MVNOにMNPした

以前から、使用頻度に対して携帯の毎月の料金が高いなと思ってて(月8000円ちょい)、次の更新月にMVNOに換えようかなと思ってたんですが、更新月まで使い続けた場合と、すぐ解約して違約金払った場合の料金を計算したらほとんど同じだったので、思い切って変更することにしました。

端末の候補は、カメラ性能が高いこと、防水であること、小型軽量であること。次期iPhoneは防水になるという噂がありますが、SIMフリーのiPhoneは値段がお高いので除外ということで必然的にAndroid機。
小型を重視したのは近年の5インチ超え当たり前のトレンドとは逆行しますが、iPhone6plusを使ってみて、やはり電子書籍リーダーの代わりにはなり得ないなと思ったので、ならばいっそ小さい方がいいという判断で(電子書籍リーダーは7インチクラスの小型タブレットを使う)。

その辺りから、富士通のarrows M02、ソニーのXperia J1 Compact、シャープのAQUOS SH-M02に絞りました。
カメラならXperia、画面ならAQUOS、機能ならarrowsという印象で、欠点としてはXperiaはOSバージョンが古い、arrowsはロゴがデカデカと入っててダサいのとカメラが弱い、AQUOSは可もなく不可もなくという感じ。
結局なんかフィーリングでXperiaに。

MNPの手続きとしては、まず使用中のキャリアからMNP予約番号を発行してもらうところから。当然キャリアとしては客を逃す手続きに利便性など考慮する訳はないのでこのご時世に電話のみ、平日9時から20時まで。
仕事帰りにトライしてみるも、延々と「通話が混み合っております」のリピート。

翌日朝にリベンジしたところ、始業時間ぎりぎりに繋がるも、延々と要領を得ないアンケートやら代替プランの提示やらでいつまで経っても手続きが済む気配がないので、話を遮って進めてもらい、予約番号発行、夜に移転先に申し込み。

翌日、突然キャリアメールにスパムが届きはじめる。それまでは月に1通来るかどうかという頻度だったのが、午前中だけで12通。当社比で720倍。

移転する嫌がらせかという考えも頭をよぎりましたが、MNP予約番号を取得しただけでは移転が確定ではないので、このタイミングでヘイトを貯めるメリットはないのでなんとも。MNP予約に中間業者が絡んでて、そこから横流しとかなのかなあ。
結局URLが入ったメールをすべて拒否設定にして対処。どうせすぐ使わなくなるものだし。

さらに翌日、突然携帯が圏外に。何かトラブルかと一瞬疑いましたが、タイミング的にMNPがらみとしか思えず。
手続き的に、旧キャリアの解約手続きは移行先キャリアが行うので、ここでも嫌がらせのセンは薄い、というか移行先のせいなのは確定的に明らか。

以前MNPした際は、新しい端末が届いてからオンラインで移行手続きをして、しばらくすると切り替わるという流れでしたが、調べてみたところ、どうやらMVNOでは移行先キャリアの都合で手続きを行い、それから端末を発送するみたい。
なので、手続きから端末到着まではノー携帯期間があるのがわりと普通の様子。なかなか雑な進行ですな……。

で、さらに翌日に端末が届いて、無事モバイル環境が復活しました。まあなくても全然困りませんでしたが。
phone
だいぶ小さくなった

という訳で2009年以来、3G→3GS→4S→5S→6plusと7年、5機種(その前のtouch入れれば6機種)にわたって使ってきたiOS端末に別れを告げ、Androidに移行することになりました。
こっちはこっちでかゆいところに手が届かない感もありますが、まあその辺は慣れですかね。

とりあえず月額が端末の分割含め半額程度になったので、気分的に楽になりました。違約金やら何やらがまだ残ってますが……。