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2008年06月19日

スプリンターセル:カオスセオリー(XBOX) クリア後レビュー


ゲーム自体はXBOXのものですが、XBOX360のダウンロードコンテンツ「XBOXクラシックス」として配信されたのでプレイ。評価も高かったですし。1200MSポイント、約1800円。

隠密行動のエキスパートエージェント、サム・フィッシャーが、最新暗号化技術漏洩を調査するうちに国家間の大戦を引き起こすテロの真相に迫っていくというお話。
舞台が南米から始まり北朝鮮、韓国、果ては日本と極東に移っていくのも特徴かな。まあ、例によって「なんか違う」日本だったりするんですが、その辺は大目に見るということで。

ジャンルとしてはスニーキングアクション。元々メタルギアソリッドに影響されて作られたシリーズということで、敵に見つからずに敵地奥深く潜入し、目的を果たしたら再びこっそり脱出するという仕組みになってます。MGSよりスニーキング性を重視しているため、基本的に戦闘はなし。見つかった時点でかなりのピンチに陥ります。敵に気づかれたり、殺したりするとステージ終了後の評価が落ちたりするので、やりこみ派はノーキルノーアラート(ここまではそんなに難しくないですが)、ノースタンで進めるのがベスト。自分はぬるいのでノーキルノーアラートまで(しかもセーブ/ロードを繰り返して)でしたが。

システムの肝としては、暗闇と音を表すゲージ。基本的にステージは暗がりが多く、そこに潜みつつ敵をやり過ごしたり、後ろから襲って尋問したりするようになってます。音も、周囲がうるさいときには駆け抜け、静かな場所は足音を潜めて移動するなど、状況によっての行動が求められます。
加えて、サムの超人的身体能力で、壁のパイプを這い上ったり、通気口を通り抜けたり、狭い通路に足で突っ張って上って頭上をやり過ごしたりという、ステルスのためのパズル的な要素が多めの作り。
装備もハイテク部隊だけあって、暗視、サーマル、電磁波を可視化するゴーグルや、狙った電子機器を一定時間麻痺させるOCP、離れたところからPCなどをハッキングするEEV、スタン弾やグレネード、接着カメラなど様々な弾を射出できるランチャーなど、様々なガジェットを使え、何通りもの攻略を可能にしてます。もちろん、腕に覚えがあるなら撃ちまくって殲滅するやり方もあり。

気になる部分としては、基本的にゴーグルかけっぱなしで殺風景なのと、ロードが長いこと、ステージによって難易度がばらつきがあることかな。副目標も、ステージをしらみつぶしに捜索していかないとだめなので任務に集中出来ないのが残念かも。
もちろん、それらを抜きにしても十分おもしろく遊べました。この値段でこの内容なら文句なしです。こういうジャンルが好きならマストプレイかと。

投稿者 だいすけ : 2008年06月19日 22:42 ゲーム /ゲームレビュー /XBOX360 /XBOXクラシック

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