Idle Lab. Blog Sec.

HL2,ep1,2はシナリオ重視FPSの金字塔、ハーフライフの続編。グラフィックも今風になり、パズル性を高める「グラビティ・ガン」が大きなウリ。無印2は乗り物パートが妙に長かったり（そして酔いやすい）、ep1ではあんまり無印2と変わり映えしなかったりしましたが、ep2では自然環境の中での戦いと、前作の問題点を反省しながらの作り方は好感が持てます。いつも、「ドカーン、続く！」という終わりはいかがなものかと思いますが（笑）。

チームフォートレス2はコミカルなキャラクターとシェーディングが特徴のチーム対戦もの。クラスによって得手不得手がはっきり決まってるので、バランスを見ながら助け合うのが重要です。結構殺伐とした展開になりがちですが、コミカルな演出にかなり救われてリピート性を高めてます。

そしてポータルはその中でも群を抜いての衝撃作。任意の2点間を繋げる特殊な銃を手にした主人公が、悪夢の実験施設から脱出するというゲームで、このポータルが秀逸で、壁と床を繋いで、床の穴に飛び込むと、その勢いのまま壁から飛び出すという原理になっていて、これで一見到達不可能な場所へと移動していきます。
オマケ程度かと思われたシナリオもかなりいい雰囲気で、登場キャラクター（人ではないですが）のシニカルな物言いと相まって非常に印象的でした。

FPSに抵抗がないなら、マストバイと言える良作かと思います。