2004年03月27日
「エル・マリアッチ」レビュー(結構ネタバレ)
ロバート・ロドリゲス監督の「マリアッチ」三部作の1作目。
「デスペラード」「レジェンド・オブ・メキシコ」の原点ということで観てみました。
相棒に裏切られたギャングが、復讐のためにギターケースに銃を詰めて元相棒、リロの手下を殺していく。リロも当然ギャングを殺そうと死角を送り込むのだが、そこに偶然、ギターケースを持ったマリアッチが街を訪れる……。
主人公はこのマリアッチなのですが、「デスペラード」「レジェンド?」とは違い、バンデラスではありません。ワイルドさもなく、本当に単なるマリアッチの青年。
成り行き上手下を返り討ちにしたりするのだけど、基本的には逃げ続けるというキャラクターです。流石に最後は女性を助けに乗り込むんですが。
……というわけで、のちの2作とはかなり趣が違います。敵役のほうはのちの作品にも印象が近いんですけど。
それでもこの作品から引き継がれる設定もいくつかありますね。
・主人公がマリアッチ(デ・レ)
・敵のボスにヒロインが殺される(デ・レ)
・手を撃たれてギターが弾けなくなる(デ)
・ギターケースに銃をしまっている(デ・レ)
ロバート・ロドリゲス監督が24歳の時に撮ったということで、カメラワークが素人臭かったり、ヒロインが全然美人じゃなかったりしますが(初登場時、本気でオカマかと思ったほどごつい顔)、ロドリゲスファンならチェックしてもいいのではないかと。
だいすけ評価は5/10。
低予算、短期間(77万円、14日間)で素人が作ったにしては良くできてるんですが。
投稿者 だいすけ : 2004年03月27日 00:02 映画・ビデオレビュー
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dice-k00.com/mt/mt-tb.cgi/574