学園パトロール フィルモア

トゥーンディズニー開局で一斉に始まった番組がおおかた一回りしたので、作品ごとにレビューというか感想を書いてみようかと。

まずはTD関連でもっとも面白かった「フィルモア」から。


元々はディズニーチャンネルで放送して、リピートされていなかった物がTDに移って放映されるようになったもの、らしいです。



内容は、「X中学」を舞台に、学園内で起こった事件を捜査する「学園パトロール」に所属するフィルモアとイングリッドの活躍を描くストーリー。

この作品の面白いところは、この学園パトロールの活躍が、アメリカの刑事ドラマのフォーマットに沿って描かれているところ。

もちろん、中学生の話なので刑事ドラマそのままという訳ではなくて、それを絶妙にスケールダウンしているのだけど、潜入捜査あり、賭博(賭けるのは現金ではなくコミック本)の手入れあり、裏切りあり、チェイス(車ではなくて自転車やローラーボードなど、車輪の付いたもので何でも)ありと、かなりの本格派。それをパロディだからとおちゃらけた雰囲気にせず、ごく真面目に演出しているのがポイント。

学園も巨大なマンモス校と言うことで、部活動がやたらと沢山あって、それが刑事ドラマで言うところの職業の代わりになっていて、学校内でひとつの街をエミュレートしているかのように働いています。その辺りの設定も絶妙です。


主人公のフィルモアは元問題児で、学園パトロールに捕まったときに改心したという設定になっていて、彼の問題児に対する熱い説得も見どころ。醒めた目で見るとくさいセリフのオンパレードですが、吹き替えの渋めの声と相まって見応えがあります。


主人公の相棒にはイングリッドがいます。少しミステリアスな雰囲気をたたえた彼女はクールにして頭脳明晰。特技の「写真記憶」を元に、数々の謎をフィルモアと共に解いていきます。


学園パトロールの隊長、バリェホ。部下の無茶な行動(とにかくチェイスシーンでものを壊す)と、校長の無茶な注文(たいていパトロール隊の解散をちらつかされる)の狭間で苦しむ中間管理職。


パトロール隊の仲間たち。奥のキャラがヘタレ担当のオファーレル。撮影係。右のキャラがテハマ。指紋検査など科学捜査担当。左のキャラは……名前何だっけ(笑)。あまりストーリーには絡んできません。

魅力的なキャラクター、2転3転するストーリーと、とても良くできた作品だと思うのですが、残念ながら26話で終了。続編の見通しは立っていません。

各エピソードタイトルについてはHi-Filesさんのリストが詳しいので、そちらを参照のこと。

エピソードごとのレビューもいずれやりたいと思っています。まあ期待せずにお待ちください。

学園パトロール フィルモア” への2件のフィードバック

  1. 今のディズニーのテレビシリーズは
    面白そうな作品が沢山あるのですね。
    レビュー楽しみにしています。

  2. JETIX目当てで見始めたトゥーンディズニーですが、それ以外の作品にあたりが多かったのがうれしい誤算でした。
    レビューは……まあ、頑張ります(笑)。

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