273)
タイル配置、エリアマジョリティ、ワカプレと人気メカニクスを詰め込んだ開拓ゲーム。タイル配置がちょっと場所をとる。
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1223位:Zombie in My Pocket(-)
古典PnPタイル配置ゲーム。「~in My Pocket」のバリエーションが多く出ている。去年は得票なしだったのが今年復活。ゾンビだけに(言いたかった)。

1256位:Deep Space D-6: Armada(↓39)
PnP発でリテールが出たDeep Space D-6をKSでリメイクしたもの。ちょっとバランス、というかルールデザインがバタバタしていて、最終的に作者がサポート放棄して雲隠れしてしまったというよくないイメージがある。
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1294位:Squire for Hire(-)
割と古めのPnPカード配置パズル。去年は得票なしだったのを誰かが思い出して投票したらしい。こうやってたまに思い出してもらえるのもいいですね。
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1446位:破宮の十重奏 (Dungeon & Dectet)(↓445)
日本発、というかたぶん日本でしか出ていないので、日本人による投票かな?
緩めのレガシー要素のあるエモデッキ構築。
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1472位:Quests Over Coffee(↑154)
Solo Game of the Monthシリーズ。積み中。

1555位:Merchants of the Dark Road(↓705)
KS発のコンポーネントが豪華な商人ゲー。ルールに若干直感性が欠けるけど雰囲気は良い。
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1618位:Proving Grounds(↓199)
51位のWarp’s Edgeと同じくSolo Heroシリーズ。リアルタイム性のあるドタバタアリーナコンバット。
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1625位:X-Men: Mutant Insurrection(↓703)
どうしてもElder Signと比べられてしまうヤッツィーシステムのダイスゲー。もうちょっと手なり感が緩和されてると良かったかも。
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1708位:Solar Storm(↓1052)
ミニマムな宇宙船修理ゲー。大きく順位を落としているものの、根強い愛好家がいそうな雰囲気。
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1875位:The A.R.T. Project(-)
Vincent Dutrait氏のアートが目を引く義賊ワカプレ。ちょっとテーマが弱いのと、ソロルールが激ムズなのが難点。去年リリースだったけど得票はなかったらしい。
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1922位:Mint Works(↓1403)
ワカプレなのかどうか評価が分かれそうなミント缶ゲーム。デジタル版、日本語版も出ていて割とプレイ環境は豊富にそろっている。
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1963位:Shephy(↓400)
ポーン氏の日本発カードゲーム。言語依存が低いので海外でも割と認知度は高そうに見える。これもデジタル版あり。
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2011位:TINYforming Mars(-)
テラフォーミングマーズのミニマムPnP版。こちらも去年の得票なしから復活。
紹介記事


以上、全2045タイトルから紹介済みのものや気になったものを抜粋しました。一応順位変動も併記してますが、一定ランクより下は1~2票での順位なのであまり参考にはならないとは思います。

何度も書いてますが手元に積んでいるボドゲが大量にたまってしまっているので、出来る限りプレイ・紹介して次回は投票にも参加したいと思います。