2004年07月02日
フォーンブース(ややネタバレ)レビュー
曲者プロデューサーのスチュワート、通称スチュは、携帯電話を武器に口八丁手八丁で業界を渡り歩いている。
いつものように田舎出身の女優志望の女に、ニューヨーク8番街最後の電話ボックスから電話をかけようとする……のだが、今回は逆にボックスの電話が鳴り響く。
「電話を切ったら殺す」
こうしてスチュの長い電話が始まった……。
……と、物語のほとんどが電話ボックス内とその周囲で進みます。スチュをストーキングし、その虚栄に満ちた生活を告発する謎の人物。そのサイコじみた正義感に主人公は翻弄され、疲弊していきます。
そしてスチュに絡んだストリッパーの用心棒が射殺され、警察を巻き込んで事件は拡大していきます。
ワンアイディア、90分の短い尺ながら、緊迫したストーリーとコリン・ファレルの演技で見応えは十分。
個人的にはこのくらいの長さがちょうどいいかも。2時間超の映画はよほどうまくできてないとつらい。
だいすけ評価は8/10。
投稿者 だいすけ : 2004年07月02日 23:46 映画・ビデオレビュー
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