ボードゲームでソロプレイ(前編・ソロ専用ゲーム)

定期的にボドゲをやる集まりをいくつか掛け持ちしてはいるんですが、それなりに時間がかかるものが多くて、1回の会でプレイできる数は限られてるし、それぞれやりたいものを持ち寄るので全部が遊べるわけでもないしで、買うペースに対して消化が追い付いてない状態です。
それに、掛け持ちしてるとは言っても、スケジュール調整問題もあり、「今日やろう!」みたいなことは当然無理なので、そこで注目したのがソロプレイ可能なボドゲ。

まあこれはもともと対戦型よりも協力プレイが好みというのもあるから、というのも大きいのですが(要するに弱い)。

ソロボドゲは存在自体がややマイナーという事もあり、扱っているサイトやブログを見つけるのもなかなか難しいので、自分のメモとニッチへの対応として記事にしてみます。この投稿をインデックスにして、個別のレビュー記事、もしくは自分が登録してるボドゲーマのページに飛ばすようにしようかと思ってます。

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2019/04/15:「Under Falling Skies」追加
2019/04/05:「Orchard: A 9 card solitaire game」追加
2019/04/02:「Pocket Landship」追加
2019/03/22:「Micro City」追加
2019/02/23:「Zombie in my Pocket」追加


ちなみに自分が把握してるソロプレイのボドゲを扱っているサイトは、

ソロゲーマー
 ソロプレイ可能ウォーゲームも扱ってて本格的な作りだけど、割と早い段階で更新が停まってしまった
TEENOのボードゲームレビュー
 ソロ専門というわけではないけど、ソロプレイボドゲについての話題が多め

これくらい? あと総合情報サイトとして、

ボドゲーマ
 日本のボードゲーム総合レビューSNS。ソロのゲームも扱っている。規模はまだ大きくはないが、日本語という安心感がある
Boardgame Geek
 海外でボドゲ情報と言ったらここ、というサイト。当然英語メインだけど、ルールなどの翻訳データも登録されていて、中には日本語に翻訳されたルールもある

という感じ。


調べてみると対応人数が1人を含むボドゲは意外と多くて、自分の持っているものでもソロ対応のものが結構ありました。
ちなみにソロプレイ可能ボドゲにはいくつか種類、傾向があって、まず大きく2つに分かれるかと思います。

・ソロプレイ専用ゲーム
・ソロプレイ対応ゲーム

専用ゲームは読んで字のごとく一人プレイのみに対応しているゲーム。複数人で遊ぶことはできませんが、特化しているだけあってソロプレイ用にしっかりバランシングされてます。

対応ゲームはプレイ人数が1人~〇人というタイプ。ソロプレイが可能ですが、必ずしもソロのバランスが考慮されているわけではありません。
このタイプは更に2種類に分類できます。

・ソロルールのある対戦タイプ
・完全協力タイプ

対戦タイプは当然対戦相手がいないとプレイできませんが、ソロ用のルールでその辺をカバーしています。大まかに言ってボット(自動化された仮想プレイヤー)を相手にするか、対戦相手なしでスコアアタック形式にするかという感じですかね。

協力タイプは、裏切り者がいたり、公開禁止の個人目標がないなど、プレイヤー間の情報共有に制限のないタイプが該当します。パンデミックのようにみんなで相談するもの(悪い言い方をすれば奉行問題が発生するようなの)は一人のプレイヤーが複数キャラクターを操作してプレイすることで、実質ソロプレイ可能になっているというわけですね。

ソロプレイのしやすさ、バランスの取れている度合いについては、大体、

ソロ専用>ソロルールあり対戦≧完全協力

という感じの印象です。一見完全協力の方がソロ向けに見えますが、複数キャラプレイの処理負担と少人数キャラにルールが対応しているかどうかで大きく変わってきます。
まあソロルールあり対戦も、こっちはこっちで初手から「練習用」と銘打たれていたりと、必ずしも向いているわけでもないんですが……。


前置きが長くなりましたが、所有していてソロプレイ済みのボドゲのリストと簡単なレビューを挙げていきます。
まずはソロプレイ専用ゲームから。
(レビューになるとなぜか「だである」調になってしまうクセがあるのでご容赦)
順不同ですが、追加する際は新しいものが上に来るようにしていきます。



【ソロ専用】


・Under Falling Skies
・Orchard: A 9 card solitaire game
・Pocket Landship
・Micro City
・Zombie in my Pocket
・ロビンソン漂流記【おすすめ】
・シェフィ
・ドラスレひとり旅
・アーカム・ノワール:事件簿1
・DEEP SPACE D-6
・MINI ROGUE

プレイに応じて追加していきます。

・Under Falling Skies(2019/04/15追加)
特記事項:無料、英語(BGG内に日本語ルールあり)、プリント&プレイ

上空から飛来するUFOの母船と戦闘機(敵船)を迎撃しながら研究を進め、戦局を覆す兵器を完成させるという、XCOM的なカード&ダイスゲーム。
テーマに合わせた縦に長いプレイエリアも特徴的。
ダイス目を使用したワーカープレイスメントで、対応したマスで発電、研究、ロボット作成、迎撃、地下基地採掘を行う。
大きい目ほど高い効果が得られるが、配置した縦列にいる敵船が同じマス数降下してきてしまい、敵船を撃墜するには特定のマスにいる時を狙うしかなく、ダイスを配置できるのは縦列に1個のみ、といった様々な制限もあり、きびしい選択を常に迫られる。
また、上空の母船は毎ターン1マス降下してきて、そのたびプレイヤーに不利な影響を与えてくるのも計算に入れなくてはならない。
一番簡単な難易度でも、あと1手までは何度か到達したものの、ここぞというときにいい目が出ず、まだクリアできていない。
(その後何度か挑戦してやっとクリアできた)

9枚の両面カードの他、3色のダイス計7つ、3色のトークン計11個が必要。
InDesignの練習を兼ねて作成した和訳ルールを、作者の許可を得てBGGに上げてある。
BGGページ


・Orchard: A 9 card solitaire game(2019/04/05追加)
特記事項:無料、英語、プリント&プレイ
BGGの2018年PnP部門賞
リンゴ、洋ナシ、プラムの木が印刷されたカードを、同じ木が重なるように置いていき、ハイスコアを目指すというソリティアパズル。
2つ重ねると1点、3つで3点、4つで6点になるので、手札をあれこれひねって同じ模様になる組み合わせを探していく。
手札は2枚持てるので、先を見越した配置ができれば高得点が狙えるが、なかなか難しい。
少ないカード数(カード9枚までというレギュレーションのコンテスト出品作でもあるので)だが、ダイス3色を5個ずつ用意するというのがなかなかハードルが高い。自分は「多人数ソロ対応ゲーム」で紹介した「ロールプレイヤー」に付属していたダイスを使用した(まあ、このゲームに関してはダイスは得点のカウンターにしか使用しないので、トークンなど他のもので代用できそうだが……)。
カード数制限に収めるためカード両面を使用していて、表裏を混ぜたシャッフルをしなければいけないのと、カードを置いて長考しているとどっちの面を使用するのか分からなくなってしまったりと、若干プレイアビリティを損なっているのが残念な点。
それを除けばルールも単純で、サッと遊べる手軽さは魅力。
BGGページ


・Pocket Landship(2019/04/02追加)
特記事項:無料、英語、プリント&プレイ
第一次大戦のひし形戦車を操り、敵軍の殲滅を目指すダイスゲー。
テーマでおっ、と思ったものの、そこまでひし形感(?)はない。スポンソン砲(張り出した側面の砲)があるくらい?
各ユニットの行動がダイス目で決まっていて、自軍はあらかじめ振ったダイスを割り当てて攻撃、敵は小さい順に左から自動で割り当てて攻撃、というラウンドを繰り返して、車体か主砲(もしくは裏面のコルベットクラス)が破壊されたら敗北、敵全滅で勝利という流れ。
ダイス割り当ての悩ましさは一応あるものの、運要素が強く、基本棒立ちで殴り合うようなスタイルなので、淡々とした展開になりがちでちょっと残念。
パワーアップしてスチームパンクっぽい(多脚戦車とか出てくる)ユニットが追加されたキックスターター版が支援受付中だけど、基本システムはあまり変わってなさそうで、バックするにはちょっと決め手に欠けるかなー、という感じ。
あくまでポケット版で、暇つぶしにならという印象をぬぐえない。
プリントしたカード(両面印刷でA4用紙1枚に収まるので作成は楽)のほか、トークン9個、6面ダイスが4つ必要。
BGGページ
ボドゲーマ


・Micro City(2019/03/22追加)
特記事項:無料、英語(BGGに有志翻訳ルールあり)、プリント&プレイ
プリント&プレイボドゲを紹介する、ゲムノスケさんのブログで紹介されていた建設マネジメントゲーム。
手札をプレイしてワーカーを移動させ、手札と移動先のアクションを実行するのが基本的な流れだが、ラウンド開始時にダイスを振り、アクションそれぞれに対応したダイスを消費することで上位版に変更できるのが大きな特徴。
クリア目標である建物の建設が上位アクションでしか行えないなど、ダイス消費が基本となるため、ダイスの目と手札、移動可能なマスと照らし合わせながら最善手を探るのが悩ましくも楽しい。
プリントしたカードの他、トークン15個、ダイス3つ、ワーカーコマ1つが別途必要。
BGGページ
ボドゲーマ


・Zombie in my Pocket(2019/02/23追加)
特記事項:無料、英語(BGG、ボドゲーマページ内に和訳ルールあり)、プリント&プレイ
プリント&プレイのゾンビサバイバルゲーム。BGGで2010年のPnPアワード受賞。
名前の通りミニマムなコンポーネントが特徴で、午後9時から開始して12時までに家の中から邪悪なトーテムを探し出し、脱出して墓地に埋葬すればゾンビハザードが終息して勝利、という内容。
良くも悪くも超ライトなゲームで、成長や「トーテム入手」以外の段階的な準備の要素がないので(アイテム入手はある)タイルの引きが良ければ5分で終わる。
PnPとはいえ、タイルシャッフルや配置要素があるので、ちゃんと遊ぶなら印刷の際に厚手の用紙にプリントするか、ボードに貼り付けるなどの工夫が必要。
BGGページ
ボドゲーマ


・ロビンソン漂流記
特記事項:日本語版、スマホアプリ版(英語のみ)あり
孤島に流れ着いたロビンソンを脱出させるというカードゲーム。
デッキ構築型のシステムで、最初はマイナスばかりのカードを除去して強いカードを獲得し、徐々にデッキを強くしていくことで、ラスボスの海賊船2体に勝利することを目指す。
カードを除去できるのは試練に負けてダメージを受けたときだけ、カードを入手できるのは勝ったときだけ、というシステムが面白い。
序盤は死なない程度に弱いカードを除去し、中盤で強くしていって、終盤でキラーカードを揃えるという流れが良く出来ている。
コンポーネントもコンパクトで遊びやすくおススメ。
スマホ版は英語のみなので、ちょっと癖のあるルールも相まって、英語得意な人以外はまずアナログ版をプレイしてルールを把握した方がいいと思う。
公式サイト
ボドゲーマ


・シェフィ
特記事項:日本製ゲーム、スマホアプリ版、3DS版あり
羊を増やして1000匹にするのが目的。
デッキ構築型で、匹数が減ってしまうカードを除去したり捨て札にしたりしながら増加のカードで個体を増やし、デッキが3周する間に1000匹のカードを場に出せばクリア。
カード効果の内容が把握できればクリアはそう難しくはない。初心者におススメとの評も多く、確かにそうかも。
公式サイト
ボドゲーマ


・ドラスレひとり旅
特記事項:日本製ゲーム、メタルフィギュア付き
多人数協力ゲーム「ドラスレ」スピンオフのソロゲーム。
カードに書かれた選択肢に対応した番号のカードに進んでいくという、実質ゲームブックのカードゲーム版。
パラグラフも数十と少なめで、クリアルートもほぼ決まっているのでリプレイ性は低い。
本編に使用できるメタルフィギュア(ひとり旅では使用しない)とキャラデータ込みのおまけと考えた方がいいかも。
公式サイト
ボドゲーマ


・アーカム・ノワール:事件簿1
特記事項:日本語版
私立探偵ラヴクラフトが不可解な事件を追っていく……という設定のカードゲーム。
ストーリー部分が完全にフレーバーで、原作の現象や事物が記されたカードが無作為に並ぶので、あまりテーマが生かされた感じはしない。
ゲームとしては手掛かりカードをアイコンがつながるように並べていき、狂気がいっぱいになるか時間切れまでに証拠カードを一定以上集めれば勝利という感じ。
アートワークがいい感じなだけに、淡々としたゲーム進行がちょっと残念。
あとソロ専用ゲームにしては場所を取るので広いテーブルが必要。
公式サイト
ボドゲーマ


・DEEP SPACE D-6
特記事項:無料、英語(ボドゲーマ内に私家ルール翻訳あり)、プリント&プレイ
プリント&プレイ(PnP)のスペースアドベンチャー。
キックスターター版があり、PnPはデモ版という扱いらしい。
クルーに見立てたダイスを振り、部署に割り当てて外部、内部から襲い来る脅威に対処していく。
結構難しくて、最後までクリアできたことがない。逆を言えば、難しさでリプレイ性を出しているともいえる(PnPは宇宙船1種類しかないし)。
カードと宇宙船シートを印刷し、そのほかダイスを7つとトークンを2個用意する必要あり。
ボドゲーマの「ルール」セクションにPnP版の私家ルール翻訳を投稿してある。
公式サイト
ボドゲーマ


・MINI ROGUE
特記事項:無料、英語(ボドゲーマ内に私家ルール翻訳あり)、プリント&プレイ
プリント&プレイのダンジョンハックもの。
カード7枚で5層14フロアのダンジョンを表現しているミニマルな作り。
難易度もそこまでではないが、リプレイ性もあまりない。一度クリアしたら満足、という感じかな。
製品版発売に向けてキックスターター準備中とのこと。
PnPとして、ダンジョンカード7枚、ステータスカード2枚を印刷し、トークン8つ、ダイス4つを用意する必要がある。
ボドゲーマの「ルール」セクションに私家ルール翻訳を投稿してある。
公式サイト
ボドゲーマ