« スペイン旅行記:第6日(6/8)・モハカール~エルパルマール~バレンシア | メイン | スペイン旅行記:第8日(6/10)・バルセロナ »

2006年06月28日

スペイン旅行記:第7日(6/9)・バレンシア~タラゴナ~モンセラット~バルセロナ

前日、体調悪化の兆しを感じた私は早めに休むことに。
7日目は2カ所の見学ポイントを経由しながらバルセロナに到着予定。

翌日。早めに就寝した効果があったか、体調は元通り復活。

空には雲がかかっているものの、雨が降りそうな気配はなし。
前日買っておいたパンとバレンシアオレンジジュースで朝食……と思ったらジュースじゃなくて酒だったとか軽いネタを織り込みつつも済ませ、まずはタラゴナへ向けて出発。

ここからは有料の高速道路を使って進んでいきます。今までは無料の道路だったため、サービスエリアと言っても一旦降りて、普通の民間っぽいガソリンスタンド併設のレストランで食事をしたりしてたんですが、有料道路だとそうも行かないので、ちゃんとしたサービスエリアがあります。

オートグリルで良いのかな。たぶんスペイン語じゃないです。
スペイン語じゃないと言えば、このあたりから道路の行き先表示が2種類併記されるようになってきました。今まで通りのスペイン語と、カタルーニャ地方の言語、カタルーニャ語の2つ。私はカタルーニャ語はわかりませんが、ぱっと見の雰囲気はスペイン語とフランス語の中間みたいな感じでした。

12時過ぎ、タラゴナに到着。

地中海に面し、ローマ時代の遺構が多く残る地で、ひと休み。地下駐車場の上が広場になっていて、カフェやレストランがテーブルを並べてます。

八百屋には色とりどりの果物や野菜が。
食事の前にフォルン・プロビンシアルを見学。


ローマ時代の奉行所跡ということで、立派で目立つ建物ですがガイドブックに載ってません。最近復元されたんでしょうか。
実は最初、ここを円形闘技場だと思って入場したのでした。

闘技場っぽく見えなくもない遺跡を通って……

この建物を昇ります。

屋上からの眺め。向こうに本物の闘技場が見えました(笑)。その向こうは地中海。この町からの地中海の眺めは有名だそうです。
フォルン・プロビンシアルを出て真・闘技場へ。

地面に溝が切られてます。ここから剣闘士や猛獣が登場したんでしょうか。

見学後は昼食。先ほどの広場のレストランに入って、ソーセージのスクランブルエッグ、家庭風肉団子、ヤシの新芽のサラダを注文。どれも美味しかったです。肉団子は見た目よりみっしりしていて食べ応えあり。


こんな感じのお店。どの建物も風情があります。

両替のための銀行を探しつつ、腹ごなしに散歩。

行かなかったんですが、遊歩道の向こうが地中海のバルコニーと呼ばれる展望台だそうです(あとで知った)。


タラゴナを出て、再び北へひた走ります。
途中で高速を降りて山道の方にそれ、奇岩が立ち並ぶ山道を上ります。ここはセンターラインがちゃんとあって、普通にすれ違える道でした。

だいぶ昇ってきたところ。遙か下に町が見えます。


午後4時、モンセラットに到着。カタルーニャ地方のキリスト教の聖地ということで、多くの参拝者が訪れるそうです。モンセラットとは「のこぎり山」の意味。名前の通り、ギザギザと峰に突き出した奇岩が特徴です。

山肌に張り付くように建物が建てられています。
ここからケーブルカーでさらに上へ。

結構な急勾配。

恐怖のすれ違い。ケーブルカーなので、上下にゴンドラがあって釣り合いを保ってる訳です。


頂上駅に到着。ここからはハイキングコースになっていて、峰からの眺めが楽しめます。

遠くに何か見えてきました。

昔の礼拝堂でしょうか。ここまで来るのは相当大変だったと思います。

見学後、下りのケーブルカーに乗車。ここで遠足の帰りなのか、大量の子供たちと遭遇。かなりにぎやかなことになってました。

目があったら一斉に「Hola!(やあ!)」と挨拶責め(笑)。引率の若い保母さんがきりきり舞いになってました。


モンセラットを出て再び高速に戻り、バルセロナへ。またもや道を間違えて変なところから入ってしまいましたが、午後8時半、なんとかホテルに到着。

5つ星の高級ホテル、「Princesa Sofia」です。
さすが五つ星だけあってサービス満点……といいたいところですが、観光旅行者だと思ってなめられたのか、接客はイマイチ。ホテルの部屋も最初ルームサービスが片づいてない部屋を間違えてあてがわれたり、代わりの部屋が一向に決まらなかったりと、ちょっといいイメージがないんですが……。

ともかく荷物を置いて、サンツ駅へ。翌日はここにレンタカーを返すので、下見と夕食を兼ねて。

さすがに10時を過ぎると日も落ちて、ライトアップされたスペイン広場(たぶん)のモニュメントが鮮やかです。

夕飯はその付近のバルのオープンテラスで。さすがに中のカウンターで注文する勇気はなかった……。シシケバブのなんとかを頼んだら、平凡なプレートが。中央の串焼きはスパイスのきいたラム肉でなかなかでしたが。それにしても緑のライトは食欲をそそりませんね(笑)。


そんな感じで7日目は終了。バルセロナでは2泊して、翌々日の午後、帰途につきます。
翌日は市内のガウディ建築巡りの予定。
8日目へ

投稿者 だいすけ : 2006年06月28日 20:29 日記 /旅行記

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dice-k00.com/mt/mt-tb.cgi/1141

コメント

7日目のレポート、お疲れ様でした!
今回もきれいな写真がたくさんで、見ごたえ読みごたえがありました。
実は食事の写真が楽しみだったりします。一度スペインを旅行した妹によると、スペインの食事はすごくおいしかったそうなんですが、だいすけさんの写真を見ていると本当においしそうで、実際に行って食べてみたくなっちゃいました。
・・ダイエット中の私には目の毒です(笑

投稿者 くん坊 : 2006年06月29日 02:44

そうですね~。結構食べやすい食事が多かったように思います。日本人の味覚に合ってるのかも。
ただ軽食やジャンクフードが多くて、郷土料理をあまり食べなかったのが心残りです。ちょっともったいなかった……。

投稿者 だいすけ : 2006年06月30日 01:52

コメントしてください




保存しますか?