ボドゲ「トーキョー災都心」制作(カードイラスト作成6・ルールブック作成)

前回、『サイト』カードの作成は難易度が高いからペースが落ちるかもと書きましたが、難易度ではなく、肘の腱を痛めた(いわゆるテニス肘だと思われる)ようで結構な痛みがあり、療養のため作業を中断することにしました。
7年も絵を描いてなかったのが、急に連日描くようになったこと、もともと筆圧、というかペンを持つ手に力が入りやすい癖があることが主な原因でしょうか。とりあえず痛みが引くのを待って作業再開する予定です。
それまでに10枚進めていたので紹介。

トラブルカードは最後の1枚。キリが悪いので前回に1枚追加で作業しておけばよかった……。

サイトカードは9枚。

最後の2枚描いている途中で肘の痛みが無視できないレベルになったので中断することになりました。

 

『サイト』カードはトーキョーの中でも最も危険なエリア、『サイト』に侵入した際に人数分引き、処理する必要のあるカードです。
引いたカードは少なくとも1枚は公開して解決しなければならず、残りのカードは解決するか、残り枚数分のダメージを受けて『サイト』から撤退するかを選びます。
『サイト』カードを処理できれば強力なアーティファクトが手に入りますし、シナリオの展開上『サイト』を探索する必要がある場合も多いので、十分準備してから挑戦したいところです。

今回のお気に入りは「異状なし」。ポーズは仕事猫ですが、指差し確認しているのは布を結んだナット。
これは映画版「ストーカー」で使用されていたもので、不可視の危険を探るために投げて使用する小道具です。
ビデオゲーム版のSTALKERではボルトを、VRゲームのInto the Radiusでは空薬莢を投げてアノマリーを探っていましたが、ここでは映画版をリスペクトして採用しました。

小説なりビデオゲームなりのストーカーおよびそのフォロワーでは、不可視、または見えづらい危険地帯というのがつきもので、このゲームでもそれをなぞっていますが、見えないものの絵を描くのは非常に難しく、予想通りイラスト作成はだいぶ苦戦しました。
ともかく10枚は進めたので、残りは30枚。肘が回復したら2~3週で終わらせられそうな雰囲気ではあります。

イラスト作成が滞っているので、そのあとに作業する予定だったルールブックのDTP作業を開始することにしました。
文字だけのドラフトはすでに完成していますが、それらを読みやすいように編集、構成する必要があり、その辺の試行錯誤や、Indesignの機能の下調べなどを行いました。
当初は箱のサイズがB4になりそうだから、ルールブックもB4でいいかなと思ってましたが、印刷所のほうでB4にあまり対応してるところがないのと、さすがに大きすぎて取り回しがしづらそうだということでA4に変更する気配が濃厚。
あとドラフトのままだと文章量が多すぎるので、ある程度整頓して、ページ数を削減する方向で検討中です。

今回はそんなところ。しばらくは見せられるものがなさそうなので、次回は更新の間が空くか、簡単な報告のみになりそうです。