パスファインダー・アドベンチャー:ルーンロードの帰還
シナリオ形式のデッキ構築ハクスラRPG
ソロ分類:ソロ・協力
日本語対応:日本語版あり
同名のTRPGが出てるけどこっちはカードゲーム版。
キャンペーンシナリオ方式で、何カ所かあるロケーションを探索して、そこに潜むボスを見つけ出して追い詰め、倒すのがメインのシステム。
ロケーションデッキにはアイテムや武器、敵、罠などのカードがあり、キャラクターの能力値の判定で処理する。
アイテムを処理できれば入手でき、敵を倒せば除外できる。そうやって徐々にキャラのデッキ(HPを兼ねている)を充実させていくのがキモのゲーム。
それに加えてターン制限もあり、これはキャラ数が増えても変わらない(パーティ人数に関わらず、一人行動するごとに1ターン)が、探索すべきロケーションは増えるので、4キャラだと意識的に行動を増やさないと時間切れになりがちで、人数が少ないと事故死の可能性が上がるので少なくとも3キャラは欲しいという、割と適正人数が限られている印象。
基本ルールとして、キャラが死亡するとシナリオクリアのボーナス全ロスト、入手したカードも他のキャラが持ち越せる分までと、いわゆるパーマデス制を採用しているので、前のシナリオをやり直すか、初期状態のままシナリオを続けるかを選ばなければならないのは厳しい。
また、3キャラ以上をソロで回すのは処理負荷的にキツいので、あまりソロ向けとは言えないところがある。
まあ、それ以前に基本セットしか出ておらず、第1部1章までしか遊べない状態(全6章)で、日本語版追加セット発売告知から1年半音沙汰なし状態(いまだに「2018年発売予定」と記載されている)なので、間違ってもおススメできない状況。
システム自体は悪くないので、パーマデスをオフにでき、複数キャラを回しやすい(増やしすぎに注意)デジタル版(PC、Android、iOS版あり、ただし日本語なし)をプレイするのが良いのかもしれない(こちらも第2部以降はサポートされていないが……)。