2013 オレMotY

今年も残すところあと2時間弱。去年はガッツ不足で断念したムービーオブザイヤーをリベンジ。

今年観た映画は以下の36作品。劇場・レンタル区別なしで。

96時間
96時間 リベンジ
アイアンフィスト
アイアンマン3
アルゴ
ウルヴァリン:SAMURAI
EVA<エヴァ>
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.
エリジウム
エンド・オブ・ホワイトハウス
オーガストウォーズ
オブリビオン
俺たちに明日はない
ガーディアンズ 伝説の勇者たち
グランドマスター
クロニクル
地獄でなぜ悪い
ジャンゴ 繋がれざる者
シュガー・ラッシュ
スリーデイズ
ゼロ・グラビティ
ゼロ・ダーク・サーティ
小さなバイキングビッケ
ドライヴ
トランスフォーマー リベンジ
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
ネイビーシールズ
パシフィック・リム
パラノーマン ブライス・ホローの謎
ブリッツ
BUSHIDO MAN ブシドーマン
マン・オブ・スティール
モンスター・ホテル
リンカーン/秘密の書
レッドライト
ワールド・ウォーZ

96時間シリーズはスーパーお父さんが娘のためにキリングマシーンとなって悪の組織を追い詰めるアクション。
カランビットナイフ使いとかCARS射撃(たぶん)とかマニアック目なテクニックが見られます。テンポよく短いのもよかった。リベンジはちょっと落ちる感じかな。
主演はリーアム・ニーソン。

アイアンフィストは黒人ラッパー主演の武侠もの。
このご時世に武侠ものの新作が観られるというだけで興奮です。
ラッセル・クロウの怪演もよかった。

アイアンマンはとにかくやたらアーマーが出てくるのがよい。
逆にそこ以外はあんまり印象に残ってないなー。

アルゴは70年代の雰囲気とか、偽映画作るという荒唐無稽さとかよかった。
自分は単純なので、十分ハラハラドキドキしました。

ウルヴァリンは……まあ、なんというか。
勘違い日本はともかく、ほとんどの登場人物の行動の動機が分からないのが逆にすごい。

EVAはスペイン映画。ロボ子好きならマスト。
UIとかも実用性はともかくかっこよかった。

エヴァンゲリオンは急展開の部分だけで消化不良感が。
次いつやるんですかね。

エリジウムは体に直接ネジ止めする強化外骨格とか、アンドロイドとかシャトルとか、とにかくメカが良かった。
ストーリーは残念気味。

エンドオブホワイトハウスは、いくら何でもホワイトハウス脆弱すぎだろとと思わないでもないけど、主人公無双が好きなら。

オーガストウォーズは、ロボットはイメージ映像なのを前提に見ればそこそこ。中盤の進軍シーンがよかった。
個人的には主人公の母親の自分勝手な行動が好きになれなかったけど。

オブリビオンはどんでん返し前後あたりまではよかった。
終わり方は……どうなのかなー。

俺たちに明日はないは67年の映画。大恐慌時代の雰囲気とかそういうのがよかった。
有名な結末シーンは思ったよりしょぼかった……。

ガーディアンズはディズニーCG映画。イケメンのジャック・フロスト君を見る映画かなあ。
サンドマンとかイースターバニーとか日本ではマイナーよね。

グランドマスターは葉問を中心とした人物たちの群像劇。
格闘シーンが幻想的でかっこよい。

クロニクルは超能力少年たちの青春映画。すごい評価高いんだけど、個人的にはそこまで揺さぶられるものはなかった。
別につまらなくもなかったけど。

地獄でなぜ悪いは邦画。ヤクザに命じられて映画を撮る青年の話。
ところどころハチャメチャでいいシーンもあったけど、全体的に見ると冗長なシーンが多くて退屈だった。

ジャンゴはタランティーノ監督の西部劇。
黒人主人公にすると白人悪役が目立っちゃうのはアイアンフィストとちょっとかぶるかな。あ、サミュエル・ジャクソンもよかった。

シュガー・ラッシュもディズニーCG映画。ゲームネタということで点が甘くなっちゃうけど、良かった。
ヴァネロぺかわいいしね。タイトルは『壊し屋ラルフ』とかのほうがよかったなー。

スリーデイズは素人が止むにやまれず刑務所から妻を救い出そうとする話。
ツテも何もないゼロの状態から計画していくのが面白かった。
これもラッセル・クロウ。リーアム・ニーソンも出てくる。

ゼロ・グラビティは宇宙難破モノ、と言ったら乱暴か。
今まであまり描写されなかった無重力状態での遭難シーン、なくなっていく空気、猛スピードで迫るデブリと、宇宙とはいかに過酷な環境かをこれでもかと描いてて素晴らしい。
絶体絶命なシーンほど非情なまでに美しい光景が広がるのもよかった。
これもタイトルが短絡的なのよね。原題の「グラビティ」のほうがテーマにあっててよかった。

ゼロダークサーティはビン・ラディン暗殺に挑むCIAチームの話。
ダーティな尋問(拷問)や襲撃シーンが見どころかな。襲撃シーンは暗殺後にいくつか検証番組が再現シーンやってたからそこまで新鮮味がないけど。

ビッケは……さすがに子供向けすぎた。キャラは激似。

ドライヴはプロの逃がし屋の話。前半は渋くてよかったんだけど、トランスポーターよろしく、後半になると単なるドンパチになっちゃうのが惜しい。ドライビングで通して欲しかった。

トランスフォーマーシリーズはいまさら視聴。2はともかく3はなんかバタバタしすぎてイマイチだったかなー。

ネイビーシールズは特殊部隊もの。グレネードの爆炎が上がりすぎるのが気になったけど、FPS視点とかあってCoDっぽかった。

パシフィック・リムは巨大ロボもの。考証を考え出すと5分と見ていられないんだけど、メカのかっこよさで強引に押し切った感じ。メカがかっこよかった。

パラノーマンはライカのストップモーションアニメ。
個人的にはストップモーションであることに魅力は感じないんだけど、美術がよかった。

ブリッツはステイサムの刑事アクション。悪くないんだけど、相棒役の立ち位置が良く分からない。
ステイサム好きなら(適当)。

ブシドーマンは籠手に銃がついた「鉄拳銃」という馬鹿武器が気になって観た……んだけど、脚本と演技が酷くてアレだった……。邦画。

マンオブスティールはザック・シュナイダーのスーパーマン。
アメコミ映画というかSF映画として撮ってる感じ。バトルはドラゴンボールっぽかった。
ビル街崩壊シーンはポスト911という感じで、よく撮れたなーと(心情的に)。

モンスターホテルはゲンディ監督のCG映画。監督が6回も交代するというグダグダぶりで、よくぞまとめたなーと。
中盤までだるかったけど、以降は面白かった。ヒロインがかわいい。

リンカーンはリンカーンがバンパイアハンターする話。このプロットだけで細かいことはどうでもいいと分かりますね。
映画ボンクラにおすすめ。

レッドライトは超能力者のトリックを暴こうとする話。んー、良く覚えてない。

ワールドウォーZは同名原作を跡形もなく換骨奪胎したゾンビ映画。
ゾンビが走る、感染が数秒と、ゾンビ映画のいいところを全部カットしちゃってる(息つく間もないのでドラマが生まれない)けど、パニックものとしてはまあまあ。登場人物みんなタフすぎ。あ、学者以外。

—–

そんな感じ。こうやって見ると、リーアム・ニーソンとラッセル・クロウが印象に残ってますね。

MotYとしては、世間的にはゼログラビティとパシフィックリムというところですかね。
自分もどっちも好きですが、それ以外でもシュガーラッシュ、96時間、EVAあたりも推したいですね。
この中だと……個人的にはシュガーラッシュで!

来年楽しみにしてるのは「アナと雪の女王」とか、「ホビット」の続編とか、マーヴルの一連のアレとかですかね。
ではよいお年を!