ダイスセトラーズ

ダイスバッグビルドをメインにタイル配置やエリアマジョリティなど詰め込んだ開拓ゲー

ソロ分類:ソロ・対戦
日本語対応:日本語版あり

ジャンルはバッグビルディングを基本に、ヘックスタイルを配置してのマップ開拓、エリアマジョリティ、スキルカード購入などの盛りだくさんハイブリッド。

やれることは多岐にわたり、それぞれで勝利点が得られるが、それだけにどのような路線で点数を稼いでいくかをしっかり計画しないと、器用貧乏で決め手に欠ける状況に陥りがちとなる(なった)。
勝利を目指すには、自分の入植している土地や場に出ている技術、他プレイヤーの状況などを見極めて戦略を練ることが重要となっていく。

そういったシビアな面がある一方、構築や技術カードの効果である程度コントロールできるとはいえ、その時々でアクションを行えるかどうかはダイス次第、と実力と運が程よく配分されていると思います。

ソロ向けに専用のボットボードが付属していて、プレイヤーとは異なるルールでプレイするボットを相手に対戦するタイプ。

ボットの常として、プレイヤーより有利にリソースを得て、ランダムで行動を実行するという仕様だけど、その辺がちょっと理不尽に感じる。
ずるい、ということもあるけど、負けたときに、対戦と違って相手の行動を参考にして上達できないので、そういう点でもボット・オートマはあまり好きじゃないんだよなー……

細かい事抜きで色とりどりのダイスを振っているだけでも楽しいのだけど、ひとつ気になるのが付属のダイスバッグの小ささ。
ゲームの性質上頻繁にダイスの出し入れを行う必要があるのだけど、入れるにせよ出すにせよやりづらく(成人男性が手を入れてダイスをつかむのはかなり無理がある)、この部分のプレイアビリティが低いのは残念に感じた。袋からほつれた糸がしょっちゅう出てくるのも印象が良くない。
適当なきんちゃく袋を見繕って代用するのをお勧め。

類似ジャンルという事で「クォーリアーズ!」のバッグ(右)で代用。
紫はないので代わりに緑を使う必要がある

タイル配置要素があるので、プレイに1m四方程度のスペースが必要となる点も注意が必要。

公式サイト