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2007年06月14日
スパイダーマン3(劇場) レビュー(ネタバレあり)
人気アメコミの映画化シリーズ第3弾。
ポスターにあるとおり、今回のテーマは「黒いスパイダーマン」。
アメコミの方を知ってる人ならぴんと来る、あのヴィラン登場です。
……というわけで、ファン待望の(?)ヴェノム登場。
とはいえ、物語の趣旨としては、エイリアンスーツに寄生されたピーターがダークサイドに堕ちるという方なので、モンスターとしてのヴェノムは終盤にならないと出てきません。
前半~中盤はお約束のピーターとMJの恋の行方、という感じ。例によってうまく行きません。そこに1にも出てきたお坊ちゃんが登場して、不器用なピーター君がかなうわけもなく……。
2時間半という長丁場を意識させないくらいにはおもしろかったです。中盤の展開はさすがにちょっとだれましたが、まあ許容範囲で。
一番の驚きは、メリージェーンがちゃんと美人っぽくなってること。1作目とかどうしようかと思ったもんなあ。そして終盤はワイシャツというかブラウスというかにネクタイですよ!
ヴィランは……サンドマンは余計かなあ。誕生からして荒唐無稽すぎるしなー。とってつけたような真相とか、オチとかも含めていらなかった気がする(原作のエピソードを拾ってるのかもしれないけど)。ニューゴブリンとヴェノムの二人はいい感じね。その後のニューゴブリンとの共闘という展開はストーリー的にはともかく、絵面としては良かった。
ただ、中盤以降の、記憶を取り戻したハリーが策士のようで行き当たりばったりだったのはちょっと残念。あそこでばらさなければ大ケガせずに済んだんだろうになあ。
だいすけ評価は7点。
投稿者 だいすけ : 2007年06月14日 16:02 映画・ビデオレビュー
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