Idle Lab. Blog Sec.

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前回までのあらすじ
ヴェガはクラスターの人々に真実を告げる。そこに現れたヴェクサス。そして亜空間に飲み込まれるタックとブラッドの運命、地球破壊作戦の行方は。

バックナンバーはこちら。
第１回・第２回・第３回・第４回・第５回・第６回
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対峙する女王とジェニー。
「あなたはずっと私にここへ来て欲しかったみたいだけど……」

「来た結果が……これよ！」


放送局に押しかけるクラスターの人々。
「女王を倒せ！」

「おのれッ！」

「ママ、彼女は敵じゃないわ、やめて！」

ゴゴゴゴゴ
「……？」

騎兵隊のお出ましだ！

「ゲートオープン！」

パワーグローブ装備。りりしいノラさんです。

ママ対決、ラウンド２！






なんかすごいハイレベルの攻防です。どのくらいハイレベルかというと、

主人公がぽかんとするくらい（笑）。

しかし生身、しかもピークを過ぎた体にはさすがに酷か、絶体絶命のピンチ！ しかし……

奥の手だ！ 手じゃないけど。

怯んだ隙に、リミッター解放！ ファイナルブロウを食らえ！

POK!
見事クラスターの女王をノックアウト！

「おお、ヴェガや、母を助けておくれ……女王を、クラスターを救うのだ！」

「ええ、この方法でね」

「何をする！ やめろーッ！」


クラスターの人々にチップを撒くヴェガ達。

次々と覚醒し、放送局に殺到する！

ついに革命為る！
「私達の勝ちよ！」女は強し。

「おのれ、覚えておくがいい！」
宇宙へと飛び去るヴェクサス。

本編とは関係ない宇宙トラック野郎。

ムギュ！ 最後まで憎めないキャラだなあ。

「ヴェガ！ ヴェガ！」
クラスターを救った新たな女王……きっと女王にはならないですけどね。
「これでクラスターは生まれ変わるわ」
ついにジェニーはありのままを受け入れてくれる理想の国を見つけます。しかし……。

「そんな～！ 一緒に帰ろうよ！ お願い！」
「ママ、どうしよう？」

「私は一緒に帰ってきて欲しいけど……でも、それはおまえが決めることだよ」

「ん～」どうしようかなあ。
かわいいな！

「私……私……」
揺れる心。

……と。
「うわあ～」

亜空間に飲み込まれたタックとブラッドが到着！

「ブラッド！ タック！ 私に会いに宇宙を越えてきてくれたの？」
「え、あー、もちろんそうさ！」

「……じゃなくて、地球が大変なんだ！ すぐ来てくれ！」
親友の言葉に、心が決まります。え、シェルドン？ 誰それ。
「ヴェガ、もうこの星は私がいなくても大丈夫。みんながスーパーパワーを持ってるもの。でも、地球は私の力を必要としてる」

「私はそのために生まれて、それが私なの」
それはあきらめからでも、義務感からでもなく、もっとナチュラルな所から来た言葉。
必要とされる限り、ヒーローは駆けつけるのだ！

「分かったわ。たまには遊びに来てよね？」
「約束するわ！」

「さあ、クラスター野郎をやっつけるわ！」

「あッ」

「ごめ～ん」
あーもう、かわいいな！

「いいよいいよ」
鷹揚なヴェガ。さすが（元）王女です。

地球。スマイタスの母船。

「よし、アトミックキャノン、砲撃用意！」

「撃……」「待ってください！」「どうした！？」

「高熱源体、急速に接近中！」

「イーヤッハァ！」
何かが吹っ切れたのか、ご機嫌シェルドン君。

照準、セーット！

突貫！

勢いで……

ロボット工場も破壊！

「やられちゃったわね……」
「みたいね……」
「……」

「でも私達、全然惨めじゃないわよね。むしろイケてるし！」
そんなところに突っ立ってると……

爆風が。

「接舷、白兵戦準備！」

「スマイタスをやっつけるわよ！」
すっかり復活したジェニーさん。やる気満々です。

「終わりよ！」

「そう焦るなXJ9……おまえはオレ様の必殺兵器を、オレ様の船を、工場を、軍隊をメチャメチャにしたが……
……だが見ろ！ 自爆装置だ！ ワルモノ必携の最終兵器だぞ！

人間どもにお別れを言うんだな！」

船外に飛び出すジェニー。

「うあああああ……

……ああああ……

ああああぁぁぁッ！！」

爆発！

ついに二つの世界を救ったジェニー。

「ジェニー！ ジェニー！」
人々の喝采の元、街に降り立つ。再び人々に受け入れられるジェニー。もう「ロボットガール」ではありません（明日は知りませんが、少なくとも、今は……）。

勲章を授与され、くすぐったそうな、誇らしげなジェニー。そして。

かけがえのない家族と、友達！

「あのう……ボクも仲間に入れてよ……聞いてます？」

おしまい

つたない紹介でしたが、おつきあいありがとうございました！