ブラックエンジェル

宇宙船のAIとなり新天地を目指すダイスワカプレ

ソロ分類:ソロ・対戦
日本語対応:日本語版あり
おすすめ度:☆

地球に住めなくなった人類が目指す新天地、惑星スペズ。
到着まで宇宙船の管理を任されたAIが、異星種族との交渉や天敵「ラヴェジャー」の撃退を行い、最も航海に貢献したAIとしての評価を目指す、という設定。

ソロルールはボットAIと勝利点を競う形式で、ボットは行動デッキを引いて書いてある行動を行う。よくあるパターンでプレイヤーより有利な設定になっているので、それに負けない勝利点稼ぎをしていく必要がある。

基本システムはダイスプレイスメント。使用するダイスの色によって技術の購入、交渉艇の派遣、侵入者の撃退などできるアクションが、目によって行えるアクション回数や移動できるマス数などが決まり、アクションによってはカードやリソースなどの消費が必要となったりもするという感じ。

根本的な問題としてルールブックの記載が非常にわかりづらく、訳もあまり良くないため、まずゲーム進行を飲み込むのに一苦労で、しかもわかった後もかなり複雑、というか直感的でない得点システムになっていて、たとえば技術タイルは購入すると列に差し込まれ、いっぱいになった列にさらに差し込むと元あったタイルが押し出される仕組みになっていて、押し出された特定のタイルが得点の条件になり(得点そのものではない)、宇宙船進行トラックからスクロールアウトしたカードが得点上限の底上げになる(得点そのものではない)、など、自分の頭では正直どうすれば得点を稼げるのかさっぱり理解できない状態。

他にも得点方法はあるけど一事が万事そんな調子で、言ってしまえば頭がいい人が考えたシステムのためのシステム、という感じで、常時「つまりどういうことだってばよ?」というセリフが浮かびながらのプレイとなっていた。

プレイを重ねてこのあたりが頭に入ってくれば戦略性の高いゲームプレイになったのだろうけど、そこまでで脱落するプレイヤーのほうが多いんじゃないだろうか。

まあそれだけならソロでプレイを続ければ何とかなりそうな雰囲気だけど、もう一つの問題が要求されるプレイスペース。大判のメインボードのほかに複数のパネルを組み合わせた宇宙船進行トラック、プレイヤー個人の技術ボードと周囲のカード配置スペースなど、1m四方では全然きかないエリアを要求される(1.5m四方くらい必要)ので、おいそれとプレイをするという気になれないのも大きなネック。

そんな感じであらゆる点でノットフォーミーとなってしまい、早々に手放してしまった……。

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