イーオンズ・エンド:レガシー

デッキ構築ボスレイドのイーオンズ・エンドのレガシー版 見習い破孔魔術師を操り、拠点を守り抜け ソロ区分:COOPルールソロプレイ・目標クリア型
日本語対応:日本語版


以前紹介したAEON’S ENDのルール、コンポーネントに不可逆な変更を加えるレガシーシステムを導入したバージョン。

ソロで一通りクリアしたので紹介。

AEON’S END / WAR ETERNAL(拡張)

ゲーム開始時点では半人前の見習い破孔魔術師であるプレイヤーキャラを操り、拠点・グレイヴホールドに攻め込んできたネームレスたちを迎え撃つ、というストーリーが展開する。

前述のレガシーシステムにより展開が秘匿されているのが特徴なのだけど、ネタバレを防ぐように説明するとイーオンズ・エンドの一般的なシステムの解説しかできないので、中盤に入らない程度の序盤の展開はある程度触れてしまう(ストーリーにはなるべく言及しないようにするつもりだが……)のでご容赦を。

 

前述のとおり見習いという立ち位置から始まるのが特徴で、今回はキャラも4×男女2種の8つの見た目から選択して名前を付けるオリジナルキャラということになっている。

開始直後は明らかに弱く、いつものシステムでは普通に出来ることが解放されていなかったり、サプライもパワー不足なものばかりが目立つ内容ながらも、ストーリーを進めるにしたがって徐々に能力が強化されていき、気づけばレジェンドたちに肩を並べるほどの実力を身に着けていく。

そんな少年漫画的なアツい展開が用意されているので、キャラの成長要素が好きな人なら楽しめること請け合い。

また、特殊能力が何もない状態から始まるので、シリーズから離れていたプレイヤーが思い出しながらプレイするのにも向いているのではないかと思った(初見プレイにも向いていないこともないとは思うが、基本やり直しがきかない作りなので、完全未プレイだとちょっと厳しいかもしれない)。

素の状態のキャラクターマット。空欄だらけで何も能力を持っていない

 

気になるレガシー要素としては、空欄にキャラやオリジナル呪文の名前を書き込む、カードやキャラクターマット、ルールブックにシールを張り付けるなどの不可逆要素があり、それ以外にも展開によって開封する封筒やカードパックがいくつも用意されている。

英語版にはサードパーティ製(訂正:公式だった)のリセットキットが出ているらしいが、日本語版に適用すると日英混在の状態になってしまうので、使えないことはないだろうがあまり見た目は良くないのではないかと思われる。

一応最後までやったプレイヤーであれば、サプライなどをもとに戻しながら(カードに章ごとのIDが記載されているので無理ではないはず)、1周目では取らなかった能力を持った2キャラ目以降を育てることはたぶん可能。

ちなみに上述のシールは不可逆な割に粘着力が弱く、カードに貼ったシールはシャッフルの際ズレたり剥がれたりするので要注意。あまりシャッフルするようなシステムではないので頻発はしないのが救いではある……。

 

ゲームをクリアした後は通常プレイ用の調整を加えて他のシリーズに混ぜて遊べるようになっているが、成長要素があるシステムなので基本的に通常キャラと比べるとオーバーパワーになっているのと、サプライも序盤のものは弱く、終盤のものは強い調整になっているので、そのあたりも注意が必要かもしれない。

また、このレガシー系独自のシステムとして、トークンをストックして様々な効果に使用できる「パルス」、ミニオンの防御が強化される「シールド」、敵の行動を阻害する「鎮静化」のシステムが追加されているが、このうちパルスに関しては対応したサプライがないと機能しないうえに、一部のキャラ能力もパルスを使用するものがあるので、そのあたりを考えると、基本的にはレガシーのキャラはレガシー内で遊ぶのが無難なのではないかと思われる。 (シールドと鎮静化は汎用的に使えるので混ぜても機能すると思うが)

 

ソロにも対応していて、1キャラプレイでもクリアは可能だったので(何度か危ない場面はあった)、ソロ専にもおすすめ。

他のキャラにダメージが分散できないので、 このゲームのシステム上ボスの行動が連続するとなす術もなく乙ったりするので、そのあたりの備えは十分にしておこう。

それさえ対策できれば、すべての効果対象を自キャラに集中できるので、複数キャラプレイでは不可能なコンボが成立して派手な展開が楽しめる。

 

リリース直後は入手困難な状況が続いていたが、2023年8月現在再販がかかっているようなので、興味がある人はぜひプレイしてみてほしい。


イーオンズ・エンド:レガシー 完全日本語版