ボードゲームでソロプレイ(後編・ソロ対応ゲーム)

後編はマルチプレイの対応人数に「1人」が含まれているタイプについて。
実質的に1人用だけど、バリアントで2人でも遊べるというのもあって、それもこっちに入れてます。

ゲームリストはインデックスページに移してしまったので、こっちではソロ対応ゲームについての個人的な好みと評価基準の話をしてみます。

 

前編で対戦型にはボット・オートマ形式とスコアアタック形式があるという話をしましたが、そのうちのボット・オートマ形式については、公式にサポートされたもののほかにも、海外ではファン拡張で対応しているものもあり、さらにはオートマ開発専門チームなんてものもあって、一部は公式に逆輸入されているケースもあるんですが、個人的にはあまり好みではありません。

まず第一に、プレイが煩雑になるということ。通常のプレイヤーと同じ処理のほかに、何らかの判断基準(ダイスロール含む)によって行動を行うために追加の処理を行ったりして、そちらに意識がとられ、自分のゲームプレイに集中できないのが面倒に思えてしまうんですよね。

そして第二に、プレイヤーとは異なるルールが適用される点。AIではないので人間と比べて状況判断に不利な点が多いので、それを補うために自動で資源を得たり、コストを払わずに行動したりするなど、通常とは異なる処理が入るため、不公平感は置いておいても、ボットの行動を見ていても、自分のプレイの上達の参考にならない場合が多いということ。

そんなわけで、各所で評価の高いボット・オートマを使用したソロルールも多数ありますが、このサイトではあまり評価が高くならない傾向がありますし、そもそも取り上げないことも多いかと思います。その点はご了承ください。

 

協力形式の複数キャラ運用でのソロゲーについては、筆者の処理能力の限界により、おおむね2キャラまでの運用でゲームとして成立するかどうかが、おススメの目安となっています。

仮に3キャラ以上の運用が可能だったとしても、その分プレイスペースの専有面積が広くなるという問題も発生するので、こちらも個人的な事情で恐縮ですが、その分評価は下がりがちになります。同様にご理解いただければと思います。

 

これまで紹介した、ソロ可能ボドゲを含むボドゲリストのインデックスページはこちら