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明かりをともせ、迫りくる穢れを迎え撃て 交代で焚火の番をするシステムが特徴のダイスプレイスメント防衛ゲーム

ソロ分類:ソロ・協力
日本語対応:なし

戦列を組んで迫ってくるモンスターを撃退しながら各地を巡っていき、最終決戦を生き残ることを目指す。
協力専用で、モンスター側の行動はあらかじめ作成したデッキを引くことで自動的に行う。

特徴としては、4人のキャラクターのうち1人が交代でキャンプを張り、休憩と支援を行うシステム。これによって直接戦闘を行うのは残りの3人となる。

 

ラウンドの開始はまず次の目的地を明らかにして、特殊効果や登場するモンスター数を公開する。
その後ダイスロールを行い、出た目を見てどのキャラクターをキャンプさせ、他のキャラクターを見張りに出すかを決めることができる。

キャンプフェイズでは消耗したスキルカード(HPを兼ねている)の回復や、モンスターカードを明らかにできる焚火の維持、次の目的地カードの操作などが行える。

キャンプフェイズが終われば見張りフェイズとなり、戦列で明らかにされたモンスターに攻撃を行い、すべて倒すか、やり過ごしたモンスターが与えてくるダメージを耐えきればラウンド終了。次の目的地(ラウンド)に進むことができる。
ただしやり過ごしたモンスターはHordeに加わり、最終ラウンドの援軍となるので注意が必要だ。

 

キャンプや見張りで使用するアクションは、ダイスを消費することで行えるが、ダイスの目を使用する直接攻撃のほかに行えるスキルの使用は何の目でもよく、キャンプのアクションも特定の目を要求されるもののほかに、ぞろ目で行える特殊なアクションもあり、低い目が出たからと言って必ず不利となるわけではない。その面での運要素はだいぶ抑えられていると感じた。

 

モンスターや目的地には、焚火の値を減らしたり、強力なモンスターであるUnhollowed(穢れ)を召喚するものなど様々な効果があり一筋縄ではいかないが、冒険者側も強力なスキル(ダイスを割り振るほかにも、捨て身でカード消耗させることで最大2回使用できる)を持っているので、限られたキャンプでの回復効果を最大限に活用して勝利をつかみたい。

 

若干難があると感じたのは、キャラ差の大きさと初期スキルの運要素。

前述の通り、ダイスロールには運要素を緩和する仕組みがあってバランスがとられているのに対して、キャラクターのバランスに大きな差があり、確殺スキルとマップ操作能力を持つウィザード、同じく確殺とダイスの再使用が可能なレンジャー、モンスターを捕獲してダイス目として使用できるビーストマスターが3強で、続いてローグ、クレリックと続き、かなりパッとしないウォーリアーが最下位という印象。

これ自体は自由にキャラを選択できるので大きな問題にはならないと思うが、その後の初期スキル設定が5枚中3枚をランダムに引き、そのうち1枚を消耗状態にするというもので、この時点で外れスキルをつかんでしまうと立て直しにかなりのアクションを浪費してしまう。

この点については何かしらのフォローが欲しかった。

 

ソロルールは特になく、キャラクターを4人とも操作することで通常通りプレイを行う(プレイヤーが何人でもキャラクターは4人固定)。
人数が多い分煩雑に見えるが、一度に戦闘するのは3人だし(最終ラウンドは4人)、手札などがあるわけではないので、そこまで面倒にはならないと感じた。

 

余談だが、マグネット留めのボックスのフタを開くとキャンプボードになっているのは秀逸なアイディア。
まあ別にカード1枚でも代用はできるが、何となく気分が盛り上がる。

BGG
ボドゲーマインストページにセットアップとプレイの流れを投稿)