2023年に見た映画とかドラマを振り返る

2023年は再び練馬に引っ越して映画館が近くなったというのもあり、また劇場で見る機会が増えた感じ。

ストとかの影響でMCUドラマの本数がだいぶ減ったせいもあるかも。

 

神々の山嶺(アニメ版)

コミック、小説に続いてアニメ映画版。

90分という尺に収めるためにだいぶダイジェストになってるけど、これはこれで悪くなかった。

実写映画はなんか評判良くないのでスルーかなあ。

 

アントマン&ワスプ・クアントマニア

MCUのフェーズ5の幕開けとなるカーンが登場する重要な作品……なんだけど、カーンがどうにも地味だし、量子世界の説得力も特に感じられず全体的にパッとしない印象。

(カーン役の俳優が逮捕されたり、興行収入がよくなかったりでメインヴィランがカーンから変更されるという噂もあって、そういう意味でもいい印象がない)

 

マンダロリアン シーズン3

シーズン3はマンダロリアン全体にかかわるスケールが大きい話になって、それはそれで面白くはあったんだけど、とりあえずひと段落着いたし、初期の子連れ狼西部劇の路線に戻ってくれるといいなという感じ。

 

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

色々ネタになってるダンジョン&ドラゴンではなく、本気でリブートした感のあるD&D映画。

ちゃんとD&Dしつつ、ロードオブザリングあたりからの作りこんだファンタジー世界の見せ方を取り入れてて非常に良かった。

 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

色々ネタになってる魔界帝国の女神ではなく、CGアニメとしてのスーパーマリオ。

ゲームの雰囲気をうまく残しつつ今風の演出を交えて(懐メロ押しは意味不明だったけど)よくできてた。

ポリコレ対策なのかピーチ姫が非常にアクティブになった半面、ルイージが割を食って囚われのお姫様ポジションに押し込められてたのが若干残念ポイントではあったかなー

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル

Vol3を見る前に駆け込みでディズニープラスで見た。

スターロードのためにメンバーがケビン・ベーコンをプレゼントする、というバカみたいなあらすじのわりに結構面白くて楽しんで見られた。

(映画にもちょっとつながるネタがあったので見ておいてよかった)

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3

アントマンがアレだったし、まあガーディアンズオブギャラクシーだしな……と思ってナメてたらかなり面白かった。

序盤は結構辛い展開が続くので気力が必要だったけども、その分後半のカタルシスが際立ってよかった。

 

ワイルドスピード:ジェットブレイク

5分に一度「そんなバカな」ということが起きるワイルドスピード。今回もそのバカバカしさを楽しませてもらったけど、さすがにどれがどんな話で、どれを見てどれを見てないのか分からなくなってきた。

 

シークレット・インベージョン

ディズニープラスのドラマ。スクラルとフューリーの話なんだけど、スパイスリラー的な雰囲気は良かったものの、結局どんな話で何が進展したのかよく分からん感じだった。これのキャラそのまま他のMCUに出したら無茶苦茶になっちゃうよね?

 

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

もういいかなと思いつつ直撃世代なのでつい見てしまう。

さすがにハリソンフォードも年を取りすぎたし、方向性を変えないと厳しいんじゃないかなあ。

 

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

スパイダーバースの新作。冒頭から流れるようなアクションの見せ方がうまく画面もオシャレで、前作の正当進化という感じで楽しめた。

……それだけに、未完で次回に続くという展開なのをちゃんとアナウンスしてなかったのはちょっと残念だった。

言っておいてくれれば肩透かしを食うこともなかったのになー

 

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

こっちはちゃんと続くことを言ってたミッションインポッシブル。

内容はまあいつも通りだけど、キリのいいところで終わってクリフハンガーにしなかったのも好感が持てる。

 

トランスフォーマー/ビースト覚醒

トランスフォーマーもリブートっぽい感じで枝分かれして、どういう流れになってるのかよく分からない状態なんだけど、どうやらバンブルビーの続きで、以前のシリーズにはつながらないらしい(展開的に矛盾するし)。

ともかく新たな勢力マクシマルズがカッコよくて、ビーストウォーズ知らん自分でも楽しめた。

 

キャシアン・アンドー

ディズニープラスのスターウォーズドラマシリーズ。ローグワンの登場人物、キャシアン・アンドーにスポットライトを当てたということだけど、正直どんなキャラか覚えてないし、全体的にオビワンやマンダロリアンと被るところもあってあんまりピンとこなかった。

これもシーズンまたいで続くみたいだけど、見続けるかどうかは微妙なところかなー

 

ザ・フラッシュ

ザック・シュナイダーの時系列と複数のバットマン、その他いろいろでどういう流れかよく分からんDCのユニバースに、一応今のDCEU系列っぽいフラッシュの新作が登場。

内容的にもMCUやソニー系スパイダーマンと同じくマルチバースが絡んできてさっぱりわからない状態なのだけど、話としては結構良くて、割とグッとくるシーンもあって満足。サッシャ・カジェのゴス風味スーパーガールも良かった。

 

パルプ・フィクション

全然新作じゃないけど、リバイバル上映をやってたので映画館で見ておきたかった。

オールタイムベスト映画なので内容については文句なしだけど、割とカップルで見に来てて彼氏が退屈してる様子だったのが意外だった(2組見かけた)

 

シン・仮面ライダー

シンウルトラマンが全然ダメだったので映画館には見に行かなかったけど、アマプラの無料枠に来てたので見た。

やっぱりこれも全然合わなくて残念。昔の特撮ネタを引っ張りすぎで、今の時代の仮面ライダーという感じではなかった。

 

デューン/砂の惑星(2021)

リメイク前の映画は未見。原作の第一部読んだ記念でアマプラで見てみた。

結構原作に忠実に作りつつ、ちょっと賛否ありそうな宗教まわりはふわっと仕上げててまあ今風かなと。

話的には原作の第一部の前半くらいまでしかやらないので消化不良感は若干あった。

 

ジョン・ウィック:コンセクエンス

2、3作目とちょっと変わり映えがしなかったジョン・ウィックの4作目。

まあ今回もそんな変わり映えはしないんだけど、脇を固めるドニー・イェンふんするケインと犬使いのトラッカーのキャラが良かった。

個人的にはこっちのキャラのスピンオフが見てみたい。

 

イコライザー THE FINAL

オレツエーが行き過ぎた感があった2作目から、ちょっと相手の格を落としての3作目。

美しいヨーロッパの街を舞台にいつもの無双が繰り広げられる。逆襲開始までのタメがちょっと長くてしんどいところはありつつ、まあよかったのではという感じ。

ロキ シーズン2

ディズニープラスのドラマシリーズ。予告なしのクリフハンガー終わりでずっこけたシーズン1の終わりから警戒してたけど、今回のまとめ方は非常に良かった。

これにもカーン出てくるけど今後の扱いがどうなるのかは不明。個人的にはロキでカーンの話はおおむね終わり、でいいのではと思っている。

 

オペレーション・フォーチュン

ガイ・リッチー監督、ステイサム主演という初期作品っぽい組み合わせだけど、映画自体はあんまり監督の個性が薄めでよくあるステイサム映画という感じ。

予告ナレーションでは結構盛ってるけど、言うほど個性が強いわけではなく普通に有能。完全に素人という設定のハリウッドスターがちょっと面白かったので、そっちにもっとフォーカスすればよかったのになーと思った。

 

ザ・クリエイター/創造者

ギャレス・エドワーズのAI対人間テーマのSFもの。

ロボットやメカとかのビジュアル方面ディティールは結構良かった。話としてはハリウッドらしい雑SF。

あと今時珍しいくらいのオモシロ日本要素がブッ込まれてて、そのギャップにもちょっと笑えた。

 

マーベルズ

キャプテンマーベル、ミズマーベル、あとワンダビジョンに出てきたモニカ・ランボーの3人主演のMCU新作。

今まで上から目線のいけ好かないキャラというイメージだったキャプテンマーベルが親しみやすくなるかなと期待して見に行って、その点ではまあまあ満足。ただそれ以外では、敵に魅力があんまりないし、ストーリーも印象に残るものがなくてちょっと残念かな。

最近はどれもそうだけど、これは特に他作品、特にドラマシリーズの設定を大量に使ってるので、今後もそうだとすると、これまで追いかけてなかった人は大変だなーとは思った。

 

ゴジラ-1.0

あまり見る気はなかったのだけど、旧日本軍要素が結構出てくると聞いてちょっと興味が出たので見に行ったら結構面白かった。

話自体はちょっと都合の良すぎるところはありつつ、高雄、雪風、響と震電が見られたので満足。瓦礫みたいな表面の処理のゴジラの造形もカッコよかった。

 

 

ひとまず2023年に見た映画とドラマはこんな感じ。

この中で良かったのはロキのシーズン2、ザ・フラッシュ、D&Dかなあ。スパイダーバースも良かったけど完結してないのでいったん保留。

2024年は1月にレザボア・ドッグズのリバイバル上映があるので見に行くつもり。その他は……確かMCUはほとんど予定がないんだっけ? ちょっと静かな年になりそうかも。