2019年に遊んだビデオゲームを振り返る

今年はちょっと経済状況が厳しかったのもあって、買ったゲームは控えめ。steamのウィンターセールも1本しか買ってないしなー(steam以外で買ってないとは言ってない)

 

そんな2019年の主な個人的ニュースといえば、Oculus Quest発売と、月下シリーズコンプリート、艦これ引退ですかね。

 

Questに関しては、アマゾンまさかの入荷0というスーパーKonozama祭り、キラーソフト不在という期待外れ感、Oculus Linkベータ開始やハンドトラッキング実装など、ハード面では好評価、ソフト面ではガッカリというアップダウンが激しい印象でした。

月下シリーズはメトロイドヴァニア再評価ということで記事にしました。実質的な新作であるBloodstainedがリリースされたこともあり、個人的にはホットな題材となりました。

6年プレイした艦これも、ついに引退しました。直接のきっかけはないんですが、やはり細かく継続的に時間を取られ続けるのに疲れたというのが大きいですかね……。

 

クリア済みタイトル

プレイ中タイトル

VRタイトル

 

クリア済みタイトル

クリア、もしくはクリア相当までプレイしたゲームはこんな感じ。

 

BIOHAZARD RE:2(RESIDENT EVIL RE:2)

バイオ2のリメイク。規制がひどい国内版を避けて米PSアカウントでダウンロード版を購入。

そうそう、こういうのがやりたかったんだよという直球リメイクで、クレア編、レオン編とも表裏クリアしました。

タイラントとの追いかけっこは逃げるのが容易な代わりに常に追われてる状態で、ちょっとめんどくささが目立っちゃったのが残念。

 

ANTHEM

最近のゲームは未完成でリリースされてるようなのばっかりだけど、うちのは違うよ!」とプロデューサーがイキってたのが壮大なネタ振りになった、未完成オブザイヤー受賞作品。

ゲームプレイトレイラーで期待させておいて、実際のプレイとはかなり違うというのから始まって、単調なミッション構造、頻発するバグ、狭いマップなど、褒めるところがほとんどないガッカリゲーでした。

 

DIVISION 2

冬のニューヨークから夏のワシントンDCに舞台を移したDivision。手触りは悪くなかったものの、発売当初は多数のバグに苦しめられ、ストーリークリア後はエンドコンテンツ不足に泣かされた印象。1のアンダーグラウンドやサバイバルみたいなリプレイ性の高いモードが欲しいところ。

現在もアップデートが続いてますが、イヤーワン完結のエピソード3は発売後1年以内に間に合うんだろうか……。

 

OBSERVATION

2017年に遊んで印象的だった「Stories Untold」開発元の新作。異常事態が発生した宇宙ステーションのAIとなり、生き残ったクルーのサバイバルを手助けするという内容で、ローカライズもされるということで期待していたのだけど、実質的にはミニゲーム集という印象で、単調さが目立ってしまった。

 

MUTANT: YEAR ZERO

リメイク版XCOM+ステルス要素のタクティカルシミュレーション。

雰囲気は良かったんだけど、ステルス偏重すぎて、消音武器が揃うまでの序盤がとにかくつらいのと、揃ってからも個別撃破のトライアンドエラーを強いられ、戦略に幅がないのがもったいない。

あと特定の敵を倒すとバグでチートフラグが経ってしまい、起動ごとに煽られるのはさすがに酷い。

 

AXIOM VERGE

インディの16bit的メトロイドライク。プレイしては積んで最初からやり直しを繰り返して、3回目のプレイでようやくクリア。つまらないわけじゃないんだけど、ステージの雰囲気が変わり映えしなくて単調になっちゃうんだよなー。

通して遊んでみれば、(フレーバーとしての)グリッチ利用的な要素や、豊富な武器種など独自要素もあり、難易度もほどほどで楽しめました。日本語化もしっかりされてます。残念ながらヴァニア要素はなし。

2が発表されて、見た目もバラエティ感が増してるようで期待してます。

 

スチームワールド・クエスト

SWITCHでプレイ。スチームワールドシリーズの最新作で、基本はコマンドRPGだけど、そのコマンドがカードデッキになってて、ドローした手札と行動コストでアクションするというシステム。

ただ戦闘バランスがあまり良くなくて、敵が状態異常攻撃を連発して対処に追われたり、ボスが強制HP1攻撃を繰り返したりと、特に手札事故が起きたときのストレスを強く感じてしまった。

あとメインキャラの騎士ロボが女の子だったというのは、クリアするまで気づかなかった……(意図的にそうしたのではという気もするけど、ならロボなんだし性別は明示しなくても良かったんじゃないかなー)

 

悪魔城ドラキュラ・月下の夜想曲
悪魔城ドラキュラ・サークルオブザムーン
悪魔城ドラキュラ・白夜の協奏曲
キャッスルヴァニア・暁月の円舞曲
キャッスルヴァニア・蒼月の十字架
悪魔城ドラキュラ・ギャラリーオブラビリンス
悪魔城ドラキュラ・奪われた刻印
BLOODSTAINED: RITUAL OF THE NIGHT

月下シリーズプレイについては個別記事で書いたので割愛。

 

VICCP

Please, Don’t Touch Anything系の計器パネルポイント&クリックアドベンチャー。

割と面白くはあったけど、セーブ周りがちゃんと機能してないようで、データが何度も消えてしまった。

ローカライズが変で、タイトルメニューの「続き」がデータ初期化というのも罠だし、それじゃなくても終了時にセーブされてないことも何度かあった。

 

モンスターハンターワールド・アイスボーン

ようやくリリースされたモンハンワールドの拡張DLC。

プレイ自体は無印譲りでよく出来てて楽しめたし、たぶん今年一番遊んだゲームだとは思うけど、欠点も無印同様で、エンドコンテンツ周りがストレスたまる作りなのがもったいない。目当てのモンスターと戦うのにひたすら作業と抽選を要求する構造で、もう少し快適に遊ばせてほしかった。

この辺は繰り返し遊べるようなサイクルがしっかり用意できてなくて、データ追加頼りになっちゃってるのが根本的な問題なんだと思うけど、いまさら直せるのかというと、難しいかなあ……。

 

デス・ストランディング

小島監督に対しては、氏個人に対してはアンチ寄り、作品に関してはファン寄りというストーカーめいた複雑な感情を持っているんですが(どうでもよい)、未完成作というイメージがぬぐえなかったMGSVと比べてかなり好印象でした。

初報から長い間、設定の紹介がメインで、ゲーム内容がわからない状態が続きましたが、実際に発売されてみれば、オープンワールド特有の「移動ルートを開拓する」という楽しみを、配達というテーマで効果的にシステムへと組み込み、ストーリーや美しい景色と合わせて昇華させていたのはさすがといえます。

ただそれだけに、終盤の押し付け感が強いカットシーンの連続や、棒女優や殿堂入り元編集長、TVコメディアンなどの特定個人コラボゴリ押しのNPCなどは、せっかくの野心的新作にケチをつけてしまっているようでちょっと残念でした。

まあ、それを入れてもデスストランディングが個人的GotYであることは間違いない事実ではあるので、気になりつつ未プレイの方はぜひ体験してほしいと思います。

 

コントロール

SCPっぽいテーマと、超能力を駆使したTPSのアクション部分の評価が高く、ずっと気になっていたタイトルがようやくローカライズされたのでプレイ。

コンクリ建築の中だけで展開するにもかかわらず広大で、印象的な風景が多いステージのグラフィック、超常現象が頻発する謎めいた状況の中でのアクションと、ゲーム部分に関してはかなり好感触でした。

しかしその一方で頻発するクラッシュや進行不能のバグ、質の低いローカライズ、ハクスラ要素があるにもかかわらずアイテムソートもできないUI、テンポや見た目も良くないカットシーンと、ゲームを台無しにする欠点も多いのが難点。この辺りがうまくできていれば、デスストランディングとGotYを競えただろうと考えるともったいない気がします。

 

GATO ROBOTO

モノクロドット絵のメトロイドライクインディー。

メトロイド風とはいえほぼ一本道で、マップ数も少ないですが、軽くメトロイドっぽいゲームをやりたい気分の時にはいいんじゃないかと思います。見た目もポップでかわいいし、ローカライズもちゃんとされてるし。

動きに慣性がついてて、ロケットジャンプの操作に癖があるので使いこなせず、100%は早々にあきらめてしまった……。

 

プレイ中タイトル

現在プレイ中のタイトル。積みゲーでもそれなりに進めてて、再開する気持ちがあるものも一応リストに。

 

ACE COMBAT 7

アサルトホライゾンから過去シリーズのストレンジリアル世界に戻してのナンバリング。

結構期待はしてたんですが、序盤からやれ雲から出るな、やれ立ち入り禁止区間の間を縫って飛べ、みたいな窮屈なミッションが多いのと、敵無人機のインチキ機動にうんざりして積みと再開を繰り返してて、現在は中盤入ったあたりで停滞中。

VRミッションは割といいらしいので、そのうちPSVRを引っ張り出して試してみようとは思ってます。

 

NieR: Automata

これも何度か積んでは再開してというのを繰り返してるゲーム。

悪くはないんだけど、ちょっと進めると飽きてしまうのは、戦闘がボタン連打系だからかなあ(下手だから)。

ちょっと調べてみたところ、まだまだ先は長そうで、どこまで行けるかはわかりませんが、できればクリアしておきたいんだよなー

(12/31 23:50追記)

年末最後のギリギリでスパートかけて、A~Eエンド到達。

ストーリーは必ずしも好みとは言えなかったけど、ゲームならではの印象的な体験ができたという点でやってよかったと思う。あと音楽も良かった。

ただPC版は不安定なフレームレート、頻発するクラッシュに悩まされた。特にクラッシュに関してはオートセーブがないだけに、ボス戦前後の長丁場で何度かクラッシュしては大きく巻き戻るのが辛かった……。

 

RIVER CITY GIRLS

シャンティを出してるWayforwardがリリースした、くにおくん外伝。SWITCHの年末セールで購入。

とにかくキャラのドット絵がかわいい、というところを押し出したベルトスクロールアクションで、その辺はWayforwardらしいんだけど、肝心のゲーム内容もこの会社らしく微妙な感じ。シャンティの新作ではちょっと手触りが良くなってたから期待したんですが……。まあ買ったばっかりなのでもうちょっと進めてみます。

 

THE NINJA WARRIORS: ONCE AGAIN

同じくSWITCHの年末セールで購入。買っただけでまだ未プレイですが、評判もいいようなので期待。

 

SURVIVING AFTERMATH

EPIC STOREの年末セールで購入。

SURVIVING MARSのポストアポカリプス版。滅んだ世界でサルベージしてコミュニティーを存続させていくという内容。思ったよりも普通のサバイバル運営シムって感じで、あんまりとがった要素がなかったのが肩透かしかなー

 

APE OUT

EPIC STOREの無料配布で入手。

ジャジーでオシャレなゴリラ脱出バイオレンスゲー。面白いんだけど、やってるとすごい疲れる。現在サイドB入ってちょっと行ったあたり。

 

シャンティ:ハーフジーニーヒーロー

SWITCHで購入。これはキックスターターでPC版を支援して持ってるんだけど、訳が悪くてやる気を失って積んじゃってた。自力で頑張るのはいいけど、クオリティ出せないなら外部に頼んでほしい……。

PS4版とSWITCH版は日本のパブリッシャーで訳を直しているので再度購入、したのを忘れて積んでた……。ダメじゃん。

 

KNIGHTS OF PEN AND PAPER +1 DELUXIER EDITION

昔スマホで遊んだタイトルのSWITCH移植版。TRPGをやるゲーム。

ローカライズされたので買ってちょっとやってみたけど、やっぱり一度クリアしたゲームなのであまり盛り上がらず結局積み気味。一応続きをやりたい気持ちはある。

 

2019年のゲームはそんな感じですかね。紹介文中にも書いてますが、GotYはさすがのデス・ストランディングですね。佳作にバイオRE2とコントロール、インディ枠にBloodstained(インディといっていいかは微妙ですが)。

 

VRタイトル

最後に別枠でVRゲームを。正直脱出系アドベンチャーかシューターばかりというところで、あんまりこれはというものはないですが……。

 

VIRTUAL VIRTUAL REALITY

これはOculus QuestじゃなくてGoで遊んだゲーム(貼ったトレーラーはPSVR版。VRハードには一通り移植されてる感じ)。Quest買ったときにGoの未クリアゲー消化の一環でプレイしてクリア。

いわゆるPortal系。VRの中でVRゴーグル被るというのは面白かった。

 

ELEVATOR… TO THE MOON!

これもGoでプレイしたタイトルで、同じくPortal系。まあまあ。

一通りクリア。

 

GNOG

PSVRでプレイしたミニチュアギミックのミニゲーム集。ステージクリア時のMV的デモが良かった。

一通りクリア。

 

ACCOUNTING+

これもPSVR。ブラックめのVVRという感じ。ストーリー分岐が複雑だけど、たぶん正規エンディングまで到達したと思う。

 

BUDGET CUTS

steamウィンターセールで購入。これまたPortal系。Oculus Linkでプレイしようと試してるけど、フリーズしたり起動できなかったりとなかなか安定しない。Linkアップデート待ちか……?

 

VADER IMMORTAL EPISODE 1

Questで購入。スターウォーズのダースベーダーの弟子(?)になり冒険するというアドベンチャー。

出来は結構いいけどいかんせん短いというのと、ローカライズ未対応というのが厳しい。

これで梯子を上るのが意外と面白くて、次に紹介する「THE CLIMB」を購入するきっかけになった。

エピソード2以降は未購入。そのうちプレイする予定。

 

THE CLIMB

Oculus QuestとRiftのクロスバイ対応。Linkを使えばQuestでRift版が遊べる(ややこしい)。

正直Quest版はテクスチャやシェーディングの質がかなり低いので、遊ぶならRift版一択という感じ。

Portal系のアドベンチャーばっかりの中、単なるロッククライミングというテーマながら、体を動かすこととうまくリンクしていて、後述の「BEAT SAVER」と現状双璧という印象。

 

BEAT SAVER

まあ鉄板ですね。アクションゲームだし、グラフィックがシンプルなので、Quest版で十分。ケーブルを気にせず快適に遊べます。

さすがの面白さ。VRハード持ってて未プレイなら、まずこれをやれとおすすめできます。

 

SWORDS OF GARGANTUA

Questで購入したVR剣劇アクション。メレーの手ごたえがあるという触れ込みだったけど、んー、普通かなあ……。

がらんとした建物内部のロケーションばかりなのでちょっと単調に感じてしまうけど、これはまだ序盤だからかなー

 

MOSS

 

VRはそんな感じ。VRGotYはTHE CLIMBとBEAT SAVERがダブル受賞。

2020年はQuestのソフト充実を期待したいところです(若干ハード的限界が見えてしまってる感もありますが……)。