レゴロボ中二妄想設定
オリジナルロボを作ったら、やっぱり「人型兵器」である屁理屈やロボ周りの造語、設定をやりたくなるよね!
というわけで痛いといわれようがオリジナル設定をいろいろ妄想。
第2世代キネドライブ(注1)搭載ストラテジック・フレーム(注2)「ヴェスパ」
形式番号:SFF-010
所属:汎太平洋経済連合(PPEF)
乗員:1名
全高:6.0m
重量:30t
ネガキネシスフィールド有効半径(注3):640m
質量相殺比:0.98(注4)
固定兵装:
汎用格闘肢(注5)×2
単純格闘肢(ランディングギアを兼ねる)×3
オプション兵装:
AF010「ランタン」20mm短機関銃(注6)
補助装甲防壁(注7)
(注1)月中心部で発見された希少物質「ルナリウム」を使用した動力装置。ストラテジックフレームの駆動、運動エネルギーを相殺するネガキネシスフィールドの発生、機動用斥力の発生を賄う。エネルギー問題を解決すると期待されたが、その希少性のため、世界はルナリウムを争う戦いに突き進むこととなる
第2世代キネドライブは第1世代の6mクラスのサイズから2mクラスまで小型化しつつ、出力は同等となっている
(注2)キネドライブを搭載した有人兵器の総称。従来の兵器に対し単機で戦局を変えうる存在として開発されたが、各勢力に配備されるに従い、戦いは泥沼化することとなる
(注3)キネドライブが発生するネガキネシスフィールドの影響が及ぶ最大距離。フィールド内の物体は、運動エネルギーが高いものほどそのエネルギーを奪われる(つまり速いものほど遅くなる)。キネドライブ搭載機であるSFはその効果をある程度相殺できる。
(注4)キネドライブ起動時に機体質量の何割を相殺できるかを表した数値。SFF-010の場合、最大稼働時に見かけ上の質量が0.12tとなる
(注5)SFの展開するネガキネシスフィールド相殺能力は、機体に近いほど近いほど有効であり、究極的には直接打撃が最も効果が高くなる。それによりSFには格闘肢が搭載されることが一般的となった
(注6)SF-010携行用に配備されたAnti (Nega-Kinesis) Field装備。ヘリカルマガジン内に300発の20mmAF弾頭を搭載する。
キネドライブに直結することにより、ある程度のネガキネシスフィールド相殺能力を持たせた弾頭を発射することが可能。相殺能力は発射直後から急速に減衰し、有効射程は600m程度にとどまる。おもに目標SFのキネドライブに負荷をかけるための牽制として使用される
(注7)キネドライブ起動中は基本的に装甲、フレーム材質に関わらず、運動エネルギーによる破壊は不可能となるが、相殺時にはドライブに負担がかかるため、投棄可能な補助装甲に相殺効果を集中させることが有効な場面も存在する
ストラテジック・フレーム【SF】とは、運動エネルギー制御装置、キネドライブを搭載した有人戦闘機械(注8)の総称である。
キネドライブの特性である斥力発生、慣性制御による高機動(注9)、ネガキネシスフィールドによる従来の兵器の無効化により、これまでの兵器の運用とは一線を画す存在となった。
第2世代SF(注10)であるヴェスパは2mサイズまで小型化したキネドライブを搭載し、軽快な機動を生かした格闘機体となっている。
(注8)「人道上の理由により」、SFを含めたあらゆる戦闘機械には操縦者の搭乗が条約で義務付けられている。この条約により、単純な短距離ミサイルを除き、巡航ミサイルや無人兵器などは使用を禁止された
(注9)単に動きが素早い、ということだけではなく、地上、空中を問わない急加速、急制動を伴う3次元機動の実現により、「前面投影面積」という概念が無意味となった
(注10)第1世代のSFは5m級キネドライブを搭載した12m程度のサイズとなっている。大きさの割に出力が低く、旧世代兵器を圧倒したものの、対SF兵器として設計された第2世代のSFと比べると継戦能力、機動性で大きく劣っている
……という感じ。ああ楽しい(笑)