GLOOMHOLDIN’
Gloomhavenのファンメイドミニマル版 君は激ムズホールドプレイスタイルをモノにできるか?
ソロ分類:ソロ専用
日本語対応:なし
超人気重量ボドゲ、グルームヘイヴン(以降GH)のミニマル版ということで、BGGで一時期話題になっていたファンメイドPnPカードゲーム。
先に断っておくと、物理版のGHのプレイ経験はないです。
システムは同じらしいデジタル版のチュートリアルはクリアしたものの、膨大な英語テキストに圧倒されて積んだ状態で、ほんの入門程度しかプレイ経験がないので、いろいろ間違っている可能性があります。
獅子のあぎとがリリースされたら購入してプレイするつもりなので、それまではご容赦いただきたい……。
グルームヘイヴン近郊の町、グルームホールディンで繰り広げられる冒険という設定で、GHライクなゲーム性が楽しめる。
基本的には、ヘックスマップを移動し、モンスターとの戦闘はカードの上半分と下半分を組み合わせて使用する、というところはGHほぼそのままという印象。ただし、敵の位置はマップに直接印刷されているのでどうするのかと思ったら、エンゲージ時の距離をもとに間合いを詰めたり空けたりする概念戦闘に突入するという処理になっていた。
なので、一度に1体の敵とのみ戦闘を行い、終了したら元の位置からプレイ再開という進行で、手札がリフレッシュできなくなる(GH同様、捨て札になったカードを回収するたび1枚除外される)前にシナリオの勝利条件を満たせばクリアとなる。
あまり話題になっていない気がするが、「Holdin’」の名前の通り、デッキを片手で持ってテーブルなしでプレイするスタイルが推奨されている。
以前紹介したPalm Island同様のシステムだが、その難易度はPalm Islandの比ではない。セットアップで指示される持ち方を実現するまでは何とか行くだろうが、その状態でカードを出し入れしたりして管理するのは困難を極める。
割り切って冒頭で紹介したようなテーブルスタイルでプレイするのが無難だろう。判定に乱数を使用し、それもカードのフチと判定ラインを合わせて行う方式だが、テーブルで行うなら6面ダイスで代用するか、無地のダイスにABC2つずつを記入して使用するのがプレイアビリティ面でも有用に思える。
マップのカードの画像がタイルそのままだったりと、権利面でかなり怪しい雰囲気はあるが(よく言及されるゲームシステムそのものは法律で保護されていないが、ゲームの画像などは著作権がある)、本家のお目こぼしがあるうちなら、話のタネに試してみてもいいかもしれない。
BGG(FilesページからPnPデータをDL可能)