艦これあれこれ
アニメも始まって、良くも悪くも話題になっている艦これですが、自分も一応やってます。一応というか期間で言うと1年以上。
ここは俺の日記帳なので、自分の今までの艦これの歩みを書いてみます。
(ホントにダラダラした日記なので注意)
病気や何やかやで仕事を辞めたのが2013年の8月末で、時間に余裕ができたということと、辞める直前まで関わっていたプロジェクトのソシャゲがキャラゲーだったということもあって(現在すでにサービス終了)、当時すでに人気だった艦これをやってみることに。
当時ちょうどオープンしたてのショートランドサーバーにうまいこと潜り込め、晴れて提督に着任。
……しかし、システムのあまりの分かりにくさ、ノれなさに早くも挫折(おそらく2-4まで)。しばらく放置期間が続きます。
タイミング的に鉄底海峡や霧の艦隊のイベントに参加できたはずですが、完全スルー。今思うとかなりもったいないことをしたかなー。
次に艦これが話題に出てくるのが2014年4月。半年以上放置してますね。
テーブルトーク版の「艦これRPG」をプレイした(使用艦娘は日向)のがきっかけで再開して、なんとか2-4も突破。その後のイベント「索敵機、発艦始め!」にも参加して、E2クリアまでやってたみたいです。明石獲得。
そこからスムーズに再開、というわけには行かず、艦これRPGセッションの参加機会を逃して宙ぶらりんな状態のまま、6月に5-4を(たぶん)クリアした後は8月のイベント「AL/MI作戦」までほぼ休止状態に。
そんな状態で先に進めるわけもなく、E-2まででリタイア。大淀獲得。
その悔しさをバネにする、ということもなくまたしても半放置状態が続き、10月に艦これRPGの別キャンペーンに参加することになって(使用艦娘は五十鈴)再々々復帰。ここからはそれなりにプレイして、11月のイベント「渾作戦」ではE-3までクリアするという快挙を達成。秋月とPrinz Eugen獲得。
それからもTRPG版のセッションに定期的に参加していることにあわせて、順当にプレイが続いてます。提督レベルが100になり、レア艦ではビスマルクや大鯨を獲得。大和、武蔵、大鳳は未入手、という状態。
個人的にはゲーム単体でモチベーションを維持するのが結構つらくて、どうも外堀から埋めていく作戦がうまく行きそうだということで、派生媒体にも手を出してみました。
【TRPG】
メインのモチベーション維持ソース。プレイする時にある程度艦娘やゲームのことを知っていた方が面白いので、上手いこと相乗効果になってると思います。
ゲームとしては、ランダム要素多めでダイスの目に一喜一憂しながらドタバタ出来ていいのかな。ちょっと「声援」任せなところもある気も(シナリオもプレイも)するけど。
ルールブックに一覧性が欠けるので、各ルールとデータがまとまった決定版がほしい。
【小説】
どこかで話題を見かけて評判がよかったので読んでみたのが、「陽炎、抜錨します!」(1~4巻)のシリーズ。
これは確かに良かった。駆逐艦娘を話の中心に置いたお話で、駆逐艦娘から見てほかの艦種の艦娘たちがどう映っているのか、他の艦娘が駆逐艦娘をどう見ているのか、というのがすごく新鮮でした(ゲームだと「提督」という視点で、戦艦娘すらも「部下」として扱うので)。アツい展開も多くて燃える。
内容もメカ、戦闘描写も多く、ハードすぎずぬる過ぎずという塩梅で自分にはかなりバランスがいいと思いました。駆逐艦娘同士がわりとしょっちゅうグーで殴りあったりしてますが(笑)。
他のシリーズも気になってはいるのですが、ちょっと評判が分かれてたりして警戒中。
【漫画】
コミカライズは「水雷戦隊クロニクル」(1巻)と「いつか静かな海で」(1~2巻)を読みました。
「水雷戦隊~」はキャラのかわいさメインという感じでちょっと合わなかった。
「いつか~」のほうはちょっと「陽炎~」と似た傾向でよかったかな。あそこまでスパルタンではないけど。
最後に海自の同名艦に触れる内容になってるのがちょっと面白い。自衛隊の宣伝っぽくて気になる人もいるかもしれないけど。
【アニメ】
アニメも一応見てます。
1話はメカ分多めで結構いいかなと思ったものの、2話と話題の3話でキャラ描写の適当さにかなりげんなり。4話はかなり不安視してましたが、下がりきったハードルもあって意外と好印象……といっては言い過ぎか、差し引きプラスといった感じでした。
キャラがちゃんと動いてしゃべる、という点では現状アニメが一番優れてはいるのですが、テンプレのようにゲームの台詞を連呼したり、かと思えばゲームとけっこう違うキャラ付けをしたりと、制作スタッフがキャラ描写が苦手なのか艦これに興味ないのかと言う印象がありますね。
提督の姿を見せないとか、艦娘以外のキャラを出さないとかファンに気を遣ってるのかと思いきや、たいした見せ場もなく艦娘を轟沈させたりと、やりたいことがいまいち見えてこないのもよく分からんところ。
【二次創作】
同人界隈もけっこう盛り上がってるので、ネットで見て面白かったものは同人誌を通販で買ったりもしてます。
面白かったのはビリー氏の「ネッコレ」、殆ど死んでいる氏の「或提督ノ報告書」、津留崎優氏の「やる気ねえ提督と秘書龍田さん」、坂崎ふれでぃ氏の「史実で艦これ」、調布市民氏の「ドラゴンスクアッド2595 少林寺瑞雲拳」。
ネッコレはすっきりした絵とキャラのアレンジがいい感じですね。酷いギャグ回とシリアス目のエピソードが混在するのも好み。
或提督の~はオフビートな日常回がメインですが、ゲームの進行を丁寧に最初から描いてるのが印象的。公式でさえ一定以上進行した状態からがほとんどだと思うので新鮮ですね。
やる気ねえ提督~はネッコレと比べて若干シリアス寄りのラブコメって感じ? 表現力が高いので、グッと引き込まれます。
史実で艦これはタイトル通り史実を交えた艦娘紹介、というか艦娘をフックにした史実紹介とも。勉強になるし、ゲームでの艦娘の語られない側面を補完・想像するのにいい感じです。
といいつつ一番グッときたのは艦娘とは殆ど関係ない霧島の主計課の話でしたが……(笑)。
ドラゴンスクアッドはこの中では異色。殆どゲームとも史実とも関係なく、艦娘が艤装を捨てて香港映画的にバトルするというお話。邪道と言えば邪道なんだけど、すごいツボにはまって好みです。この本の前の話「航空戦艦対空飛ぶギロチン」(スゲエ!)があるんだけど、品切れになってて読めないのが無念。
あ、あと、本にはなってないんだけど、「小学生bot」や「深海棲艦bot」の名前でネットで発表されてた連作もかなり好きだった。残念ながら作者の人が頻繁に雲隠れしてて、最近は全然姿を現さないので今は見ることが出来ないんだけど。
そんな感じ。
その辺の派生作品やらでだいぶキャラへの厚みが追加されて、ゲームの方のキャラにもだいぶ愛着が持てるようになってきました。他にも何かオススメがあったら教えてください。
2月にまたイベントがあるらしいので、次こそはもうちょっといいところまで進めるようになりたいかな。