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2004年03月08日

攻殻機動隊S.A.C.(PS2)ファーストインプレ

同タイトルの、スカパーで放映されていたTVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のゲーム版。

ストーリーはゲームオリジナルで、ジャンルは三人称視点のアクションシューティング。

セールスポイントは敵の行動を支配する「ゴーストハック」と透明化する「熱光学迷彩」なのだけど、使えるタイミングがかなり限られているので印象が薄い。(ステージ5現在)

ゴーストハックは侵入がミニゲームだったりして工夫が伺えるのだけど、そのミニゲームの出来がアレだったり、光学迷彩に至っては時間制の単なる「スター」扱いだったりと、ややお粗末。

ゲーム進行は「メタルギア」的なスニークスタイルかと思いきや、大量に弾をばらまいて進む殺戮方式。全然攻殻っぽくありません。まあ、ゲームシステムが疑似FPSな時点でスニークは無理。ロックオンもなし。
敵の思考のバカ加減と合わせて、頭を使わず進んでいけます。使っても無駄だし。

戦闘以外のアクション要素も、カメラワークの不自由さと、無闇にある1発死に要素で、ストレスのたまる作り。透明の壁に阻まれて墜死とかザラ。

また、独特の操作性なのにもかかわらず、キーコンフィグが数パターンからの選択式だったり、メニューの操作性が微妙に悪かったり(階層によって×ボタンキャンセルが効いたり効かなかったり)と、その点でも2流の域を出ない出来。

まあ、キャラゲーとしては良くできている部類ですが……。

【参考リンク】
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXゲーム公式サイト

投稿者 だいすけ : 2004年03月08日 13:39 ゲームレビュー

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