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2006年07月15日

Grand Theft Auto:Liberty City Stories(PSP) クリア後レビュー


PSP版のグランドセフトオート。3の流れを汲む3DのGTAのシリーズで、舞台も3の舞台のリバティシティ。
設定としては3より前の1990年代ということで、少し前の町の様子(地下道がなかったり、橋が未完成だったり)が見られます。
気になる主人公はトニー・シプリアーニ。3にも登場するマンモーニ(マザコン)のトニーです。
GTAに対する風当たりは非常に強いので、日本での発売は予定すら立っていません。たぶん出ないでしょう(出ました(笑))。ただ、PS2など据え置き型のハードでは、その国ごとのリージョンコードがあって、普通には外国のソフトが動きませんが、GBAやNDS、PSP(UMDビデオ除く)などの携帯機はリージョンコードはないので、普通に遊ぶことができます。入手するにはメッセサンオーなどの輸入ショップか、海外のゲームショップに直接注文する必要があります。

このGTA:LCSをプレイするのはヴァイスシティ(GTA:VC)、サンアンドレアス(GTA:SA)に続いて3本目で、元になった3はこの時点ではまだプレイしていませんでした。なので、3経験者が感じるだろう「懐かしさ」はありませんでしたが、それは3プレイの時に感じることになります。

それはさておき、このLCSをひと言で言えば、ミッションが一新されて、VCのシステム(バイクに乗れたりとか、ロックオンのシステムとか)を導入した3という感じか。SAの要素は入っていないので、泳いだりはできません。
携帯機オンリーで出たシリーズ(のちにPS2に移植されましたが、PC版は今のところ未発売)なので、操作系がPS2版を簡略化したものになっています。右スティックがないので、視点はちょっと不自由で、ドライブバイ(車内よりの射撃)がちょっと面倒な操作になってるのが主な簡略化。操作はキーコンフィグでいくつかから選べます。個人的にドライブバイのL+アナログパッド左右+○ボタンはやりにくかったので、LR+○でできるセッティングにしてました(その場合サイドブレーキが□+×になる)。

気になる英語ですが、オプションで字幕を出すことができるので、ヒアリングが苦手でも読むことができればある程度は理解出来るかと思います。それでもわからない私のような人は、こちらの「In Touch With Toni Cipriani - GTA: LCS」を参考にすれば内容を理解出来るかと思います。攻略も載っているので便利です。

ストーリーは3の前日談と言うことで、3に関連した人物がたくさん出てきます。VCでミッションをくれたエイヴリーも出てきますよ(アレな形ですが)。個人的には、3の前にやったので、主なボスであるサルバトーレを結構気に入っていたのですが、3をやってビックリしました……。

作りとしては、携帯機特有の問題(ボタン数)や言語の壁などはあるものの、それさえ解決出来ればGTAシリーズとして遜色ない出来と言えるでしょう。UMDの容量を生かして、ちゃんとラジオ局も10局もあって、メモステに音楽をインポートするツールを使えばオリジナルのラジオ局も作れます。

IGNの紹介ムービー。右のリストから選ぶか、「PLAY ALL」で4つ連続。

投稿者 だいすけ : 2006年07月15日 20:10 ゲーム /ゲームレビュー /輸入ゲーム /PSP

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