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2008年09月07日
スプリンターセル:二重スパイ(XBOX360) クリア後レビュー
XBOX360にプラットフォームを移してのスプリンターセルシリーズ。
今回はテロ組織への潜入捜査として、テロ組織のミッションをこなしつつも、気づかれないようにNSAの指令もこなさなければならない、という内容。
ストーリーも暗い感じで、この危険な任務に志願する背景として陰惨な事件が起きたりと、サム・フィッシャーも荒れ気味。序盤のミッションでは収監されるということで、坊主にイメチェン。
基本はやはりステルスミッションという感じで、誰にも見られず進んでいくのが主なルート。昼間のミッションが多くなり、暗闇に身を隠せないことも多々あるので、物陰に隠れたりも必要な感じです。
とりあえずおもしろくはあったんだけど、なんか良くない面が目立っちゃってる感じの作品でした。
メインとしてはタイトルになってる「二重スパイ」としてのシステムの、テロリストとNSAの信頼度メーターの増減なんだろうけど、普通にやってるとどっちの信頼度もマックス近くになっちゃうので、いまいち生かせてない感じ。前の評判だと、テロリストの信頼をとるか、正義をとるかのジレンマが肝みたいなことを言われてたと思うんだけど、うまく作れなかったのかな。
ちなみに二重スパイというのもちょっと違うような。原題のDOUBLE AGENTの訳と言うことだろうけど、正しくは潜入捜査官だよね。二重にスパイはしないんだし。
ローカライズは前作のように吹き替えではなく、字幕のみ。この字幕が読みづらいのもマイナスポイント。
ゲーム内容は前作とほぼ同様ながら、明かりゲージと物音ゲージは廃止。それ自体は悪くないと思うけど、代わりに導入されたステルスランプが当てにならず、結局トライアンドエラーになりがちなのがもったいないというかメンドいというか。すぐ近くでも気づかれないこともあれば、遠くから発見されたりと、自分がどう見えてるのかがよく分からない状況が多かった気がします。
一番の難点はロードが長いこと。ゲーム始まるまでに延々とロード画面を見させられて、ちょっとストレスがたまります。秋のアップデートのHDDインストールが待ち遠しかったぜ(終わらせちゃいましたが)。
(好)
・グラフィックがキレイ
・ルートを見つけ出したときの「なるほど!」感
(嫌)
・ローカライズが字幕のみ(前作までは吹き替え)、オンラインにいたってはローカライズなし
・見つかるかどうかが分かりづらい
・ロードが長い
・信頼ゲージが大して意味がない
投稿者 だいすけ : 2008年09月07日 16:33 ゲーム /ゲームレビュー /XBOX360
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