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2005年09月05日

My Life as a Teenage Robot SP-ESCAPE from CLUSTER PRIME紹介(ネタバレ)その3

「ESCAPE from CLUSTER PRIME」紹介第3回。
ビクビクしながら連載中です。

いつものご注意。

・当然のことながら、ネタバレしまくりです。まだ日本で放映の予定も立ってもいないエピソードですので、読み進まれる際にはご了承を。
・言うまでもなく、だいすけは英語のヒアリング能力が低いです。足りない分は愛と勘でカバーしていますが、会話の内容などを誤解している可能性が高いです。指摘、補足は大歓迎です。というかお願いします。
・いつもより権利的なアレがナニです。危険な雰囲気になったら、記事(もしくはこのblog)が前触れなく消滅する可能性があります。
・視聴方法についての質問にはお答えできません。申し訳ないです。

よろしければ先にお進みください。

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前回までのあらすじ
クラスター・プライムに取り残されたジェニー。しかし、クラスター星は彼女が想像していたのとはまったく違っていた。一方地球は大ピンチ。

詳しくは第1回第2回の紹介も参照のこと。

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お目覚めジェニーさん。家がないので公園の充電器付ベンチで寝起きだ。いや、それってまるっきりホームレスだぞジェニー。テールスラスターが直ってるように見えますが直ってません。気のせいです。見なかったことにしましょう。


学校の仲間とおしゃべり。今日はクラスター生誕3000周年のイベントがあるとのこと。一緒に歴史の映画を見に行くことに。

どんな内容かというと……

絵に描いたようなプロパガンダ映画「THE ENEMY」

『我らロボット族の天敵、凶暴な"XJ9"です!』

度肝を抜かれるジェニーさん(こちらではXJ9とは名乗ってません)。

『クモのように手足を伸ばし』

『高速に空を飛び回り』

『体中から武器を生成します!』
このあたりは戦時中の戦意高揚映画のパロディーシーンでしょうか。かなり居たたまれないシーンですが、まだ続きます。

『クラスターの勇士はこの敵に対抗すべく、自らの体を武器にして戦うのです!
それを可能にしているのが……』

『このゴールデンチップです!
しかし……』

『恐ろしいことにXJ9はこのチップをも破壊しているのです!』
「嘘よ……」弱々しくつぶやくジェニー。
「こんな奴にどう対抗すればいいの!?」信じ込まされているヴェガ達に、かける言葉も見つからないジェニー。

切ないシーンです。


一方再び地球。

進入してくる虫型ロボット(クラスターはみんなそうですが)に後退を余儀なくされている我らがブラッド達。

このままじゃ埒があかないとコートを脱ぎ捨てるウェイクマン博士! ウホッ サービスシーン!

……ではなく、中に戦闘服を着込んでいる博士。

指摘されるまで気がつきませんでしたが、ヘルメットからして、これはスカイウェイパトロールの制服か……ってちょっと待て。ヘルメット今どこから出した!?(ヒントはひとつ前のSS)
博士はブラッドとタックに地上の守りを任せ、強引についてくるシェルドンと共に、地下の秘密基地で対抗策を練ることに。


同じく地球、前線司令基地。

女王ヴェクサスは、一向にはかどらないXJ9捜索に強い苛立ちを隠せないでいた。

あ、スマイタス。無事だったのね。

『大変です女王陛下』「作戦行動中である。不明瞭は発言は控えよ(←そんなこと言ってませんが)」

地球人の反撃開始。いつだって、侵略異星人への対抗手段の糸口は、意外な所で見つかるのだ。
「正規の軍を投入しましょう」進言するスマイタス(まともなことも言えるんだ)に、女王はあくまでXJ9を燻り出すこの作戦の続行に固執する。


再びクラスター星。

友人達の危機を目撃するジェニー。しかし、スーパーパワーを使えば自分がXJ9であることがバレてしまう。
そこで彼女がとった手段は……

「謎のヒーロー」として助けること!
すごい、なんか設定が一周してます。元々正体を隠さずに行動していたヒーローが、事情によって正体を隠して人助けをする、しかも、正体がばれたときは、助けた相手が敵に回るという。なんて燃えるシチュエーション!


またまたトレモートン。

ゲリラ活動を続けるタックとブラッド。
そんな彼らに声をかける人影。

「ラジンスキー先生!」「今はラジンスキー大佐だ」
同時刻、ウェイクマン邸地下秘密基地。

物珍しそうに進むシェルドンの前に、見覚えのあるオブジェが。

「やあ、XJ1からXJ8!」硬化ベークライト(適当)で固められたXJナンバー達。残念ながら今回の出番はこれだけ。うーん。
で、対抗策を練る二人だが……さすがに何を言ってるかは分かりませんでした。

意見がまとまらなかったことだけは分かる(笑)。


クラスター。

新しい日常。前と変わったのは、



再び人の役に立てるパワー(を使う手段)を手に入れたこと。
ここの一連のシーンはボーカル入りの明るい曲をバックに、セリフなしで進みます。充実したジェニーの表情がホントに楽しそうで、見てて微笑ましいです。サントラ欲しいなあ。
挿入歌「They need me」に関しては別記事で書いたので、良かったら読んでみてください。

事件が起これば……

変身!

人の役に立てて満足げなジェニーさん。

しかし、そんなことをすれば当然、当局の目にとまる……


クラスター前線移動基地「クワガッタン」
地球人によるクラスターへの反攻作戦、コードネーム「アグア(スペイン語で「水」)」が発動されていた。

拡大する被害に、ついにクラスター軍の投入が開始される。


耐水シールドになすすべもない地球の兵器(?)。

「ジェニー!」

ブラッドは、そして地球はどうなってしまうのか。

毎度毎度のクリフハンガーで以下次号!
第4回に続く

投稿者 だいすけ : 2005年09月05日 00:32 洋アニメ・漫画 /MLaaTR

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コメント

ジェニーさんには悪いけど、あのプロパガンダ映画はなかなか動きがダイナミックですげえよかったですね。
このあたりから、ジェニーにとっての幸せな居場所とはどこなんだろうかとか考えはじめたりしました。

投稿者 スカポン太 : 2005年09月05日 01:27

Roblogで見たときはデビル細胞でも植え付けられたのかと思いましたが、そういう展開でしたか>プロパガンダ映画
ラジンスキー先生が元軍人ってのにびっくりです。それとも自称?

投稿者 LeeX : 2005年09月05日 22:18

>スカポン太さん
よかったですね、プロパガンダ映画。
クラスターの勇士のシーンでは素直に「カッコいい!」とか思いましたし。洗脳されてる(笑)!
ここからは切ないシーンの連続ですね。ちとつらい。

>Leexさん
ラジンスキーはたぶん少年の頃軍人に憧れたクチでしょう、きっと。「ドロップアウト」の回でも軍隊っぽいセリフ言ってましたね。そういえば。

投稿者 だいすけ : 2005年09月06日 01:23

3000年前にロボットをだれが作ったのかが気になります。

投稿者 massangeana : 2005年09月06日 16:31

>3000年前に
なんだかジェイムズ・P・ホーガンの「造物主の掟」を思い出すなあ。

投稿者 スカポン太 : 2005年09月07日 01:38

>messangeanaさん
やっぱり、人間に絶望した科学者が最初のロボットであるアムとイムを……ってあれは3万年前か。
おっ、3繋がりでなんか妙なシンクロニシティが。鉄人兵団のロボットも昆虫っぽいし、クロスオーバーとかできそうです(笑)。

>スカポン太さん
ホーガンも確かにそれっぽいですね。というか大元はそっちか。SFだなあ~。

投稿者 だいすけ : 2005年09月07日 02:23

どうも
プロパガンダ映画の終わりのvegaの台詞は
why do robots like that even exist
直訳すると「どうしてこのようなロボットたちが共に存在できようか」
日本語では普通こんな言い方しないので、どう訳すかでいろいろイメージがかわってきそうですね。
ところで映画ではXJ9を「he」と言っていますね。この辺もjennyの正体に気がつかない理由のひとつでしょうね。英語的。
映画は面白かったんですが、ただこのへんからこの物語に足りないものが見えてくるのでなかなか難しいところです。

ウェイクマン博士とシェルドンはvexusの旗艦へ到達する方法を言い合ってますが、何を言ってるのか飛び飛びにしかわかりません。「これが私たちの為すこと。なにやらのエネルギーでヴェクサスの船にトラクタービームを固定してうんぬんかんぬんを分断してあれこれでスイッチをひねって船に乗ってるわ」「何言ってんの、船に行くたった一つの方法は、なんだかんだをあれこれでエネルギーフィールドをどうのこうのでこうするんだ」単語としては聞き取れても何のことやら。
「そのアイディアはgambol machineから思いついたのね」「gambol machineは役立つ情報源だよ」「あなた素人ね」このあとの悪態はよくわかりませんがシェルドンは最後に「bug nose」とか言ってるのでこれはいけませんねシェルドン。でもこの鼻が最後に役にたつとは・・。
gambol machineって雑誌かなにかなんでしょう。何が掲載されているのやら。

歌の聞き取りは台詞以上に苦手なのではっきり内容はわかりません。(台詞だと前後関係や発音のニュアンスでなんとかなるんですけど)
コーラス部分は
they need me, i think they need me
あとは周りの単語はわかってもなぜかキーになる単語が聞き取れないので文章としてどうにもならないです。う~む。もやもやしてしまう。謎のミンキーモモソングの二の舞だ。しばらくしてから聞き直せば聞き取れたりするかしら。
ベンチで寝起き、完全ホームレス状態のjennyはこれはこれで可愛い・・。存在意義を見つけて充実してますね。

XJ9を待つvexus
where is XJ9. this mission of earth is finally at my fingertips, and i refuse this buttle without her.
に対してsmitus
well, i don't
と攻撃命令ボタン(?)を押してしまうので、ここは女王の命令を受け入れずsmitusが勝手に攻撃をはじめてしまうということだと思うんですが、このあとsmitusとvexuxのやりとりがないのでどうしてこういうシーンになったのかいまいちわかりません。ともあれこのおかげで、トレモートン軍の「水」反抗作戦はオジャンというわけですね。
願わくばもうすこしXJ9を欲しがるvexusと地球支配を成し遂げたいsmitusの対立が描けていればと思います。結果オーライみたいになってるのが惜しい。そうすればこの後、人間の反撃をうける侵攻軍をほったらかしてcluster primeへ一人で戻るvexusの行動にも説得力が増したのではないかと思います。もったいない。たとえば地球支配の実権はsmitusが握ってしまったとか、vexusは二度と命令に逆らうなと釘をさして占領軍の指揮をsmitusに任せ自分はXJ9捜索にかかりきりになるとかできたんじゃないだろうかと思うんですが。30秒くらいでなんとかなるんじゃないかなあ。

しかしもっとも気になるのは、はじめベンチで目覚めたXJ9のポニーが・・。
たまには上手の手から水がもれることもある、ですね。

投稿者 ushi : 2006年07月17日 15:03

いつもどうもです。
挿入歌、いい歌ですよね。「They Need Me」という曲ですが、調べたら歌詞を書き出しているところがあったので転載します。

Just when I thought I should go away
I found a brand new reason to stay
They need me
Yeah I think they need me
Saving folks that's what I do
I won't reprogram i know it's true
They need me
Yeah I think they need me
I help my friends
I don't need to flaunt it
It just means so much to know you're wanted
They need me
Yeah I think they need me
They need me
Ooh, I think they need me

うーん、沁みる歌詞ですね。どうやっても受け入れられない地球と比べて、天敵だと思っていたクラスター星で居場所を見つけてしまったジェニー。このあとの展開、そして終盤のベガとのやりとりを含めてグッと来ます。

ヴェクサスとスマイタスのやりとりはいかにも貴族と軍人のやりとりっぽい感じですが、確かに上手くまとまってない感じもしますね。
何度か聞いてみてると、refuseとthisの間に何か言ってるようにも聞こえます。もしこれがfightだとすると、「妾はあやつが出て来ない限り戦わぬ」「自分はやります」みたいな感じで繋がるような気もしますが……。エフェクトが憎い(笑)。
言ってなかったら……「認めない」レベルのニュアンスとかなんでしょうか。うーん。

ベンチのシーンはチェック漏れですね。自分はキャプチャしてて初めて気づいたので、まあ普通に見てればスルーしちゃうところかもしれませんが……。

投稿者 だいすけ : 2006年07月18日 01:57

おお、こんな歌詞だったんですね
一行目のthought i shouldからつまずいていたので
あとはぐだぐだでした。
ほんとこのへんのjennyはホームレスなのに幸せそうなのがいいですね。こんなシンプルなデザインなのに楽しそうなときのjennyの表情は実にいい。
直後の破滅への予感が、またいい演出ですよね。

投稿者 ushi : 2006年07月19日 06:52

XJ - 9 PODES BISITAME I SUISA

投稿者 Anonymous : 2007年07月25日 21:02

Sorry, I can't read Portuguese.
Please writen in English or Spanish...

投稿者 Dice-K : 2007年07月27日 22:15

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