最近遊んだVRのゲーム

ここしばらくVRのゲームを集中的にプレイしてました。

やってる間にQuest2が値上げされてしまって勧めづらくなってしまったのだけど、すでに持っていたり、石油王だったりする人は試してみてもいいかも。

紹介するタイトルは基本的にsteam版かRift版をAir Link経由でQuest2でプレイ、天井が低いという個人的な住宅事情から着座ポジションでプレイしたが、ほぼ支障はなかった。

 

Into the Radius

たしかSTALKERのVRMODがないかなと探していて見かけたんだったような気がする。

探していた通りのSTALKERをVRにしたような雰囲気のゲームで、特徴は武器の取り回しの没入感の高さ。

銃のマガジンも一つのアイテムとして扱っていて、リロードの際地面に落とすと落ちたままになる作り。当然弾が残ったままリロードすればその分も一緒に落とすことになる(そのためにボタン長押しで落とさないマガジンリリースができるようになっているし、落としたマガジンもかなり長期間残るので拾うこともできる(見つけられれば))。

体の前面のポーチに4つまで保持できるので、対応したポーチと素早く入れ替える管理が必要。

空になったマガジンも自分で弾を込めなおす必要があって、その辺の手間が楽しめる人にはたまらない。

 

そのほかにも、バックパック内の空間に固定するようにアイテムを配置できたり、実際に手を動かして武器を手入れできたりと、ユニークな要素もあり、単なるSTALKERクローンと侮れない内容になっている。

VRゲームに珍しくテレポート移動がなく、非VRゲームのようにスティックで移動する必要があるのだけど、遅めの移動も相まってあまり酔わずに済み、それなりにスライド移動の耐性もついたのもうれしい誤算。

日本語に対応していないのが唯一残念なポイントだけど、そこまでリアルタイムに対応が必要なシーンはないのが救いか。

 

the Walking Dead: Saints & Sinners

into the Radiusやってる最中から評価の高さが耳に入ってきていて気になっていたタイトル。

動画はPSVR版だけど、やったのはsteam版(をAir Linkで)。

原作ドラマはドロドロの内紛にうんざりして見るのやめてしまったけど、これはドラマとは話のつながりはないので問題なし。

Radiusは英語のみだったけど、こちらは日本語字幕があるので遊びやすかった。

こちらはRadiusと比べるとマガジンの管理などは簡略化されているが(そもそもメレーが主体だし)、その代わりにスカベンジ&クラフトが充実していて、道中何を拾って何を捨てるかの取捨選択が悩ましくも楽しい内容になっている。

上に書いた通りメレーが主体で、ゾンビに斬りつけたときに刃が食い込んで抜けなくなる感覚や、重い斧の慣性に引っ張られる挙動なども凝っている。

レビューにも書かれていたけど、最初はゾンビ1体倒すのにも四苦八苦していたのが、進めるにつれて息をするようにあしらえるようになっていくのが原作のキャラとシンクロしているようで、ゾンビサバイバルやスカベンジの没入感が非常に高く感じた。

もうすぐ続編が出るので、そちらも楽しみ。

 

Half-Life: Alyx

だいぶ前に序盤のみプレイして積んでいたのを再開して1年越しくらいにクリア。

さすがValveの看板タイトルのシリーズというだけあって丁寧な作りで、VRゲーム作るときには教科書にしたいくらい、手触り、UI、見せ方すべてが高いレベルでまとまっているという印象。

特にグラビティグローブでアイテムを拾う仕様は後発タイトルがこぞってパク……参考にして取り入れたくらいの発明で、もはやVRアクションの標準にしてもいいくらい。

↓前に録画したグラビティグローブの挙動

処理が全体的にちょっと重くて、Air Linkだとセーブ・ロード周りで挙動が不安定になったりすることもありつつ、なんとか最後までプレイできた。

やる前はテックデモ的な短編、良くて中編DLCくらいのボリュームかと思っていたけど、しっかりフルゲームの内容になっていて遊びごたえがあって良かった。

しかし肝心の本編Half-Life1~2の内容、もうほとんど覚えてないな……。

 

 

そんな感じ。この後はWalkingDeadの続編と、Quest2単体版のRadiusが出るので、そのあたりもやってみるつもり。