ボドゲ「トーキョー災都心」言い訳&システム紹介・エリア&ボドゲガレージブース確定

ついに発売になりましたね、モンハン新作、モンスターハンターワイルズ。

このブログでも初報の時に考察記事上げるくらい楽しみにしていて、発売から毎日プレイしています。

で、プレイしてて思ったのが、このゲームに登場する加工屋キャラクターの「ジェマ」、思った以上にトーキョー災都心の「エンジニア」に似ちゃってたなーということ。

このキャラ。

ソフトモヒカンの髪形、機械系の立ち位置、へそ出しのファッションなど、記号的な共通点は多い感じ。

こっちがトーキョー災都心のエンジニア

まあ、こんなこと気にするのは描いた本人くらいだとは思いますが、一応言い訳しておくと、モンハンのキャラクターが登場するプロモーション映像①が公開されたのが2024年の5月31日で、エンジニアのラフイラストを投稿したのが5月11日なので、トレーラーより前です。

ボドゲ制作(キャラデザとテーブルトップシミュレーター移植とコミティア)

今見るとモヒカンがあまりソフトではなかったりとデザインが多少違いますが、これが初出。もうちょっと固まったのでも5/23なので、それでもまだトレーラーより前。

そういうわけで、今後受けるかもしれない突っ込みに対するエクスキューズとして一応記録を残しておきます(被害妄想)。

 

 

で、本来書くつもりだったトーキョー災都心のシステム、今回は「エリア」周りの紹介です。

このゲームではメインのボードがトーキョーの地図を模したネオプレン製のマットになっていて、ここにキャラコマや各種カードを配置していきます。

前回の説明でもちらっと出てきましたが、マット上には「シンジュク」「シブヤ」」「アキバ」「シナガワ」の4つの通常エリアと、中央の『サイト』が配置されています。

通常エリアには3つのカードスロットがあり、スロットに書かれたデッキからカードを引く仕組みです。エリアによって武器が多かったりアイテムが多かったりとエリアの傾向があるので、武器が欲しければシンジュク、といった行動の指針にもなります。

スロット外の余白部分はキャラコマ置き場で、隅にはPCごとのスタート位置も書かれています。

また、各エリアには対応した効果があり、シンジュクならHP1点回復など、ラウンドの終わり(PCアクション終了フェーズ)に発動するようになっているので、発動したい効果に合わせて移動しておくのも攻略の一部になります。

 

エリア間は、マット上の白い矢印に沿って隣接エリアに移動することができます。移動には「技術」の能力値で判定が必要で、何もなければ難易度は3です。つまりエンジニアならコストの支払なしで無制限に移動できます。

ただ、スロットにトラブルカードが配置されていると、その分難易度が上昇するので(出発地点、経由地、目標地点で一番高い値を参照する)、トラブルカードを処理してから移動するのか、コストを払っても移動するのか、そもそもコストが温存できるのか……などの判断が必要です。

ちなみに危険地帯である『サイト』への移動はそれとは逆に、今いるエリアに置かれたカードが多いほど移動が楽になるようになっていて、エリア内の緊張が高まり、その分『サイト』に割かれる警備が減る……という状況を表すとともに、ヤバいときは『サイト』に逃げ込む、というやけっぱちムーブが取れるようにもなっています。

 

前回の紹介でも書いたとおり、システム上でも、シナリオの展開上でもエリア間の移動の比重は比較的高くなっていて、今いるエリアはどういう状況なのか、移動先はどうか、自分で移動できないならだれかに《乗り物》で迎えに来てもらうのかなどシティーアドベンチャー感を出し、「トーキョー」という舞台も主役と思える存在に、という思いでデザインしました。

 

以上が「トーキョー災都心」におけるエリアの紹介となります。

次回はゲームの進行を左右するシナリオカードの紹介をしたいと思います。

 

 

今回はもう一つ、3月23日(日)に開催されるボードゲーム即売会、「ボドゲガレージ」の出展について、ブース番号が決まったのでお知らせします。


「ボ-3&4」がブース番号となりますので、来場される際はよろしければお立ち寄りください。

肝心の価格については……実際の商品がそろうまでお待ちください。進行状況を見るに、今週~来週には一通りのブツがそろうはず……。

ただ予定している価格はけっこう高いです(だからなかなか発表できないんですが)。

400枚近いカードや個別のPCボード、100個近い木コマ、ネオプレン製のマットといった原価、少部数生産ゆえのコスト引き下げの難しさなどがあり、何とか制作費を抑えられないかと手を尽くしてはみましたが、期待したほど効果は上げられませんでした。

価格発表の際にはルールブックとシナリオブックの内容をpdfで公開しますので、それらの内容と価格が釣り合うのかどうかの判断をしてもらえればと思います。


「トーキョー災都心」紹介サイトはこちら↓