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2004年01月13日

小説:エイリアン黒死帝国(上・下)レビュー

(メインサイトの移植版です)
菊地秀行のトレジャーハンター八頭大シリーズ最新刊。
「魔神国」で一旦終了し、「蒼血魔城」で復活した2作目。この巻から挿絵が天野喜孝から柴田昌弘に。

今回は、人類のミッシングリンクである類人猿のミイラを巡る冒険なのだけど、そのミイラの呪いで主人公はほとんど身動きが取れなくなってしまう。そこで登場した新キャラ牙鳴譲が大活躍、というお話。
あとがきを読むに、この牙鳴を主人公にした外伝シリーズを始めるために書いた作品でもあるようで。

内容自体はややキャラを食われてる印象があるものの、いつも通りの雰囲気なのだけど、昔ほど楽しめないのは自分が変わったからか、シリーズに間があいてパワーダウンしたからか。どっちもかな。

しかし主人公、まだ高校生かなあ? サザエさんワールドに突入(笑)。
軽ーく読めるのでまあ時間つぶしに。

投稿者 だいすけ : 2004年01月13日 00:37 本レビュー

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