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2004年05月28日
デイドリームイベント「サタスペ・ロックンロール!!」(速水氏卓)レポート
5/22にDaydreamで行われたサタスペイベント、「サタスペ・ロックンロール!!」のレポート。
「今回こそはちゃんとメモ取ろう」と意気込んだものの、終わってみれば全然メモれてなかったりして、かなりダイジェストですが、興味のある人はその雰囲気だけでも。
例によって乏しい記憶をもとに書かれているので、正確さにはかなり欠けます。もちろんネタバレ。
使用シナリオは特典シナリオ15「カエルは檻の中にいる」。
ネタバレを覚悟する人のみ、続きをお読みください。
シナリオ:「カエルは檻の中にいる」
DD:速水螺旋人氏
トリッパーは5人。今回は「ガンマニ」イベントのため、全キャラを「バンガイ」として作成。
バンガイの条件として、「環境値に1がないこと」というのがあるため、能力値決定のダイス目は重要。
1が出ると、振れる残りポイントが3点になってしまうため、どれか2つを3にするか、ひとつ4にするか。
だいすけは無事「6」。しかし2人が1を出す痛恨事。うわ?。
できあがったのはこんなキャラ。
バンガイは「二つ名」をつけることになっているので、今回は二つ名で。というか、名前メモり忘れた(笑)。
「400人の父」:伝説「傾国兵器(条件が合えば問答無用でオトせる)」持ち。色事ならお任せのファットガイ。
「二足歩行式自動機械」:「人外(異能判定で絶対成功)」持ち。パーティのサイフとして活躍予定。
「幕末帰り」:「帰還者(情報収集で特殊イベントを起こせる)」持ち。時を越えた14才。
「仏門の求道者」:「英雄(死んだ時の復活)」持ち。ラテン系の尼さん。パーティ唯一の良心、と思われていた……。
「フルオートのチュン」:「○○使い(特定武器で有利に)」持ち。M16使いだが、生活値が低いため持っていない(笑)。
この5人でセッション開始。だいすけは「フルオートのチュン」。
一行が呼び出されたのはロシアンマフィア「コンビナート」の本拠地、トレーニングジム「バイカル」。
依頼人はコンビナートの女帝、リュドミラ。
大阪湾に浮かぶ海上刑務所から、「フォックスバット」の二つ名を持つ人物を連れ戻して欲しいとのこと。ただし、候補を3人までしか絞りきれなかったため、3人全てを救出することが必要。
厳重な警備を誇る人工島に潜入するということで、「伝説」持ちが5人も集められ、一時的に共同戦線を張るという流れ。やはり「伝説持ち同士は引かれ合う」ということか!
集まった伝説達に、コンビナートの構成員達にどよめきが広がる。ざわ……ざわ……
「あれが幕末帰りの……」
「女を隠せ、妊娠させられるぞ!」
この辺が亜侠と伝説の違いというか。サタスペにおいて一目置かれるというのはかなり珍しい。
依頼を受け、前金として札束をゲット。
買い物と前情報収集に向かう伝説達。M16の購入は拒否されたので(笑)、もらった札束で購入。伝説の割には世知辛いのう。
情報収集はこれといってめぼしい成果はなく、潜入したところで調べてみることに。
潜入といっても、中に入る方法は唯一確実な、「収監」という方法で。ある程度コンビナートのバックアップがあるとはいえ、自力で脱出して候補の確保を行わなければならない。
入れられたのは地下40mにある懲罰監禁房。スポンサーの手引きで装備が届けられ、難易度9の判定で脱出。ここまではさすが伝説。脱落者なし。
そして各自情報収集し、3人の居所を探す。
情報収集は思いの外難航し、ツリーが巨大化、錯綜しながらも、なかなか目標ディレクトリにたどり着かず。
やっとのことで情報入手。サイフと精神点がボロボロに。精神点は自動機械が入手したクスリで回復。ヤバいよ!
まず一人目、「ナスターシャ」を発見。獄長のお気に入りでVIP房で囲われているらしい。
あらかじめ偵察していた(というか金持ちなのでVIP房にいた)自動機械の手引きでチュンと仏門がVIP房へ。見張りをM16のフルオートで一掃し、まずはナスターシャ確保。仏門は殺す気で攻撃を仕掛けるもミスり、「やはり私には出来ない」とのたまう。黒いよ、この人!
二人目の「イワン」は父と幕末が向かう。イワンのいる男子房の扉を開けた彼らの前に現れたのは、イワンと女囚サソリ。いや、ホントに巨大サソリなんですが。
サソリをけしかけようとするイワンの機先を制して、父が傾国の伝説を発動。まわりのトリッパーの「サソリを落とせ!」のの声にも負けず(性業値判定で成功された。ちっ)、イワンを籠絡。サソリもイワンに籠絡されているため、芋蔓式にゲット。
しかし最後の気力でイワンは幕末を落とす。三角関係成立! この辺りから幕末はキャラが変わってきて、父にべったりのイワンを見てハンケチをかみしめたり。かわいそうだけど、おいしい(笑)!
3人目の「アリョーシャ」は懲罰房。ここに入ると、出るのは至難の業のため、入手した情報「脱出の手はずの直前のタイミングで処刑されるらしい」をもとに、処刑場で強襲することに。
時間に処刑場に赴くと、何故か打ち首スタイルで処刑間近。一斉に襲いかかる伝説達に、為すすべもなくやられる看守達。「伝説」を見たら、お代は命で払ってもらうぜ。
アリョーシャを確保し、その足で採石場に急ぐ一行。迎えのヘリは待っちゃくれない。
判定を何とか成功し、採石場に到着。迎えのヘリに群がる囚人達をM16で威嚇し、それでもロープにすがってくるのを見て、仏門「切ります」。アクタガワー!
そして3人を無事リュドミラのもとへ。
「顔を変えても私は分かる。そいつが「フォックスバット」。私を裏切った男」
指差さされたのはアリョーシャ。
「そいつを私の前で殺して」
ここまで戦闘軽かったからなあ。ここで本番か。
いきなり投げようとした手榴弾を父の口撃でミスさせ、フルオートからの滅多切り、滅多撃ちで撃墜、と思いきや、「英雄」で復活! こいつもまた、伝説。しかしさしもの伝説も、5人がかりでは多勢に無勢。あえなく戦闘不能に。
「これが一人で生きることを選んだ末路だ。お前達もいずれこうなる……」一足先に地獄で待ってな、フォックスバット。
というわけで無事ミッションコンプリート。伝説達はまた、それぞれの道に戻ったのでありました。
今回は死亡者、14番送りはなし。速水さん、くやしそうだったなあ。
時間を大幅に過ぎていたため、スピークイージーは簡易的に。
父:満場一致で「色事師」。
自動機械:これまた「闇商人」。
幕末:嫉妬の鬼に化し、最終的にイワンを監禁したりして「キジルシ」。おいしすぎる(笑)。(05/30追記:「ダメ人間」の間違いだったっぽい。海月さんのレポートより)
仏門:巧みに表裏使い分け、「ペテン師」に。真っ黒だ!
チュン:二つ名に恥じず、「殺し屋」。初殺し屋だ!
MVPは票が割れたため、該当なし。惜しい!
やはり「バンガイ」「伝説」の強さが際だったセッションでした。しかし、ファンブルをやり直す「外注」は、便利なだけに多用してサイフがガリガリ削られたり、バンガイの前提の「環境値1不可」のために能力値が頭打ちになったりと、悩ましい部分も多数。
ソロや少人数には向いてるかもしれないですけどね。第2期最後の番外地らしく、面白い追加要素となりました。
セッション終了後は、サイン会。このためにデイドリで「ガンマニ」を買い、サインチケットをもらった甲斐がありました。
他の人が女子キャラを書いてもらう中、ルールブックに「自画像でお願いします」と頼むバカ一人。快く紙面一杯に描いてくださった速水氏。ありがとうございました!
プレイ外では第2期終了のいきさつ(持ち込み企画のため)や、今後も精力的に続けていく事などを聞いて、安心&期待。
一緒にプレイした皆さん、DDの速水さん、サタスペスタッフとデイドリスタッフの方、お疲れさまでした!
投稿者 だいすけ : 2004年05月28日 13:17 ゲームレビュー
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