« ジェニーはティーン☆ロボット 第17話Aパート感想(ネタバレ) | メイン | ジェニーはティーン☆ロボット 第19話Aパート感想(ネタバレ) »
2005年10月21日
ジェニーはティーン☆ロボット 第17話Bパート感想(ネタバレ)
第17話B「ティーンチーム参上! の巻」
ヒーローの悩みを理解されず不満に思うジェニーの前に、別の星から来たヒーローのチームが現れる。
テストの結果がさんざんだったとこぼすティーン達。
病気で勉強できなかったというクラスメイトに、「宇宙人が攻めてきて勉強できなかった」と愚痴るジェニーだが、
クラスト従姉妹に嘘つき呼ばわりされる。ヒーローは理解されないのだ……。
嘆く間もなく怪獣出現。ブラッド、タックと、終わったらテーマパークに行く約束をして現場に駆けつけるジェニー、そこに……
「ティーンチーム参上!」
「オリオンビーム!」
「粘着攻撃!」(と書くと陰湿な印象だな(笑))
イマイチ効果なし。
紅一点の攻撃!
精神体に変化、心を読んで恐怖の対象を探る。
「一番怖いのは……お仕置きね」
協力攻撃でタジラを退治!
喝采!
怪獣を退治後、彼らについて行くジェニー。
彼女はさっきの精神攻撃娘の、普段の姿。いいですね~。
同じ悩みを持つもの同士、意気投合するジェニー。
そして待ちぼうけを食わされる男が一人。立ったまま眠り込むブラッドに、一人で遊んできたタックは……
この仕打ち。ひどい(笑)。
翌日。
「よう、ドタキャンロボ」
「ごめん、今日こそ!」
放課後、とりあえず時間まで、ティーンチームの所へ行くジェニー。
「ティーンチームに迎え入れるための儀式を行う」演出が過剰です。
粘着少年の丸ノコ攻撃にヤスリで対抗するジェニー。
カンフー勝負には……
文字通り手数を増やして対抗!
残虐ファイト。
スピード勝負にも負けないXJ9。
必殺の精神攻撃にも……
思考装置を切って対処! ……どっちにしろダメな感じですけど(笑)。
……かくしてジェニーはティーンチームの一員に。
……何か忘れてないですか?
ほら。
「もうこうなったら楽しむしかない!」
はっちゃけまくるブラッド。
調子に乗りすぎて遊具が暴走。……というか怖いよ!
絶体絶命のピンチに……
「ティーンチーム参上!」新コスチュームで登場です。
まあ当然怒られますわな。
チームにブラッドを紹介するジェニーだが、チームの反応はイマイチ。
「僕らは一般人とは付き合わないんだ」「私達を理解できないの。宿命よ」
ヒーローものにつきものの哀しい断絶。
「私達は次の星に行くわ」飛び去るチーム。板挟みのジェニーに、追い打ちをかけるようにブラッドの冷やかしが。
「……何で行くんだよ……」切ないシーンです。
ジェニーがいなくなると刺激がない、とつぶやくタック。
そうでもないです。タジラ再来。進化してます。オタマジャクシだったのね。
チームを引き留めるジェニー。地球も悪くないと諭しますが、チームはにべもない返事。
そこにパークでの騒ぎが耳に入る。
ジェニーがいなくても別に何とかなる、一緒に行こうというチームを振り払い、駆けつけるジェニー。
再びお仕置き攻撃!
進化したタジラには効果なし。逆に飲み込まれてしまう。
見かねたミスティ姉さんの加勢! しかし決め手に欠ける二人はタジラ(改)に苦戦。
……そこに
「タジラ、こっちだ!」
サーチライトで照らして挑発するブラッド。
あわれ感電。頭脳の勝利です。
「一般人もなかなかやるね」見直すミスティと、誇らしげなジェニー。
「ごめんね……許してくれる?」「じゃあ、ちょっと付き合ったら許してやるよ」
なんか甘酸っぱい青春か?
そういうこともなく(笑)。まあ彼らは「親友」ですしね。
めでたしめでたし。
------
一般人とのギャップという、ヒーローものには一度はあるテーマのお話でした。
しかしティーンチーム、ミスティ以外はイヤなやつだなあ。しかも今回の怪獣退治にはイマイチ役に立ってないし。
逆にミスティは出番が多いだけあっていい役もらってますね。一話限りの登場ではもったいないくらい。変幻自在の姿といい、もっと活躍して欲しいものですが……。
それにしても今回、「君がいなくても何とかなる」の言葉通り、実際何とかなってしまった訳ですが、その辺りは微妙にぼかされてますね。うーん、深い(のか?)。
投稿者 だいすけ : 2005年10月21日 01:43 洋アニメ・漫画 /MLaaTR
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dice-k00.com/mt/mt-tb.cgi/1073
コメント
よう~ドタキャンロボっていう台詞が好きです
原語ではなんて言ってるんでしょう
投稿者 エイジア : 2005年10月21日 15:53
確かになんて言ってるのか気になります。
とちがみさんからいただいたソースには原語が入ってなかったので、聞くのはリピート待ちなんですが……。
どなたか聞いた方教えてください~。
投稿者 だいすけ : 2005年10月22日 01:24
こんな風に言っているみたいですよ
ランチに顔を突っ込んで眠りこけるbrad
jenny : brad, brad, brad!
brad : oh, I'm awake! I'm awake!
jenny : I can't see that.
brad : oh, hallo miss robo. no show.
jennu : sorry about that brad. 以下ティーン・ティームに出会って、今夜は大丈夫。
直訳すると
「ブラッド、ブラッド、ブラッド」
「わ、起きてる、起きてるよ」
「そうは見えないけど」
「やあ、ロボットのお嬢さん(よそよそしい言い回しで腹を立てているの意)、見世物じゃないぜ」
「ごめんなさい、でもね私ティーン・ティームに云々」
と、なるんでしょうが、no showは前日の「一緒にgoop zoneのオープニングイベントに行こう」を引っ掛けていて、「今頃来てももうショーは終わったよ」という意味が含まれていると思われます。それで、すぐにjennyは「それについてはごめんなさい」と返しているわけですね。セリフも短いので、普通に訳したら難しいでしょうね。(前にお邪魔したときにも書きましたが、わたしは日本語版を見ていないので、英語も全部ききとれているわけではありませんし、こちらの記事で、いろいろ教えていただいているようなものです)そんなわけで「ドタキャンロボ」はなかなか考えたセリフだなと思いました。ほかにもいろいろ翻訳には苦労があるんでしょうね。
この回ではmistyが目だっていいキャラですよね。misty自身がjennyを気に入っているみたいに描かれているのがちょっといい感じ。mistyにとってもはじめての同世代の女の子の友達だ、みたいなことなのかもしれませんね。だったらいいなあ。jennyの危機に一人駆けつけるのも正義のためでなく、そのせい。freakなheroの孤独は、MLaaTRのテーマのひとつみたいですからね。
投稿者 ushi : 2006年06月10日 08:33
ドタキャン云々は日本側のアドリブだったんですね。上手いこと言うなあ。
他にも明らかにアドリブというのもあって、日本版は日本版で味がある雰囲気になってます。一粒で二度楽しめるかな(笑)? 機会があったら是非見てほしいんですけどね~。
ミスティはいいキャラですよね。ushiさんの言うとおり、「変わり者」どうしの友情みたいなものを感じます。その辺りは、日本では未公開の「エスケープフロムクラスタープライム」で「普通の友達」どうしという存在に昇華するような気がします。早く邦訳されないかなあ。
投稿者 だいすけ : 2006年06月13日 19:34