Idle Lab. Blog Sec.

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何やら電話で話すジェニー。どうやら良い内容ではない様子。

そこへタックが遊びに来る。相変わらず窓から入ってくるのか（笑）。
「映画を一緒に観に行ってくれる人がいないの」

「吸血エイリアンとゾンビが出てくるの！」
ぐるぐる。つうかジェニーさんしょっちゅうそんなの実物見てるじゃないですか。
「仕方ないからブラッドを誘おうかな」

「仕方ないからとは何だ」
ブラッド登場。まあ確かに失礼な話。

当然口論に。
「もう一緒に行く人がいるから君とは行かないよ」
「誰と？」

「絶対教えな～い」

誰と行くのか気になって仕方ないジェニー。もう本来の目的を忘れてます。
……と言うかシェルドンのシの字もでてこないあたりが不憫です。気持ちは分からなくはないけど。
「フューチャースコープで見てみたら？」
何でも地下の秘密金庫に未来を覗ける道具があるらしい。
「絶対ダメよ」といいながら色々教えてあげる博士。優しいなあ。

一方ブラッド。電話帳で片っ端から映画に誘ってます。

結局誰も誘えず、電話帳を放り投げた衝撃で落ちた棚の荷物を見て、何やら思いつくブラッド。

地下の金庫前。
「頭を使わなきゃ」

使いません。
金庫ごときで私を止めることはできん！

侵入者探知装置作動。

熱線。

そしてミサイルランチャー。

ホーミング性能がやたら高いです。

追いつめられたXJ9。上を見ると換気口が！

抜けた先には……

「通過不可能ゲート」が。レーザーで鉄壁の守り。

チェーンジ……

ジーグヘッドミラーシェル（名前は適当）！

レーザービームを

反射！

しつこいミサイルを一網打尽。

とうとう保管室に到達。

何故かタックが。
台には「ウェイクマン博士の禁じられたフューチャースコープ」とか書いてあります。何か見世物にでも使ってたんでしょうか。

タックからスコープを奪い取り、「今夜」に合わせて覗くジェニー。

覗くうちに怪しい笑いがわき起こり、スコープを放り出して去るXJ9。

何事かとタックが覗いてみると……


そこには首だけのブラッドの姿が！

そしてそれを見下ろし、哄笑するXJ9！
「ボクが何とかしないと！」
あわてて戻ったタックは、ブラッドから徹底的に危険（？）を遠ざけ、

ついには監禁。愛とは縛ること……。

何も知らないブラッドはジェニーに助けられる。
「デート、是非成功して欲しいの」
「それならタックを見張っててよ」
快く引き受けるXJ9。邪悪な笑みを浮かべながら……。

早速タックと鉢合わせ。

「ジェニーが兄ちゃんを殺すのかも……」

「タックに邪魔されたらあんな面白い物が見られなくなる……」
それぞれの思惑が。

タックはあれこれ理由を付けてジェニーを撒こうとするが、執拗な追跡を受ける。

風呂場にまで！

そうこうしている間に、ブラッドが出かけてしまう。
あわてて追いかけるタックを、XJ9が呼び止める。

「おまえの思い通りにはさせないぞ！」
徹底抗戦の構え。
……とはいえ、小学生と無敵のロボットガール。歯が立ちません。

一時休戦。

と見せかけて電気ショック！ 時間を稼いだタックは一路ドライブインシアターへ。

ようやく再起動したXJ9。「いけない、早く行かないと！」

彼女と到着したブラッド。そこに待ち受ける運命も知らずに……。

タックも到着。早いな！

そしてXJ9も……。役者が揃った。

映画を見るブラッドと……人形。さすがに空しくないか？

決定的瞬間を押さえようと現れるXJ9。
ここからはスクリーンの人物とジェニー、タックの動きがシンクロしてる仕掛けになってます。

「危ない！」

チリソースでXJ9に果敢に攻撃を仕掛けるタック。さすがに効いてます。

そのまま電柱に……

激突。

弾みで飛び出すブラッドとガールフレンド。

電線が！

すぱり。

そして着地。ブラッドは電柱が抜けた穴にはまってます。

スコープで見たとおりの光景になり（その瞬間をタックは見ていない）、怒りをXJ9にぶつけるタック。
「おい、どうしたタック？」
「生きてる！」
こうして誤解が解けてめでたしめでたし。

「ひい、生首！」

チャンチャン。
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まあ、ありがちと言えばありがちな未来予知ミスリーディング物。あり得ないと分かりつつ、ジェニーの邪悪な高笑いが何ともいい感じです。
メインの話もいいですが、地下金庫内の攻防も密かに（？）見どころ。何で博士が簡単に教えたのかと思ってたら、ここを突破させるテストをしたかったんでしょうね。一枚上手だ。
しかしブラッドはすっかり変人ぶりに磨きがかかってます。なんで人形とケンカしてるんだ……（笑）。
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