2022年はユナイテッドシネマが近くにあった練馬から会社近くに引っ越した影響で映画館に行く頻度がだいぶ下がり、もっぱら配信で見るのがメインになってました。

そんな中見た映画やアニメ、ドラマを振り返っていこうと思います。

ザ・スーサイドスクワッド

バーズオブプレイがアレだったので期待してなかったけど、結構面白かった。

MCUと被るから嫌がってるんだろうけど、ヒーローものというのがそもそも荒唐無稽なんだし、シリアスに寄せるよりバカバカしい方面に振り切ってしまったほうがうまくいくと思うなー

モンスターハンター

ミラ・ジョヴォヴィッチのやつ。

なんで異世界転移もの？ とか一番役立つのが米軍の現用兵器とか、ゼイリブばりの取っ組み合いシーンとか、本題以外の要素がことごとく邪魔になっているという、いつものポールアンダーソンの映画化のパターン。

ドールズフロントライン

前にやってたSDキャラのじゃなくて、ゲーム本編をアニメ化したほう。

ワンチャンカッコいいガンアクションが見られるかと期待したけど、残念ながそんなことはなく、低クオリティの残念アニメだったので1話で離脱。

SEをリアルなものに差し替えた比較動画が面白かった

エターナルズ

あまりいい評判を聞いてなかったので期待してなかったけど、全体的に突っ込みどころも多くて、いわゆるポリコレ配慮に終始したような表現ばっかりでゲンナリしてしまった。

スパイダーマン・ノーウェイホーム

これは映画館で見た。

エンドゲームがアベンジャーズの集大成だとしたら、これはスパイダーマン映画の集大成という感じで非常に良かった。

いったんこれでMCUのスパイダーマンは完結なのかな？

ガールズ&パンツァー最終章・第3話

2話から2年近くたって公開された第3話。

映像は迫力があって展開も悪くないんだけど、肝心のメインの動機が1キャラの進学問題というピンとこない内容で、しかもあと3話続くというので何とも複雑な心境。このペースだと完結するのは5～6年後とかになるんだけどいいのか……？

ゴーストバスターズ・アフターライフ

女性キャラに変えてリブートしたやつじゃなくて、オリジナルのほうの続編。

リブートのやつは下品気味のギャグ満載という感じだったけど、こっちはジュブナイルに寄せてオールドファンにも見やすい内容になっててよかった。

アンチャーテッド

トム・ホランド主演で映画化。ゲーム本編よりだいぶ若いので、ゲームでもあった過去のエピソードみたいな雰囲気になってる。

見たかったのは大人のネイサンだけど、まあこれはこれでという感じで楽しめた。

ザ・バットマン

見た目はスタイリッシュ、行動は脳筋という極端なバットマン。

見た目の雰囲気とかは良かったけど、メインヴィランがリドラーというのもあってイマイチうまく要素がハマってない気はした。

ムーンナイト

ディズニープラスのドラマシリーズ。

多重人格のダークヒーローというのは良かった。

ただ予算の都合かアクションシーンが少なくて、中盤ちょっとだれちゃったのはもったいなかったかなー

キングスマン・ファーストエージェント

過去にさかのぼってキングスマン結成のエピソード。

中盤まで誰メインの話なのかよくわからなかったけど、以降は楽しめた。本編よりこっちのほうが好きかなー。

Dr.ストレンジ・マルチバースオブマッドネス

ドラマシリーズで触れられていたマルチバースネタが、スパイダーマンに続いてメインシリーズでも本格展開。

やりすぎると何でもありになっちゃって散漫になりがちだけど、ギリギリでうまく踏みとどまったかな。

しかしもうドラマも押さえておかないと本編の楽しみ方にも影響が出てしまっている（これの場合「ワンダヴィジョン」は見ておかないとキツい）のが、うれしいようなつらいような。

オビ＝ワン・ケノービ

ディズニープラスのドラマ、オビワンが主人公のスターウォーズep3と4の間の話。

アナキンを失い、挫折したオビワンがどう再起していくのかを描く、という外れなさそうな題材なんだけど、割とちょくちょく描写がガバいところがあったりして油断できない。

それでもまあ、最後はきれいにまとまってep4につながる感じになったので良かった。

ボバ・フェット

同じくD+のドラマ。

マンダロリアンの最後で予告されたとおり、復活したボバ・フェットが成り上がっていくストーリー……のはずが、どうにも締まらない内容で、回想シーンはともかく成り上がり編ではだるい展開が続いて（あまりにつまらないので一度視聴脱落して、マンダロリアンに続くと聞いて復帰するまで4か月空いてしまった）、ついにはボバ・フェットが登場しない回のほうが面白いという逆転現象まで起きてしまう。

なんというかまあ……マンダロリアン楽しみですね。

トップガン・マーヴェリック

映画館で見た。

内容自体は「そんなバカな」というものだったけど、80年代の映画の続編だと思えば納得もできる……かな？

そもそもそんなリアリティを求めるような映画ではなくて、ノリとカッコよさがあればオッケーという作りで、そこはしっかり押さえられてたのでサイコーでした。

Msマーベル

D+のドラマシリーズ。

これもまあ割とポリコレ要素があったんだけど、エターナルズほど露骨ではなかったので気にならなかったかな。

序盤は家族問題の比率が高くて辛いところもあったけど、中盤以降は楽しめた。

映画「マーベルズ」でキャプテンマーベルと共演するらしいので楽しみ。

ソー・ラブアンドサンダー

ソーの映画は当たり外れ大きい印象があってあんまり期待してなかったけど、結構面白かった。

ヘビメタ世界観（偏見）のヒーロー映画って結構珍しいんじゃないだろうか。

シーハルク

これもD+ドラマ。

コメディ要素強めの1話完結なのは見やすくて良かったけど、結局話をどう転がしたいのかイマイチわからないところもあったかなー。

女性主人公になるとどうしてもポリコレ的なアレが目立ってしまうのは気になるところかなー。ちょっと鼻につく感じはあった。

ウェアウルフバイナイト

D+の単発ドラマ。モノクロでクラシックなホラーテイストなんだけど、ホントにそのまま展開して終わるので、どう見たものか迷ってしまうところがあったかな。

別にこれマーベルでやらなくてもよかったよなー

サイバーパンクエッジランナーズ

Netflixのアニメ。洋ゲーを日本でアニメ化するという意欲作。

トリガーはニンジャスレイヤーでやらかしたのをまだ根に持っているので偏見が入ってしまうけど、これはケレン味控えめで見やすくて良かった。

ラブデスロボットS3

シーズン2はあまり見るところがなくて（話数少なかったし）イマイチだったけど、これはシーズン1の雰囲気にちょっと戻った感じがあって良かったかな。ただ話の傾向が結構かぶってたのもあって、そこはちょっと気になった。

エピソードとしてはカバーになってる「彼女の声」がアートとしてはすごい（好みではないけど……）。

個人的には「死者の声」と「絶体絶命部隊」がよかったかな。

スプリガン

Netflixでリメイクされたアニメシリーズ。

絵柄は今風だけど、題材がどうにも昭和風味なところがあって、そのあたりもうちょっとアップデートできなかったのかなと思ってしまった。

ただアニメとして出来は良かったので、その点では楽しめた。

しかし今これを作れるなら、菊地秀行のトレジャーハンターシリーズとかもアニメ化してくれないもんだろうか……。

ブラックパンサー・ワカンダフォーエバー

主役の俳優が亡くなってしまったのでどうするのかと思ったら、劇中でも亡くなったことにして話を作って、無理やりな展開にならず成立させたのはすごい。

しかしワカンダ勢、いまだに上から目線でいけ好かないキャラ造形なのはちょっともったいないよなー。もうちょっと親しみを持てる描写を増やしてほしい。

ククルスドアンの島

アマプラに来たので見た。

マニアックなエピソードを劇場サイズにするというのでどうなるかと思ったけど、案の定マニアしか喜ばないような内容でげんなり。

こんなの作ってる金と人材があるなら、旧劇場版をリメイクしてほしかった……。

シン・ウルトラマン

これもアマプラ。

雑に言えばシンゴジラのウルトラマン版という感じだけど、あくまで映画として芯が通っていたように見えたゴジラに対して、こっちはとにかくパロディ・オマージュを詰め込みました！ という雰囲気があって、マニアの自己満足感が鼻についてしまう感じがあってダメだった……。

ヴェノム・レットゼアビーカーネイジ

年末駆け込みでアマプラ。

前作がイマイチだったので期待してなかったけどこれは良かった。

相変わらず配給の売り方は「悪！」みたいな感じだけど、描写的にはかなりコメディ要素が多くなっててMCU路線に近い感じ。

ソニー系のマーベル映画も、MCUのマルチバースで接点ができて境目が曖昧になってるので、こっち系も押さえておかないとフルに楽しめなくなりそうなので、見てなかった人は大変そうだなー……。

ジュラシックワールド・新たなる支配者

アマプラ……ではなく有料枠で見た。ホントは映画館で見ようと思ってたけどタイミングを逸してしまっていた。

これまでの「隔離してるから安全ですよ」→「安全じゃありませんでした！」という天丼から脱却して、もはや安全な場所などないという設定になったのは非常に良かった。

キャストもこれまでのシリーズキャラ集合、というジュラシックパーク版アベンジャーズみたいな展開で燃えますね！

CGの進化に従って、ずっと見てみたかった羽毛のある恐竜の描写もされていて満足。

モービウス

アマプラでソニー系スパイダーマンシリーズ（ヴェノムバースと言ってるらしい）のモービウス。

どんな話にするかピンと来てなかったけど、ホラーというよりはダークヒーローっぽい感じなのね。

これもMCUとちょっとニアミスする要素があって、今後の展開が気になるところ。

2022年はこんな感じ。2023年はMCUのフェーズ5やミッション・インポッシブル新作（パート1と言ってるのが不安だけど……）などが目玉ですかね。

最寄りの映画館に行くのに電車使う必要があるのはちょっとおっくうですが、劇場で見る割合も増やしていきたいかなと思ってます。