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2004年05月31日

Grand Theft Auto -Vice City- レビュー

グランド・セフト・オート バイスシティ、通称GTA VC。
先ほどストーリーの最終ミッションをクリアしたのでレビューを。またサイドミッションなどは残ってるんですが。
ジャンルは犯罪アクションといったところでしょうか。

15年の刑期を終えたトニー・ヴェルセッティは、組織の足がかりのために、享楽の街、バイスシティに送り込まれる。
しかし、楽な仕事と思われたヤクの取引は、謎の集団の襲撃によっておじゃん。しかも金もヤクも奪われ、ヤバい立場になったトニーは、勝手の分からないバイスシティで調査を開始する。


舞台となるバイスシティは、箱庭的に作り込まれ、車やバイク、観光者や住人、もちろん犯罪者達が歩き回っています。その中を、主人公を操ってミッションをこなしていくのが基本的な進め方です。

アクションの基本は、歩いたり走ったり、銃やナイフで攻撃したりするほかに、タイトルにもなっている車泥棒があります。ボタン1発で行える車の強奪は、スクーターから乗用車、スポーツカーや果てはヘリや戦車までバリエーション豊富。
車に乗ると聞けるラジオはチャンネルが7つあり、ゲーム内時間に合わせて舞台設定のゴキゲン80’sが流れます。

ミッションの依頼は場所依存。地元の勢力のたまり場だったり、有力者の本拠地、物件を購入して発生するミッションなどもあります。物件は、発生する一定のミッションをクリアすると定期収入を生むようになり、セーブポイントにもなるので、次第に街でのし上がっていく達成感も得られます。
ミッションもカーチェイスから運び屋、スタントなど、ユニークなもの多数。ストーリーに関わるメインミッション以外は、いつ挑戦してもOKという自由度の高さ。この辺はさすが洋ゲーと言うべきか。


GTAシリーズといえば、その残酷なゲーム内容もよく取りざたされますが、実際の所、その辺りはプレイヤーにゆだねられています。確かに主人公は犯罪者で、プレイヤーがその気になればいつでも発砲、攻撃できる立場にあります。しかし、一般人を殺害するようなミッションはごくわずかで、それ以外では銃口が向く先は主に犯罪者です。
まあ、とはいえ、信号無視、当て逃げ、強盗程度は日常茶飯事にはなってしまうのですが……(笑)。


自由度、やり込み要素、ノリなどは非常に良いといえるGTAVCですが、気になるところがないわけではありません。
まずはロード時間。ゲームスタート時にまとめて読み込む長大なロード時間、ミッション開始時のロードは結構長く、やや気になります。

また、グラフィックもちょっと弱いところ。街や車などの堅いものはいいのですが、人はポリゴン数の少なさもあって平均以下。ミッション開始時などのデモでアップになるのがかなり辛いです。まあ、グラフィックを押し出したゲームではないので、目をつぶれなくはないですが。出来ればもう少し頑張って欲しかった。


とはいえ、それらの欠点を補ってあまりあるゲーム性でGTA世界にすっかり引き込まれてしまいました。続編(外伝?)も発表され、期待が高まるGTAシリーズです。


GTAVC公式サイト

投稿者 だいすけ : 2004年05月31日 23:44 ゲームレビュー

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