« 就職活動第一部完! | メイン | モンスターハンター(PS2)ファーストインプレッション »
2004年03月10日
イノセンス レビュー(ほぼネタバレなし)
押井守監督の「Ghost in the shell?攻殻機動隊」の続編。TVシリーズの「Second alone complex」とは平行世界なのでややこしい。
前作で主人公格の草薙素子は姿を消しているので、今回はバトーが主役。素子の失踪を引きずりながら、トグサと組んでアンドロイドによる殺人事件を捜査していく。
まあ、予想通りというか、押井節全開という感じで、理屈っぽく、画面も長回し多用で進んでいきます。
膨大な手間をかけたCG背景はすごいけど、何となく「すごいでしょ!」って感じもして鼻につく。この辺は手書きだった時からそうだったから、CGだからということではないのかもしれないけど。
今回のコンセプトは中華サイバーパンクですね。クーロンズゲートみたいな。今の技術でやりたいなあ。クーロンズゲート。
鼻につくと言えば、登場人物が、やたら文献から引用したセリフを言うというのも気になります。この辺は既に観た人が良く話題にしてますね。
その辺に関してはここの人の例えが面白かったですね。わたしが見つけたわけじゃないですが。
あとは「人形」ですかね。一部でカルトな人気を誇る、球体関節人形型のアンドロイドが話のメインです。しかし何故球体関節なんだろう。アンドロイドとしてはマイノリティっぽい気もするけど。人工皮膚で覆ってるから、その道のマニア用というわけでもないだろうし。謎だ。
とりあえず、映像は結構すごいので、それを観るためにでもお金を払う価値はありか。出来れば劇場で。
だいすけ評価は7/10。映像だけなら8/10。
投稿者 だいすけ : 2004年03月10日 22:23 映画・ビデオレビュー
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dice-k00.com/mt/mt-tb.cgi/556