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2008年01月16日

アイ・アム・レジェンド(劇場映画)レビュー(追記にネタバレあり)

予告見て気になってた映画ではあったんだけど、荒廃したニューヨークで、ウィルスミスがぽつんといるだけという内容で、全然ストーリー知らなかったんですが。
しかしこれ、感想書きにくいね。予告以上の情報をネタバレしないようにすると特に。

予告で見たとおり、序盤で描写される、廃墟となったニューヨークの様子にはかなりグッと来るものがありました。他の映画やニュースなどで見かける NYの風景が、そのまま荒れ放題になってるのがかなりセンスオブワンダーを感じます。きっとアメリカ本国の人が見たらもっとショッキングだったんじゃないでしょうか。我々が水没した渋谷のリアルな映像を見せられたとかそんな感じで。

その誰もいないニューヨークを彷徨う序盤はすごく良かったんですが、中盤以降はだんだん普通のハリウッド映画っぽくなって来ちゃったのがちょっと残念。あんまりアクションとかを期待してたわけじゃなかったしなあ。
まあ、その辺はちゃんと調べていかなかった自分が悪いんですが。
(続きにネタバレ部分)

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予告では何故彼が廃墟になったNYにいるのかは説明されませんが、映画を見れば開始数分で理由がわかります。いわゆるバイオハザードってやつですね。
で、その時点で自分が期待してたのは、ハリウッド版「復活の日」だったんだと思う。いかにして人がほろびゆき、復活への道を模索していくのかとかそんなの。

でも、代わりに出てきたのはゾンビみたいな感染者の群れ。日の光に弱いので、夜になると街に現れ、人を襲います。おもしろかったのはここまでかなあ。そこからはおきまりの展開と、タイミング良く現れる生存者とか、いつものハリウッド展開。
そもそもあの姉ちゃんがいきなり神懸かり的なこと言い出してアレだったり、血清を作るきっかけになった被検体とか、知能を持ったボスとかの設定が放りっぱなしになり過ぎな気がする。てっきり、ボスはあの被検体を取り戻しに来ててそんなに凶暴な訳じゃなくて、あの被検体をきっかけに和解、共存、治療の道を模索とかそんな方向を期待してたんですが、全部ボカーンって(笑)。流石アメリカ軍人。

その辺が残念要素。
そもそも原作があって、一度映画化されててそのリメイクみたいなので、その辺りの縛りもあったんだろうけど、前情報入れないで見に行った人間の感想としてはそんな感じ。

投稿者 だいすけ : 2008年01月16日 17:14 映画・ビデオレビュー

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