Idle Lab. Blog Sec.

６６話Ａ「わるいサルになりたい！？」

映画の後日談。
悪のサル軍団を作る過程で廃棄された被検体が、モジョの元にやってきて手伝いたいというが……。

その被検体を廃棄するシーンがかなりショッキング。そのキャラが登場するからまだいいものの、そうでなかったらかなり血なまぐさい場面になってたと思う。

で、そいつがやってきてモジョを手伝いたいというのだけど、キャラ的にすごいダウナー系。で、モジョを次々とトラブルに巻き込むというストーリーなのだけど、これってどう見ればいいんですかね。その被検体（名前がいまいち聞き取れない）は悪意を持っている訳でもなければ積極的に助けたい訳でもなさそうだし、何がしたいのかよく分からない。モジョがひどい目に遭うのを見て楽しめばいいんですかね。
そういう点ではあまり楽しくなかったですが。

なんというかこのキャラのイメージが、私の古いカートゥーンに対するイメージとかぶっていて、あまり好みではなかったというのもあるんでしょうけど。

６６話Ｂ「カーのやきもち」

博士が自分でチューンした車のとりこになり、ガールズがないがしろにされる。

こちらも個人的にはちょっとぱっとしない印象。
というのも、その博士が作った「カー」の役どころがはっきりしないせいか。確かにカーは博士を独占しようとするのだけど、博士が夢中なのは催眠や洗脳という訳ではなく、自分の意志でそうしていたようだし、それをガールズが車を壊すことによって解決しようというのは全然共感できない。
そして最終的な解決方法が、メカ博士を作って何とかするというのもどうかと。考えてみると、この話って博士が全部悪いようなものなのだけど、そのあたりを指摘するキャラクターってどこにもいないのね。

まあこっちは博士とカーの甘いひとときやガールズのさびしい感じがよかったので良しとするか。