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2005年05月25日
SAMURAI JACK episodeXXIX感想(ネタバレ)
ボチボチ行きますよ。
episodeXXIX
西部開拓時代のような街で、ジャックは凄腕賞金稼ぎにつけねらわれる。
冒頭からしていつもと雰囲気が違う感じ。何というか動画枚数が多くて妙に気合いが入ってます。
とある酒場を訪れるジャック。
賞金目当ての店主を軽くいなし、大量の金貨で交渉に入る。
どこで手に入れたんでしょう。お礼受け取りそうにもないし。
と言うか、今回のジャックはなんかいつもと違う感じです。全体的に人間くさくて、いつもの世間知らず的潔癖さが薄い印象。まあその辺はまた後ほど。
ジャックが出て行ったあと、入れ違いでまた男が現れる。いかにも猛者という印象。
このキャラが今回の敵役。こんな顔ですが、すごい渋い演出です。一挙手一投足に渋さがにじみ出ます。ちなみにここでは一切台詞なし。
店主からジャックの向かった先を聞き出し、出て行った男とさらに入れ違いで今度は女が。
わお、今度はいい女! スカポン太さんも言ってましたが、何となくイクラに通じる魅力を感じますね。
ビバ姐さんキャラ!
様々な思惑を抱え、列車は出発する。
男もジャックを追うが、警備隊に制止される。
銃撃戦になり、男は物陰に隠れて義手をひねる。
カッコいい!
男は警備隊を撃退するが、列車は発車してしまう。別ルートで追う男。
一方のジャック。
ぶったるんでます(笑)。何だこのジャックは。
女は首尾よく乗り込んだ模様。
女を目で追うジャック。俗に下れば俗に染まるか。
そして居眠り。サムライというか疲れた中年ですな。
列車に追いつき、乗り込んだ男。
その前に先ほどの女が立ちふさがる。ふたりは浅くない仲の様子。男の名はエゼキエル、女はジョセフィン。女の助力を断り、男はひとりで車内へ。
居眠りから醒めた中年ジャック。一応勘は残ってるみたい。
「おまえの命を金に換えに来た」
「金に困った御仁がよくそう申す」
「ふん、オレも請求書をためてるもんでな。このへんで支払いを済ませたい」
渋い会話~。ジャックもようやくシャッキリしました。
交渉決裂。男なら拳で語れ。
殴り飛ばされた隙に逃したジャックに、エゼキエルの義手、第2の機能。
クローバーボーラ(絡め縄)、
続いてフィンガーガン。あ、この辺の名前は私が勝手に言ってるだけですが。隙のないかっこよさだなあ。
木材運搬車両に追いつめたエゼキエル、第4の機能、リストナイフ。
丸太の上でラウンド2。
そして第5の機能、スパークハンド。
これでジャックを麻痺させたかに見えたが、ジャックの渾身の反撃で相打ち、仕切り直し。
ジャックが珍しく策を弄する。
丸太を固定する鎖を切らせ、丸太ごと敵を車外に転がし落とす。
何とか列車には戻れたものの、ふがいなさに選手交代。ジョセフィンが搦め手にかかる。
ジャックに接近し、列車の屋根に連れ出す。
デート。いいなあ。しかし背後から忍び寄る影。
「なんだかうまくやってるじゃねえかこの野郎。うらやましいからぐいぐい絞ってやるぜ」
こういう台詞を渋く吐ける男になりたい。
何とか抜けだし、ジョセフィンをかばうジャック。当然、
こうなりますわな。
2対1でラウンド3開始。
まだまだァ!
スカートの下に二丁拳銃! またもや燃える!
愛情の合体技! 刀をはじき飛ばします。
刀を取りに走るジャックに間髪入れず仕込み分銅!
ついにグルグル巻にされ、捕らえられるジャック。
賞金を目前にいちゃつくふたりを前に、何やら策を弄するジャック。
案の定仲間割れ。やっぱり悪女はこうでなくちゃ!
しかし……
事前にチェーンを絡めておいたジャックが、うまくジョセフィンをエゼキエルと共に車外に追放。今度こそふたりとも追い出したのでした。何かJOJOっぽい。兵は欺道なり。
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……と言う訳で今回の話はお気に入りエピソードにランクイン。「サムライジャック」としてはなんか変な話なんですが。
絵や舞台設定、雰囲気は言うに及ばず、エゼキエルとジョセフィンのふたりのキャラが、見た目、台詞共に素晴らしい。これまたスカポン太さんも言ってましたが、今回限りにするには惜しいです。ぜひまた登場して欲しいキャラクター。今度は共闘とか! 燃える!
それにしても今回のジャックはほぼ別人ですな。これはこれで好感が持てるキャラですが、いつもとは印象がかなり違う感じ。なんでしょうね。かなり人間くさい。いつもより10才くらい老けたらこんな雰囲気でしょうか。
投稿者 だいすけ : 2005年05月25日 22:53 洋アニメ・漫画 /SAMURAI JACK
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