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2004年04月20日
私立探偵濱マイク(映画版)レビュー
2002年にTVドラマ化された「私立探偵濱マイク」の元になった映画版。3部作で「我が人生最悪の時」「遙かな時代の階段を」「罠」の3タイトル。
サタスペ分補給のために視聴。
横浜黄金町の映画館、日劇の2階に事務所を構える私立探偵、濱マイク。本名。
彼が遭遇する3つの事件を描きます。
設定は現代ですが、どこか7、80年代テイストが漂う作風です。特に白黒の1作目はその雰囲気が顕著。
作成時も日活映画を意識していたとのことで、私はその辺りの作品はよく分かりませんが、「探偵物語」などのテレビドラマ風のイメージが伝わりました。
1作目は帰化外国人の殺し屋、2作目は戦後すぐから「川」を支配するマフィアのボス、3作目は謎の仮面の人物と、その辺りのチープなアイテムはバッチリ。
濱マイクはTVシリーズから入ったのですが、それに比べて劇場版はコメディ要素が少なく、シリアスめの作りになってます。主演の永瀬正敏も若くて、私立探偵というよりはチンピラ風のイメージが(笑)。
探偵の師匠、エースのジョーこと宍戸錠、白タクドライバー兼情報屋の星野(ナンチャン)など、脇役も魅力的。
チープな探偵ドラマを楽しみたいならオススメ。
だいすけ評価は7/10。サタスペ的には8/10。
投稿者 だいすけ : 2004年04月20日 23:06 映画・ビデオレビュー
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ハタチ前後、 え?と6年くらいかなぁ すんごく近くに住んでました。 なくなっちゃうんだぁ・・・ サビシイなぁ・・・ [続きを読む]
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