旅も無事1日目を終え、第2日目に突入。
この日はまず電車でザルツブルグへ向かい、そこでレンタカーを借りてオーストリア最高峰のグロースグロックナーへ、さらにツェルアムゼーへというチロルルート。
7月12日(土)・第2日目 | |
ドリントホテルの朝食は、ビュッフェ(バイキング)形式。 とはいえ、パンやコールドミート、ソーセージや卵、サラダやオートミール、シリアルや果物など、種類も豊富で、なかなかおいしかったです。 部屋は残念だったけど、食事で満足。 |
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列車に乗るためにウィーン西駅へ。 ここからザルツブルグまで特急で約3時間。この区間だけがこのたび唯一の電車での移動となるのだ。 オーストリアでは全般的に、電車、バス、地下鉄問わず改札がなくて、たまに来る検札以外にチェックしていない様子。日本よりずっとルーズですな。で、途中検札が来た訳ですが……。 車掌「切符を拝見」 だいすけ一行「はい」 車「……? ノー、これではダメです(意訳)」 だ「?」 一応切符には「ウィーン→ザルツブルグ」3人分という記載はされている。時間も席も合ってるのだけど……。 拙い英語でなんとかやりとりしたところ、見せた切符は単なる指定席券で、これとは別に乗車券が必要だ、ということらしい。うわ、マズ! だ「えーと、ココデ買エマスカ?」 車「……オーケー」 ……と、なんとか運賃を支払って事なきを得ました。ふう、焦ったなあ。 まあ、確かに最初買った時、なんか安いなあとは思ったんだよな(笑)。 |
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3時間後、ザルツブルグ駅に到着。 ここのレンタカー店にあらかじめ予約を入れてあって、ここから来るまで行動することになります。 ふう、やっと重いスーツケースを持って歩くのともおさらばですよ。 で、ドイツ語圏らしくベンツで出発。Aクラスですが(笑)。 オーストリアは左ハンドルの右側通行。 運転は国際免許を持っている父がするのだけど、そうそう海外に行っている訳ではないので、さすがにはじめはいっぱいいっぱい。母と二人で道をサポートしながら、グロースグロックナーへ向けて出発。 |
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ザルツブルグからアウトバーンに乗り、グロースグロックナーへ。 途中、ドライブインで一休み。 さすがチロル地方、ドライブインもチロル風です。 |
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グロースグロックナー山岳道路に入って、さらにつづら折りの道を行きます。 これは途中の休憩所。 |
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40分後、ひとつ手前の山の頂上。 ここでいったん休憩して、もう一息でグロースグロックナー、と思ったら、ここでもトラブルが。 さて、出発と車のキーをひねるも、エンジンはかからず。 いくらひねっても、セルモーターがむなしく回るばかりで、ちっともエンジンが回らず、焦る一行。 ガソリンもまだあるはずだし、思い当たるフシもなし。 このまま動かなかったら修理を呼ぶしかない。でも、英語でうまく自体を説明できるだろうか。というかそもそも、どこにかければ? と3人で途方に暮れかかる。 結局1時間後、エンジンは復活。 原因はわからずじまいだったのだけど、薄い空気と坂道でオーバーヒートを起こしたのかも……。 |
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で、やっとグロースグロックナーに到着。標高2000m。 柵の向こうの谷で光っているのは川ではなく氷河。 トラブルのせいで氷河に降りるロープウェイは既に終了してました。残念だけど、まあ仕方ないか。 |
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山肌にマーモット発見。 愛らしい姿で動き回ってました。 こっち向け〜! で、このあと軽く食事をしてここをあとにしようとしたら、またしてもエンジンがかからず。 ヒヤヒヤしながらまた小一時間待って、祈る気持ちでキーをひねると、なんとか始動。恐い恐い。 この後はどこにも止まらず、一目散に目的地に向かいましたとさ。 |
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夕刻になってツェルアムゼーに到着。 驚いたことに、ここでの宿はまだ決まっていない。 現地に着いてから宿を探すと、意外とあっさり見つかりました。 ここが二つ目の宿。 外は近代的ですが、内装はチロル風の木彫りで、雰囲気がなかなか良かったです。フロントのお姉さんは愛想良くて親切だったし。部屋も広くて満足満足。 |
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食事を求めて町に出ました。 ツェルアムゼーは名前の通り湖畔の町で、(「アムゼー」で「水のほとり」の意)湖の方にも行きたかったのだけど、その日はお祭りかなんかで入れませんでした。 なので繁華街の方へ。 |
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噴水広場。 人々が集まり、語らってました。 古い町にはたいていこんな感じで広場があって、交流の場となってます。 雰囲気もあっていいですなあ。 何故かロシアの弾き語りがいて、マトリョーシカとか売ってました。 |
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この日はピザ屋のオープンテラスで夕食。 お祭りのせいかどこも混んでいて、料理が来るのにえらいかかったり、食べているうちに雨が降ってきたりと、多少トラブルはあったけど、まあ車のトラブルに比べればなんと言うこともなし。 3日目はエーアヴェルトでロープウェイに乗り、ドイツに出てノイシュバンシュタイン城を見学する予定。城ですよ! |