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2004年02月06日
逆転裁判3 終了レビュー(ネタバレなし)
先ほどエンディングを迎えたのでレビュー。
ジャンルは「法廷バトル」とありますが、わかりやすくいえば裁判風味のアドベンチャーゲーム。聞き込みをして、証拠を揃え、裁判のときに証言の矛盾を指摘して無罪を勝ち取るのが目的。
シリーズ3作目ということで、システムもこなれ、そういう面での不満点はなし。今回から、一度見たテキストを早送りできるようにもなっているので、うっかり見た選択肢を選んでイライラということもなし。
ただ、今回ならではという新システムはなし。2で「サイコロック」が増えたような要素がないのはちょっと残念か。
ストーリーは相変わらず秀逸。ちょっとあくの強いキャラクターが嫌いでなければ楽しめるはず。笑いあり、ちょっとグッと来るシーンありと、上手くツボを押さえてあります。
新たに登場する人物も魅力あるキャラクターばかりです。
不満点は証拠を「突きつける」システム。証言の矛盾を感じたら、それに対応する証拠品を提示するシステムなのだけど、同じことを言いたくても、それに対応する(ように見える)証拠品が複数あるのに、その中のひとつしか正解でなかったり、話題が複数ページにまたがっていて、どちらのタイミングで提示すればいいのか変わりづらい箇所が結構あったのがひとつ。
もう一つの不満はフラグ立て。探偵パートでは、進行に、「特定の人物に特定のアイテムを見せる」というのがフラグになっていることがあり、結局全ての人物に全てのアイテムなどを見せるという総当たり方式になってしまうのが残念。もうちょっとポイントを抑えた進行でもよかったかも。
まあそれでも、GBAのゲームとしてはボリューム、質共に満足できる出来だと思います。
とりあえず3部作ということで一段落っぽい展開でしたが、もっと続いて欲しいと思わせる魅力は充分にあるかと。
だいすけ評価は9/10。
【関連リンク】
逆転裁判3
投稿者 だいすけ : 2004年02月06日 23:29 ゲームレビュー /etc.
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