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2004年05月11日

イエサブコン3・サタスペ(河嶋氏卓)レポート

先週のイエサブコンのサタスペプレイレポートを。
当時のメモと曖昧な記憶に基づいて書いているので、あまり正確じゃないです。事件の順番とか行動した人物とか。
もし間違いがありましたら指摘していただければ幸いです。

当然ネタバレなので、閲覧は自己責任で。

シナリオ:「そうだ、映画を撮ろう」
DD:河嶋陶一朗氏

今回のトリッパーは5人。うち4人が経験者とのことで、比較的すんなりとキャラ作成は終わりました。
内訳はこんな感じ。

ソフィア:犯罪、戦闘担当。姐さんキャラ。初期パッケージは「専門家」
雪:純戦闘キャラ。戦う女子高生。初期パッケージは「荒事屋」
本田:恋愛担当のギャンブラー。初期パッケージは「道化師」
ぺぺ:生活担当のブルジョア。初期パッケージは「リーダー」
アル:教養担当の路上床屋。貧困。初期パッケージは「裏方」

私のキャラはアル。一応このレポートもアル視点で行きます。


依頼人はオオサカに名だたる5流大学、東淀大の映画研究会会長、イワン・海底(人名です。念のため)。
大阪映画祭に出品予定の映画撮影を妨害する謎の脅迫状が届いたので、我ら精鋭チーム「道頓堀戦闘同盟」に護衛を依頼したい、とのこと。

で、早速映研メンバーと共に撮影地、有馬温泉へ。おお、大阪から離れるシナリオは初めてだ。


向かう道のりで早速トラブル。山道で落石に追いかけられるチームと撮影スタッフの車。
ここはケチャップルールを適用、後列の落石から難易度の競り。

岩(DD):9
アル(ケチャップに使用する「精神」が高いため、暫定でドライバー):(キツいが……)10
海底(DD):11

ぎゃー、そこでレイズしますか。トリッパーが分乗しなかったツケがいきなり回る瞬間。
アルが「応援」の異能を使って難易度を下げるも、精神3では成功するわけもなく失敗。接触寸前に。
2ターン目。

岩(DD):9
アル:(どうせ海底がレイズするだろうから)パス
海底(DD):10

岩がパスしたため海底が判定。アルが再び「応援」を使用し、9の値で判定……痛恨のファンブル。
撮影班全員がダメージを受けつつケチャップから離脱。ん、これは不幸中の幸いか?

その後は順調にケチャップは進み、岩と「バイバイ」したのち、海底ら救出。うーん、いきなり大ピンチだった……。


そんなこんなで有馬温泉は「おるどるいん(宿の名前)」に到着。
さあ、早速撮影……と思いきや、宴会を始める映研一行。うわあ、しっかりダメ学生だ……。
宴会に巻き込まれる亜侠達。ぬ、抜けられねえ?(「肉体」で難易度11の判定が必要。失敗すると宴会ロール再び)!
為すすべもなく2日目に。


2日目の撮影初日。撮影期間はこの日を入れてあと3日。

初日はアクションシーン。主人公とヒロインが次々と亜侠扮するゾンビをうち倒す。やられたら素早く画面からはけて再び演技。
順調にやられていくと、最後の最後で本田がファンブル。しかも「道化師」の1ゾロファンブルなので、失敗の効果は他のキャラに。
ランダムで決められた生け贄はソフィアに。なんと小道具の筈の銃に実弾が! 危うく本物のゾンビになりかけるソフィア姐さん。
小道具の再チェックをしてみるも、他に不審な点はなし。不安を抱えたまま初日の撮影は終了。

2ワーク目。これは何かあるか……え、はい? 宴会ですか。そうですか。
呑む。


3日目。撮影2日目。昨日の事件にビビり、主役とヒロインが逃亡。ギャフン。

海底:仕方ない。君らのなかから主役とヒロインを抜擢しよう。光栄だろう?

この日からはロマンスシーンの撮影。使用する能力値は「恋愛」と言うことなので、主役は本田で決まり。ヒロインは……うわ、二人とも恋愛1ですか。
難易度は12(マイナス親密度)で、成功するはずもなく、その日は終了。そら無理だわ。

呑む。

4日目。本田が親密度を上げようとソフィアに言い寄るも、失敗。
撮影も失敗。

宿に戻ると、部屋が荒らされていた。どうやら撮影されたテープを狙っていたらしい。テープ自体は海底がもっていたため無事。
で、呑む(呑むんかい)。
呑んだあと、さすがにこのままでは撮影が危うい(この時点で目的を見失っていた)ので、本田が雪を呼び出し、熱烈なアプローチを。
養命酒をプレゼントにアプローチ「抱きしめる」を敢行、順調に成功度を稼ぐが、最後の最後でファンブル。しかも1ゾロ。とばっちりを受けて、アルが雪に嫌われる。なんでや?。
そしてここでソフィア姐さんが我に返る。そう、我々の目的は「撮影の成功」ではなく、「撮影の護衛」だったのだ! 正直忘れてました。
で、撮影されたテープをチェック。2日目の撮影部分に怪しい人影を発見。チーム内で記憶を照らし合わせた結果、大阪の亜侠チーム、「ブレインデッド」であることが判明。


5日目。撮影最終日。
女性陣がこれ以上無理なので、苦肉の策として男と男の熱い路線に変更。これはこれで受ける……かも?
抜擢されたのはぺぺ。本田と汗くさい友情を演じてもらうことに。

そして他のメンバーは、妨害した人物の情報集め。ここは情報屋の腕の見せ所ですよ。
……と思っていたら、あっさりソフィア姐さんが情報をゲット(一応中継ぎはしたんですが)。テープといい、いいとこなしだなあ。
映研の助監督が2日目の実銃のすり替えを白状。ライバル監督に依頼されたらしい。しかしテープの件は知らないと言う。……とその時、怪しい人影が。追うソフィアと雪。アルは撮影班の方に戻る。

人影は「ブレインデッド」の2人だった。問答無用で攻撃を仕掛ける女性亜侠。カラシニコフのフルオートが炸裂し、一人は死亡、一人は生け捕られる。スゲエ。


一方撮影。男同士のロマンスは、本田の苦戦をよそにぺぺのダイス目が走り、達成度を積み上げる。ぺぺ、もしかして、結構乗り気か……?
結局最終日で達成度を稼ぎ、撮影終了。どんなジャンルなんだ(笑)。


戻ってきた女性陣と合流し、「ブレインデッド」の片割れを宿の布団部屋で尋問。
彼らは黄龍会の資金を使い込んだ会計士を始末しにここまで来たが、偶然撮影のカメラに撮られたことに気づき、テープを奪取しようとしていたらしい。
そしてその瞬間、宿の明かりが落ちる。マズい、奪取しようとしていたのは彼らだけではなかったか。

慌てて海底の部屋に向かうと、途中で黒服と鉢合わせ。
なし崩し的に再び戦闘に突入。
おたから「清流舞扇」の能力で一人戦闘から脱落させ、もう一人をなんとか黙らせて戦闘終了。ちょっと危なかったけど、誰も14番送りにならず。ふう。

……というわけで、依頼も撮影もとりあえず成功。妙にヤオイ臭の漂うゾンビロマンス映画「ギャング・ドッグス」は大阪映画祭で奨励賞を取りましたとさ。どっとはらい。


スピークイージー結果
ソフィア:姉御的活躍を買われ、「親分」を獲得。
雪:戦闘での活躍から「殺し屋」
本田:度重なるファンブルが印象に残り「ダメ人間」しかしMVP。
ぺぺ:そりゃもう「色事師」でしょう。
アル:地味さで票が割れ、結局「走り屋」。そういやそんなこともあったなあ(笑)。

そしてアルは「応援」を7回使ったため、目標値10で判定するはめになり、最後の最後でギリギリ成功。ふう、危なく経験値なしになるところだった……。

今回は少々変則的なシナリオと言うこともあり、情報の探しどころがつかめずに他人にお株を取られっぱなしでした。もう少しクレバーに動かねば。
しかし何度やってもサタスペは展開がサタスペ的になるのが笑えます。男同士のロマンスって(笑)。

河嶋さん、トリッパーの皆さん、ありがとうございました。またどこかのセッションでお会いしましょう!

投稿者 だいすけ : 2004年05月11日 23:55 ゲームレビュー

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