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2004年02月26日

スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック「ピーナッツ」レビュー

同じタイトルでいくつか出てますが、2001年に出た2000円のもの。他に7000円の愛蔵版、700円の文庫版があります。

日本では「スヌーピー」として認知度の高いコミック、「ピーナッツ」連載50周年を記念して作られた書籍。作者シュルツ氏のコメントと共に、50年間の歩みを振り返ります。もちろん、その時代ごとのコミックも選り抜いて収録されていて、キャラクターたちの変遷を知ることが出来ます。

日本で手軽に入手できるコミックは、大概が80年代以降の作品を掲載したものですし、かといって正直50年代のものを全て見るのはつらい(60、70年代は全部読みたいなあ)ので、こうやって要所を抜き出したものがあるのは非常にありがたいです。まあ、初めてチャーリーブラウンやスヌーピーが登場する回などは、他のコミックでも掲載されているので新鮮味はないですが……。
気になる形式は、シュルツ氏の手書きフキダシとセリフをそのまま残し、コマ外に翻訳されたセリフを載せるという定番方式。

各年代ごとのシュルツ氏の解説も興味深く、ちょっと気むずかしそうなその人柄にも触れることができます。
資料的価値は大きいかと。値段も手頃ですし。

【参考リンク】
朝日新聞社・BOOKアサヒコム
スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック「ピーナッツ」

投稿者 だいすけ : 2004年02月26日 10:02 本レビュー

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