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2006年04月11日

2006年4月・京都旅行レポート:2日目

京都旅行の二日目。
初日は桜を堪能したので、次の日は普通に観光する予定。前日から一般公開していた京都御所と清水周辺をまわる予定。


二日目は朝から快晴。軽く食事をとり、まずは公開時間が限られている京都御所へ。


バスにゆられて御所到着。天気が良かったのと、一般公開期間が短いという事から、すごい人出。
内部はこんな感じの寝殿造りの建物と庭園で、それなりに見応えがありました。

敷地を抜けていくと、ここにも立派な桜の木が。御所に入る前の御苑内に桜があまりなかったので、ちょっとさびしい感じがしてましたが、内部にはちゃんとあるんですね。


……と思ったら御苑内にもちゃんとありました。こちらは年中公開されていて、入場が面倒ではないので(御所入場は荷物チェックなどあってものものしかった)、家族連れやアマチュア(多分)カメラマンたちがたくさん見に来てました。
それにしても御所を含めた御苑の広いこと。東西南北ほぼ1ブロック分あって、一回りするのにも結構な距離を歩きました。

御所見学のあとは、そのまま徒歩で三条まで南下して三嶋亭へ。出来ればここで夕食にしたかったのだけど、帰りの新幹線が7時前には出てしまう都合上やむなく昼食にすることに。

さすがというべきか、開店直後に行ってみたのに、すでに満席。ほとんどが予約だったのかな。とりあえずしばらく待ってから広間に通されました。前回夜来たときは個室に通されたのだけど、これは昼だからなのか、単なる空きの都合だからか。
前回は奮発して8千円以上するコースを頼んだけど、今回は3千円台のランチコースに。

蚊取り線香みたいなのが電熱器。意外と出力は高いみたいで、すぐに鍋が熱くなってました。
ほどなく仲居さんが来て、まずは肉のみを焼く。鍋に薄く砂糖を敷き詰めて、その上に肉を置いて焼き、その後割り下をかけるという焼き方。
作り方を見てわかるとおり、かなり甘口の味付けです。

その後ネギや糸こんにゃく、タマネギ、生麩、焼き豆腐が投入され、すき焼きらしくなってきます。

上手にできました~♪
さすが評判だけあって、肉もその他もとても美味でした。でもここはそれだけじゃなくて、店の作りやこういう古風な電熱器、仲居さんの物腰などそういうのも含めて気に入っていて、そういう面では舌というより脳で味わっている感じがします。提唱の速水氏の定義からは外れますが、これもある意味大脳食と言えるのではないでしょうか。。
自分はあまり味覚が鋭敏ではないので、シチュエーションだとか、そういう方面での嗜好が強い気がします。まあ、でなきゃ京都まで花見やすき焼き食べに行かないですけど(笑)。

三嶋亭を出たあとは、さらに四条を通って南下して、前日訪れた八坂神社の境内を経由して(ここでぶヾ屋が開いているのを確認)二年坂、産寧坂方面へ。

この路地は先斗(ぽんと)町。夏になると鴨川沿いに河床を出して料理を食べさせてくれます。

産寧坂頂上付近。お茶屋さんの立派な桜が目を引きます。ここもすごい人出。
この付近はいかにも観光地という感じなんですが、この込み入った感じが好きで、京都に行くとたいてい訪れます。

清水門前。今回は中には入りませんでした。ここから茶碗坂を通って、店を冷やかしながら本願寺方面のバスを待ちます。

……と、この辺から旅の雲行きが怪しくなってきました。いや、天気は良かったんですが。
時間をオーバーして現れたバスは満員で乗れず、そもそも道も結構な渋滞に。これは次を待っても仕方ないだろうということで、地下鉄……に乗ればいいものを、なぜか徒歩を選択。五条から京都駅周辺までえっちら歩き、ようやっと本願寺に到着。

改装工事中でした。まあこれはこれで面白い眺めだったので(本堂を巨大な足場が取り巻いてます)良しとしますか。

新幹線の時間までに早めの夕食をとろうと、昨日閉まっていたぶヾ屋へ。本願寺付近のバスは空いていたのでそこから四条に舞い戻り、店まで来たら、昼食と夕食の間の休憩でまた閉まってました。近所の漬け物屋(姉妹店?)が「5時過ぎに開く」ということでちょっと粘ってみましたが、開く気配もなくタイムアウト。駅まで再びとって返し、駅ビルの京風ラーメン屋(ややイマイチ)で夕食をすまし、帰途についたのでありました。


一日目、二日目共にラストがぱっとしなかったものの、目的に桜も見倒したし、食事も、メインの三嶋亭には行けたので満足出来た旅となりました。
今回は一泊だったのでちょっとあわただしかったですが、次回はもうちょっとゆっくりと時間をとって、今回行けなかったぶヾ屋や都路里鍵善良房などもリベンジしたい所存。

投稿者 だいすけ : 2006年04月11日 23:27 日記 /旅行記

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